外壁塗装が必要な素材と塗装が必要ではない素材について徹底解説!

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  • 住宅の外壁だけでも素材が使いわけられていて、中には塗装が必要ではない素材も存在することをご存知でしょうか。今回は、外壁素材が必要な素材と塗装が必要ではない素材をまとめてみましたので、ご紹介致します。

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  • ・塗装が必要な素材を知りたい
  • ・塗装が必要ではない素材を知りたい
この記事で伝えたいこと

・塗装が必要な素材が分かる

・塗装が必要ではない素材が分かる

塗装が必要な素材

外壁塗装が必要な素材

窯業系サイディング

窯業系サイディングは、耐久性と美観を維持するために定期的な塗装が必要です。外壁塗装の塗料の種類にもよりますが、他の外壁材に比べてこまめにメンテナンスが必要です。塗料は時間の経過とともに劣化して色褪せや剥がれなどが起こります。また、サイディングボード自体もひび割れや反りなどの不具合が徐々に表れ始めます。これらを放置すると雨漏りやさらなる劣化の原因になるため、定期的に状態を確認し、部分修理や再塗装を行う必要があります。

金属系サイディング

金属系サイディングは、年数が経つほど表面が劣化していき、外壁塗装で保護しないと耐用年数まで使用するのが難しくなります。塗装が劣化すると、雨水によって中の金属がサビてしまい寿命が短くなるからです。アルミと鉄の合金でできている、ガルバリウム鋼板は、サビづらい素材と言われていますが、10年以上経過したガルバリウム鋼板が白く錆びて穴があくケースもありますので定期的な塗装は必要となります。

木材

木材は、適切なタイミングで外壁塗装しないと、劣化が進んで寿命が短くなり、トラブルに発展する場合があります。外壁の劣化による雨漏りから木部が腐食したり、シロアリ被害につながったりする恐れもあります。

ALC

ALCは、外壁の防水塗装など定期的なメンテナンスをしっかりすれば、ALCは外壁張り替えなどの大規模な工事は50年以上必要ないほど耐用年数は長いです。しかし、浸水に弱いというデメリットがあり、施工時の防水塗装と定期的なメンテナンスを行うことで補うことが出来ます。

モルタル

モルタルなど、左官で施工されている外壁は汚れや色褪せだけでなく、ひび割れや欠けなどが起きてしまうため、補修を兼ねた塗装工事が必要になります。モルタルはアルカリ性ですが、アルカリ性が弱まり、中性から酸性へ傾くにつれ劣化しやすくなりますので、アルカリ性を保つためにも定期的な塗装が必要です。

コンクリート

コンクリートは、そのままでは水に弱く、すぐに劣化してしまいます。そのため、コンクリート外壁には水分からの影響を防ぐための塗料で保護しましょう。コンクリートの風合いをそのままにしたい場合は、撥水剤という無色透明の塗料が塗られている場合もあります。撥水剤を塗装した上にさらにフッ素樹脂クリヤーを塗ることで撥水効果を長期に持続させることが可能です。

スチール・鉄

スチール・鉄製は、ベランダの手すりや、雨戸などによく使われている素材です。鉄は、最初から塗装が施されている状態ですので、新たに塗り替えるときには、古くなった塗膜をケレン作業で剥がしてから、鉄部用の塗料で塗装していきます。鉄は、夏に高温になりやすいため、外壁塗装より早く劣化するため注意が必要です。

塩化ビニール製

塩化ビニール製は、紫外線により劣化し、放置すると割れてしまう可能性が高いです。素材を保護し長持ちさせるために定期的な塗装をすることをおすすめします。

塩ビ鋼板

塩ビ鋼板製は、非常に薄い材質のため、サビを放置しておくと穴が空くなどの原因になります。本来はサビにくい材質ですが、傷や凹み部分は特にサビが進行しやすいです。紫外線に強いといっても変色しないわけではないので美観などを考慮して塗装しましょう

塗装が必要ではない素材

外壁塗装が必要ではない素材

タイル

タイルは、粘土や鉱石を高温で焼き固めてつくるタイルは表面が劣化せず、耐水性も高く塗装の必要はありません。塗装しなくても防水性や美観が損なわれず、耐久性も高いため長く使えることが大きなメリットです。

レンガ

レンガは、塗装において本物のレンガの場合は、陶器と同じ無機物なので、紫外線による劣化がほぼないと考えて大丈夫です。外壁を塗装もする必要がなく、メンテナンスでも塗り替えをしなくても問題ありません。しかし、レンガ調サイディングを使用している住宅では塗装が必要となりますので注意しましょう。

樹脂系サイディング

樹脂系サイディングは、サイディング自体に塗料の顔料が練りこんであるため、基本的に再塗装などといったメンテナンスは不要と言われています。コーキングもないため、長期間メンテナンス不要であると言えるでしょう。耐久性や耐候性にも優れていて、樹脂を含んでいるため、ひび割れなども起こりにくいです。

アルミ

アルミは、窓サッシやカーポートによく使われています。一般的にアルミは非鉄金属に分類されるため、塗料が密着せず、すぐに剝がれてくるという理由から塗装は推奨されていません。アルミはサビにくいメリットがあり、塗装も必要ないと言えます。

ステンレス

ステンレスとは、鉄とクロムからできた合金です。ステンレスも、アルミと同じく、サビにくい特徴がありますが、塗料が密着せず、すぐに剥がれてきてしまうため、塗装はおすすめできません。

銅は、屋根の水切りに使われていることがありますが、塗装は必要ありません。アルミやステンレスのように、塗ってもすぐに剥がれてしまうからではなく、銅が塗膜を溶かしてしまうからです。

まとめ

様々な外壁素材がある中で、塗装が必要な素材と塗装が必要ではない素材をまとめてみました。アルミやステンレスは塗装することができないわけではありませんので、住宅を塗装したい場合は業者とよく相談してから塗装しましょう。

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