【台風対策】屋根の補強をして被害軽減!各種、屋根の補強事例付き

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この記事はこんな人におすすめ

・台風被害を抑えたいが、屋根の補強方法がわからない

・屋根の知識がなく、屋根業者と繋がりもない

この記事で伝えたいこと

今回の記事は「台風被害に遭わない為に何かできる事がないか?」

そんな疑問をお持ちの方に、大掛かりな屋根修理をしなくても対策できる屋根の種類ごとの補強事例について解説しています。また記事後半では、台風の時期になると急増する悪質な修理業者を見分ける為のおすすめ方法も解説していますのでお役に立てていただければと思います。

 

屋根の補強を怠ると台風被害が大きくなる

 

台風の被害に遭った屋根の写真

台風被害に遭った方のほとんどは「前回の台風が来た時も大丈夫だったから問題ないでしょ。」と安心していた方が大勢います。

大体被害に遭ってから初めて、点検をしておけばよかったと思うのはしょうがないかもしれません。

 

瓦屋根の場合はヒビや浮きなどを長年放置していて、強い台風が来た際に上記のような多数の瓦が飛散した事例もあります。

別の事例では、トタンより長持ちするガルバリウム銅板を使った屋根で釘の浮きなどがあった場合は下記のように銅板ごとめくれて飛んでいく事例もあります。

台風被害に遭ったガルバリウム屋根の写真

車の場合、定期的に車検をして整備しておくことで車両不良の事故を軽減する効果がありますよね。

台風が来る前に屋根の補修をしっかり済ませることは雪国にお住まいの方がスタッドレスタイヤの減りを確認して、冬の準備をするのと変わりがありません。

 

このような準備は屋根も車と同じです。

 

台風が来る前にしっかり補強をしておかないと意図しない被害が発生してしまいます。

 

屋根はメンテナンスや補修をする間隔が何年と長くなるので曖昧になりがちですが、屋根材の浮きやサビ、ズレを事前に補強しておくことで台風被害を最小限に抑える事ができます。

 

屋根は経年劣化していると台風被害が出ても保険が効かない

「台風被害に遭ったら火災保険が使えるから大丈夫でしょ!」そう思っている方は要注意です。

火災保険は経年劣化していた場合は適用してくれない場合もあります。

 

保険が下りない状態で屋根材が飛散し、車や人に傷とつけてしまったら予想以上のお金がかかってしまいます。

 

そうならない為にも、台風が来る前に経年劣化があるか屋根屋にチェックしてもらい、不具合があれば補強や補修をしておくことが大切になります。

 

台風被害に遭った場合の屋根の修理費用と火災保険に関わる内容を詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。

台風前は突風が吹く!補強はプロへ依頼しよう

ここまで台風前の対策の重要性を伝えてきましたが、注意してほしいことがあります。

 

補強のために、ご自身で屋根に登ることはとても危険です。

 

台風対策のために自分で屋根にあがった人が落下して死亡する事故が後を絶ちません。

 

「今までやっていたから大丈夫」でも、台風前には突風が吹いて風に煽られることもあります。

屋根の為に、命を危険にさらす必要はありません。

補強をする際は、必ず屋根のプロにご相談してください。

 

続いて、過去に石川商店で行った屋根材ごとの補強事例をご紹介します。

①台風対策:瓦屋根の補強事例

下記は古い工法で作られた瓦屋根の棟部分をガイドライン工法で補強を行った事例です。

施工前の棟部分は瓦全体を針金で巻き付けているだけの固定方法で台風などでズレや飛散の原因になる状況でした。

 

瓦屋根の補強事例1

 

こちらの屋根には台風が来ても強いとされるガイドライン工法で補強を行いました。

 

ガイドライン工法は真ん中に鉄の棒でガイドを作り、瓦をガイドラインに固定する方法です。

 

 

瓦屋根の補強事例2

 

瓦屋根の補強事例3

 

完成した画像で一見変わっていないように見えるかもしれませんが瓦の上に突起がついたのがわかりますでしょうか。

この突起は針金で瓦とガイドラインを固定した証拠です。

 

この補強をすることで強風だけではなく地震の強度も上げる事ができます。

石川商店で行った瓦屋根の補強事例をもっと見たい方は下記にてご覧ください。

②台風対策:スレート屋根の補強事例

2つ目の補強事例は気づかないだけで結構起きているスレート屋根のヒビ割れの補強事例です。

下記の写真のようにいたるところでヒビ割れが起きるケースも少なくありません。

 

スレート屋根のひび割れが確認できる写真

 

こういったヒビ割れは放置しておくと台風が来た際に雨漏りにつながってしまいます。

ひび割れは接着剤を使って補強をすることが可能です。

ひび割れを補強している写真

きっちりとヒビに接着剤を入れて隙間をなくしてあげることで、雨漏りだけではなく飛散も防止することができます。

③台風対策:棟板金の補強事例

台風の被害で一番多い棟板金の補強事例をご紹介します。

まず被害事例の写真をご覧ください。

被害に遭った棟板金の写真

このようにめくれ上がって、風が吹くたびに屋根から騒音が出る状態になります。

 

そしてこの下地材の木材も痩せてきており、釘で打ち直してもまた抜ける恐れがあります。

この補強事例はまず下地材の木材を新しい物に変えていきます。

棟板金の補強事例1

下地を新しい木材に変更ができたら、新しい棟を釘で固定していき完成です。

棟板金の補強事例2

一見、板金だけ交換すれば良い様に見えますが再発しないようにするには問題となる根幹から改善することが大切です。

屋根以外にも台風対策を!

台風が来る際に気を付けなければいけないのは屋根だけではありません。

雨樋も同様です。

 

外壁に固定されている雨樋が外れて宙に浮いている場合は必ず、固定して台風の被害に遭わないような対策が必要です。

屋根以外の台風被害が多い箇所

台風時の強風で窓ガラスが割れたなんて聞いたことはありませんでしょうか?

窓ガラスは段ボールを貼っておくことで万が一割れても、飛散を防ぐことができます。

 

台風が来た時に「窓ガラスが割れるんじゃないか?」と心配な方は実践してみてください。

 

このほかにも、外壁や植木、物置やカーポートが台風被害にあったという声をよく耳にします。

 

台風は事前に対策をしっかりしておけば、被害を最小限に食い止める事ができます。

 

悪徳業者を見分けるためにすること

年々、不安な心理状況を狙った悪徳業者が増えてきています。

自宅に身に覚えのない業者が訪問してきたら簡単に家に入れてはいけません。

 

台風被害にあった際は複数の業者から見積もりを取るなど、冷静な判断が必要となりますので何も影響がない時から専属の屋根屋さんを見つけておくことが良いかと思います。

 

屋根屋の私が悪徳業者を見分ける方法の一部をご紹介します。

・家族や知人に相談する。
・消費者センターなどに相談する。
・見積もりや契約内容をよく確認する。
・複数の会社でお見積もりを比較する。
・クーリング・オフが適用されるか確認する。

 

この5つを徹底して頂ければ、悪徳業者の被害に遭う可能性を減らすことができます。

まとめ

実際に台風被害に遭った屋根や台風対策の為に行った補強事例をまとめてみましたがいかがでしたでしょうか。

では、今回の記事のおさらいです!

 

  1. 【1】台風は事前に屋根の補強することで被害を軽減できます!
  2. 【2】補強やメンテナンスを怠っていると台風被害で大きな出費になったり、火災保険が適用外になることもあるので油断は禁物です。
  3. 【3】悪徳業者に引っかからないようにいつでも相談できる専属の屋根屋さんを見つけておきましょう。

最後に

私は屋根屋は「屋根専門の医者」と思ってます。

台風前に自分の住む家の屋根に異常がないか気軽に相談できる屋根屋を見つけておくことを強くお勧めします。

 

もし近所や知り合いに屋根屋さんがいなければ、僕へご相談いただければと思います。

遠方の方には信頼できる屋根屋をご紹介する事も行っております!

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