本記事の目次
レンガ調の外壁とは?レンガ調の外壁の種類
レンガ調の外壁とは、レンガのような見た目ですが、本物のレンガではない建材を使用して作られています。”レンガ調タイル”と”レンガ調サイディング”を使う2つの方法があり、それぞれどのようなものかをご紹介します。
レンガ調タイル
レンガと同様に粘土を主成分とし、タイル状になっているため石質が豊富で、硬度が高いことが特徴です。見た目は本物のレンガとほとんど変わりはありませんが、形状や薄さなど加工がしやすいという特徴があります。
レンガ調サイディング
レンガ調サイディングは、繊維質とセメントを混合後に高熱処理した”窯業(ようぎょう)系サイディングボード”のひとつです。住宅の外壁に貼るパネルに、レンガのような加工が施されています。
外壁材の特徴につきましては、下記の記事を参考にしてみてください。
レンガ調の外壁の長所
レンガ調タイル
レンガ積みより工期とコストを軽減
本物のレンガ積みと同等程度のクオリティ・耐久性ながら、工期とコストを削減できるのもレンガ調タイルの魅力ポイントです。レンガ調タイルはレンガ積みのように一つずつ積み上げる必要がなく、施工手順を効率化できるため少ない手間とコストで仕上げることができます。
サイズや色のバラつきが少ない
レンガ調タイルは製造工程の関係で、本物のレンガよりサイズや焼き加減による色のバラつきが少ないのも特徴です。レンガの微妙な差や色ムラは味わいにもなりますが、外観のテイストによっては合わないことがあります。レンガ調タイルは1枚ごとの精度が高いため、スタイリッシュで高級感のある外観をつくりやすいです。
汚れが付きにくく落としやすい
レンガ調タイルは、水分と一緒に汚れが流れ落ちる”高い親水性”を持っています。レンガは素材によっては汚れやカビが発生しやすく、定期的な洗浄が必要になることもあります。しかし、レンガ調タイルは高い親水性のおかげで雨風や砂埃などの汚れがつきにくく、美しい外観を保つことができます。
目地を無くせる
レンガはモルタルの目地が入りますが、レンガ調タイルは目地を無くせるのも大きな長所です。目地部分のモルタルは経年劣化によるひび割れなどが発生するため、定期的なメンテナンスが必要となります。レンガ調タイルは目地そのものを無くすことで、メンテナンスの手間と費用も削減できるのです。
レンガ調サイディング
一般住宅と変わらない工期・コスト
一般住宅と変わらない工期・コストでレンガ風の外観をつくれるのが大きな長所です。
リフォームがしやすい
施工のしやすいレンガ調サイディングは、リフォームにも時間と手間がかからず費用を安く抑えられます。工事ができる業者も多いため、気になったときにすぐ補修を頼めます。
デザイン性に優れている
機械で仕上げるレンガ調サイディングは品質が安定していてムラがないため、統一感のあるデザインを楽しめます。またアンティーク調やイギリス風・北欧風・赤レンガなど、デザインやカラーのバリエーションも豊富です。出回っている種類が少ない本物のレンガよりも、好みに合わせて自由に選択しやすいでしょう。
レンガ調の外壁の短所
レンガ調タイル
レンガ調サイディングより高価
サイディングボードを貼り付けるだけのサイディングとは異なり、一つ一つレンガを貼り付けていくという手間のかかる作業のため、レンガ積みよりは抑えられますが、費用が高くなるのがレンガ調タイルです。
外壁の施工期間が長い
通常の外壁と比べると、レンガ調の外壁を取り扱っている業者が少ないです。業者に依頼した際には、どのようなレンガ調の外壁にするのか、どの程度の範囲に施工するのか、施工をおこなう時期や費用など、通常の外壁よりも、発注から施工完了までにある程度時間が掛かってきます。
レンガ調サイディング
小まめなメンテナンスが必要
ほとんど手がかからないレンガと違って、レンガ調サイディングはボードのつなぎ目が弱いため小まめなメンテナンスが必要です。長期間にわたって使っていると経年劣化によって外壁から白い粉が出たり、塗装が剥がれたりといった症状が現れます。劣化のサインを放置すると雨漏りやひび割れに発展する可能性もあるため、早めの対処が必要です。
蓄熱しやすい
レンガ調サイディングに限らず、原料にセメントを使った窯業系サイディングには熱を吸収しやすい性質があります。特に夏場は外壁の蓄熱に伴って室内の温度が上昇するため、エアコンの電気代が高く付いてしまう場合もあるでしょう。
まとめ
レンガ調タイルと、窯業系サイディングボードの一種であるレンガ調サイディングは、高級感のあるデザインや耐震性・耐火性・リフォームのしやすさなど、多くのメリットがある外壁材です。レンガと比べて施工にかかる工期が圧倒的に短く、導入費用もかなり安く抑えられます。ただし、サイディングボードは定期的な塗装・コーキング補修などのメンテナンスが必要になるため、導入の際には適切なタイミングを把握しておきましょう。
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