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スレート屋根に空いた穴を補修する方法
工場や倉庫などに使われている波型のスレート屋根に空いてしまった穴は小さければ市販の補修材で塞ぐことができます。ただし、穴が空くほど脆くなっているので屋根の上に乗らず作業できる箇所のみで行ってください。
使用するものは、ホームセンターなどで売られている屋根の補修材・ファイバーテープ・水・ハケ・はさみになります。
補修材を使った穴の補修方法の流れ
- 【1】ファイバーテープを穴の上に貼る
- 【2】補修材を塗る
- 【3】水でならす
上記の手順で行って完成です。
石川商店では部分的な補修だと、また近くの箇所で穴があく可能性がありますので波型スレートの穴の開いた付近を下記の画像のように新しいスレートに交換します。
もちろん、落下防止対策として命綱を付け、ネットを張った上で下にある骨組みの上で作業を行います。
穴の空いたスレート屋根は屋根の職人でも、いつ落下するかわからない状況ですので、一般の方は絶対に屋根に上がることはしないでください。
スレート屋根の穴の補修にかかる費用は?
波型スレート屋根の補修にかかる費用について解説します。
補修部分の広さや高さによって、落下防止対策に必要なものが大きく変わってきます。
その為、金額に関しては状況によって異なりますので一度、業者へご相談頂き見積を取ってください。
波型スレートに穴が空く原因は?
何故、波型スレートに穴が空くのか?その原因について知っておくことも大切です。
- 波型スレートに穴が空く原因
- 【1】表面の塗膜がなくなったことにより、コケやカビが発生し劣化スピードが早くなった
- 【2】留め具の緩みや錆移り
- 【3】寒暖差による経年劣化
上記の3つが穴が空く理由の主な原因です。屋根は直射日光だけではなく、台風や雪など直接あたる部分になりますので膨張と伸縮を繰り返し脆くなっていきます。
波型スレートとは?
波型スレートとは、ロックウールやグラスウールとコンクリートを混ぜ合わせて波板上にした屋根材を使った屋根になります。主に工場や倉庫の屋根や外壁に使われている建材です。
一軒家などに使われているスレート屋根と波型スレートは形が異なります。
スレート屋根に使われているスレートは下記のような板状の屋根材を使った屋根になります。
空いた穴を自分で補修するのは、かなり危険!
方法が分かったから自分でもやってみよう。と思っている方がいると思います。
ちょっとお待ちください!!!
何度も言いますが、穴が空くほど劣化しているスレート屋根は、いつ踏み割れてもおかしくありません。
また、自分で修復をすることで、火災保険にある「風災補償」の対象外になる場合があります。
万が一、火災保険に入っていない方で外壁の補修なら、直接乗ったりすることがなく転落のリスクも少ないので、安全面を考えて2人がかりで行えるかなと思います。
スレート屋根の穴は業者に見てもらおう
スレート屋根の穴の修復は、簡単そうに見えますが落下して怪我をするリスクが高い作業になるのでご自身で行わず屋根屋さんにご依頼をすることをオススメします。
- 屋根業者に頼むメリット
- 【1】自分で穴を見るよりも、専門の業者に見てもらう方が確実に屋根を治せる
- 【2】穴以外のスレート屋根の症状も見てもらえるメリットがある
- 【3】項目3
石川商店では、LINEやメールなどで無料相談を受け付けているので、穴が空いて困っている方は下記よりご相談して見てください。
まとめ
波型スレート屋根に空いた穴は自分で補修することはお勧めしません。劣化が進んだ波型スレートの上は、薄くなった氷の上と同じ状態で割れやすい状態になっている可能性があり非常に危険です。
修理が必要な場合は専門の屋根屋にお問い合わせください。石川商店では、個人宅の波型スレート屋根の補修は行っております。
波型スレート以外でも屋根に関する悩みがありましたら、お気軽に下記の窓口からお問い合わせください。
石川商店からのお願い
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