本記事の目次
雪止めアングルとは?
雪止めアングルとは、L字型に加工された雪止めに追加して連結させる長い棒状の金具のことです。
雪止めアングルを設置することで、雪止めの効果をより高められます。
また、雪止めアングルは、すでに設置してある雪止め金具に後付けが可能です。
ちなみに、雪止めアングルは素材がアルミのため、別名「雪止めアルミアングル」とも呼ばれています。
雪止めアルミアングルについて詳しく知りたい方は、以下の記事を併せてご覧ください。
アルミ製の雪止めアングルの特徴3つやメリットを紹介!注意点も解説
雪止めアングルを設置する2つのメリット
雪止めアングルを設置する上で、一番気になるのが設置するメリットでしょう。
ここでは、雪止めアングルを設置するメリット紹介していきます。
雪止めアングルを設置するメリットは2つあり、以下の通りです。
- 1.少量の雪でも止めてくれる
- 2.近隣トラブルをより防げる
まずは、雪止めアングルのメリットをしっかりと理解することで、後述する雪止めアングルを設置するときの注意点などを見て、設置をするかどうか正しい判断を行えるようになりますよ。
1つずつ順を追って解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
雪止めアングルのメリット1.少量の雪でも止めてくれる
雪止めアングルを設置することで、雪止めのみでは止めることのできない少量の雪でも止められます。
なぜなら、雪止めアングルを設置することで、雪止め同士の隙間を埋められて、雪止めの隙間から落ちてしまう少量の雪を防げるようになるからです。
雪止めアングルがない場合だと、雪止め同士に隙間ができ、隙間から雪が抜け落ちてしまいます。
一方で、雪止めアングルがあれば、雪止め同士の隙間を埋められて、しっかりと雪をキャッチしてくます。
そのため、雪止めのみでは止められない少量の雪も止めたい方におすすめです。
雪止めアングルのメリット2.近隣トラブルをより防げる
雪止めアングルには、「近隣トラブルをより防げる」というメリットがあります。
具体的に、どのような近隣トラブルが起こりえるのか紹介していきます。
- ・隣家の車の屋根に落雪して、屋根の一部を破損させてしまった
- ・落雪により隣家の出入り口を塞いでしまった
- ・隣家の庭木の枝を折ってしまった
雪止めを設置していても、落雪による近隣トラブルを全て防げるとは限りません。
雪止めアングルを設置して、雪止め効果をより高めることで、近隣トラブルを防げる可能性が高まりますよ。
また、民法218条で以下のように定められています。
「土地の所有者は、直接に雨水を隣地に注ぐ構造の屋根その他の工作物を設けてはならない」
そのため、落雪によって近隣に被害をだしてしまうと責任を取らなければならなくなるので、雪止めアングルはとても重要なものだと言えます。
雪止めアングルを設置するときの注意点
ここまで、雪止めアングルを設置する際のメリットを解説してきましたが、雪止めアングルを設置する時には、注意点も存在します。
雪止めアングルを設置する際の注意点は2つあり、以下の通りです。
- 1.材料費が高くなる
- 2.屋根によっては効果が薄くなる
雪止めアングルを設置する際の注意点を理解しておくことで、スムーズに雪止めの設置ができるようになりますよ。
それでは、1つずつ順番に解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
1.材料費が高くなる
雪止めアングルを設置しようとすると、雪止めのみの設置時よりも材料費が高くなってしまいます。
雪止めアングルを設置するということは、「雪止めに加えてアルミアングルを追加で設置する」ということです。
そのため、追加分の費用がかかってしまい、材料費が高くなってしまいます。
追加でかかる材料費は、一般的な大きさの家であれば8~12万円ほどです。
あくまでも、一般的な家での値段なので家や屋根の大きさによって、金額は左右するので注意しましょう。
2.屋根によっては効果が薄くなる
雪止めアングルは、設置する屋根によって効果が薄くなってしまいます。
つまり、一部の屋根にしか効果がでにくいということです。
そのため、事前に「自分の家には雪止めアングルが必要なのかどうか」を確認しておきましょう。
ちなみに、雪止めアングルの効果が出る屋根は以下の通りです。
- ・大きな屋根
- ・傾斜が約31度以上の急勾配の屋根
- ・屋根表面の摩擦が少なくつるっとしているストレートな屋根
- ・隣家が近く敷地間にスペースがない屋根
あなたの家に、本当に雪止めアングルが必要かどうか今一度考えてみましょう。
雪止めアングルの設置は実績のある業者に依頼しよう
雪止めアングルを設置する場合は、DIYでは行わずに実績のある業者に依頼することをおすすめします。
雪止めアングルをDIYで行わずに、実績のある業者に依頼した方がいい理由は以下の通りです。
- ・高所の屋根での作業は危険を伴う
- ・高さ2m以上の高所な作業では「フルハーネス」が必要など法律で装備が定められている
- ・施工ミスの心配がなく安心して設置ができる
- ・施工までの流れがスムーズで素早く設置ができる
- ・設置が甘いと雪と一緒にアングルが落下してくる可能性がある
- ・雨漏りなど屋根の破損に繋がることがある
雪止めアングルの設置を行っている業者は、数多くあります。
しかし、施工ミスによって、雨漏りなどが引き起こされてしまう危険性があるため、実績があまりない業者に依頼することは避けましょう。
石川商店なら雪止めアングルを正しく設置できる
実績のある業者といっても、どの業者が実績があって信頼できるのか分からないですよね。
そこで、実績があって信頼できる業者として「石川商店」を紹介します。
石川商店なら、技術力の高い職人さんが施工を行ってくれるので、雪止めアングルを正しく設置できます。
また、石川商店に依頼するメリットは以下の通りです。
- ・技術力の高い職人さんが施工を行ってくれる
- ・実績豊富で対応エリア外でも信頼できる業者を紹介してくれる手厚いサポート
- ・アングルの必要な屋根かどうか適切に判断してくれる
- ・公式LINEで簡単に相談もできる
- ・公式YouTubeチャンネルで屋根について分かりやすい解説をしていて信頼できる
現在、雪止めアングルの設置を考えている方は、実績があって信頼できる石川商店に依頼してみてはいかがでしょうか?
まとめ:雪止めアングルは設置する価値がある
今回は、雪止めアングルについて設置するメリットや設置する際の注意点を紹介しました。
最後に、本記事の内容をまとめたので、もう一度おさらいしておきましょう。
- ・雪止めアングルによってより高い雪止め効果が得られる
- ・雪止めのみでは止めることができない少量に雪も止めることができる
- ・近隣トラブルの回避に繋がる
- ・雪止めアングルには設置が必要の屋根と設置する必要のない屋根がある
- ・雪止めアングルの設置は実績のある業者に依頼する
雪止めのみでは、十分な効果を得られない場合には、雪止めアングルを設置する価値は十分にあります。
また、材料費などが高くなるからといって、設置を行わずに近隣トラブルが起きてしまった場合には、責任を取らなければなりません。
そして、結果的に施工費よりも高額な損害賠償を払わなければならないケースに発展してしまう可能性もあるでしょう。
最悪な自体にならないためにも、実績があって信頼できる業者に相談することをおすすめします。
ちなみに、石川商店では無料相談を実施しているので、屋根まわりのことであれば気軽に相談できますよ。
石川商店からのお願い
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