タイル外壁について徹底解説!特徴やメリット・デメリットのまとめ

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  • 高級感のあるおしゃれな外観のお家にしたい!そう悩んでいる方には、タイル外壁がおすすめです。高級感と重厚感を感じることができ、唯一無二のタイルの家を作ることも可能です。今回は、タイル外壁について特徴やメリット・デメリットをまとめてみましたので、ご紹介致します。

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この記事はこんな人におすすめ
  • ・タイル外壁の特徴を知りたい
  • ・タイル外壁の種類を知りたい
  • ・タイル外壁のメリット・デメリットを知りたい
この記事で伝えたいこと

・タイル外壁の特徴が分かる

・タイル外壁の種類が分かる

・タイル外壁のメリット・デメリットが分かる

タイル外壁の特徴

タイルは土や石などを主原料にしています。それらを高温で焼いてできたものがタイルとなり、外壁材として使われています。高温で焼かれたタイルは非常に硬く、衝撃や耐摩耗に強い素材です。雨風や紫外線にさらされても劣化しにくい材質となっています。

タイル外壁の特徴

タイル外壁の種類

外壁材のタイルには、下記の2種類が使用されることが多いです。

磁器質タイル

磁器質タイルは、石や粘土を混ぜた原料を1300℃前後で焼きあげたタイルのことです。きめ細かで硬く、吸水性がほとんどないのが特徴。吸水率1%以下で水廻りの壁や床などに用いられることが多いです。

せっ器質タイル

せっ器質タイルは、粘土や長石などの原料を1200℃前後で焼きあげたタイルのことです。磁器質タイルに比べると、吸水性はわずかに高くなりますが、硬く耐久性や耐候性に優れています。吸水率5%以下で磁器質と比較して、素朴で味わいがあるタイルです。

タイル外壁のメリット

耐久性が高い

タイルは高温で焼かれており、非常に硬い性質のため、砂などが風で吹き付けてもほとんど傷がつかず、耐久性に優れています。また、吸水をほとんどしないため、凍害にも強い外壁材です。正しく施工がされていれば、タイル自体は長持ちしますので、他の外壁材に必要な張り替えや、定期的な塗り替えといったメンテナンスが不要な、耐久性の高い長寿命な外壁材と言って良いでしょう。

高級感がある

タイルは、見た目に華やかさがあり、他の素材と比べて高級感がある外壁材です。また、落ち着いた雰囲気があることから、重厚感のある外観もつくれます。重厚感は、タイル風のものでは表現できない本物ならではの魅力です。さらに、年月を経ると独特な風情が出ます。約1200度の火で焼いたタイルは、自然の醸し出す独特の風合いがあり、焼き物と同じように、タイル一枚一枚が唯一無二のものになります。

デザイン性が豊富

タイル外壁は、デザイン性が豊富で、自分の好みにあった雰囲気の家づくりを楽しめる点もタイルの魅力です。素朴なデザインのタイルを使って、シンプルでモダンなスタイルの家をつくったり、木目調や石の模様のタイルでオリジナリティの高い家に仕上げたりすることも可能です。デザインが豊富にあり、好みのテイストを実現しやすいことが大きなメリットと言えるでしょう。モダン、海外風から和風まで幅広いテイストにも対応することができます。

メンテナンスが簡単

タイル外壁は、頑丈で劣化が起きにくいことから、メンテナンスに手間が簡単なことも大きなポイントです。自然素材でつくられているため屋外でも劣化しにくく、サイディングの半額程度のメンテナンス費用で済むことが一般的です。外壁材に使用されるタイルは、基本的には半永久的に使用できるとされています。タイルのメンテナンスが必要となるまでの期間は30年ほどと言われており、他の外壁材よりも長く、メンテナンスの頻度が低い分、費用の負担が軽くなります。

タイル外壁のデメリット

初期費用が高い

タイルは、おしゃれな素材である分、他の外壁材と比べて初期費用が高いです。また、タイルを1つずつ貼り付けていく施工方法で、手間がかかります。そのため、メンテナンス費用は抑えられますが、初期費用はほかの外壁材よりも高くなりやすいです。一般的には、タイルのほうがサイディングより2倍程度高い料金がかかります。ただし、メンテナンス費用も含めて長期的な視点でみると、タイルの方がコストパフォーマンスは優れているのかもしれません。

剥がれることがある

手作業で貼り付けるタイルは、職人の腕が悪いと地震の揺れなどにより壁から剥がれ落下する可能性があります。特に注意したいのが、貼り付けの下地にモルタルを使用している工法の場合です。モルタルは弾力性が低いため、建物が揺れたときに振動を吸収できず、揺れの負担がそのままタイルにかかって、タイルが破損したり剥がれ落ちたりすることがあります。一方で、タイル自体に問題がなくても、タイルと外壁の接着が弱まってきて浮きが発生してきた場合には、メンテナンスが必要になります。適切な素材選定と下地も含めて正しい施工を行われていれば、剥がれたりすることはほとんどありません。

タイル外壁の相場費用

タイル外壁の相場費用は、1平方メートル約13,000~35,000円です。一般的な30坪程度の住宅では約300万円以上です。

タイル外壁の耐用年数

タイル外壁の耐用年数は、約40年です。

外壁タイルに塗装はできるのか?につきましては、下記の記事を参考にしてみて下さい。

外壁タイルに塗装はできる?タイル塗装のメリットや注意点について徹底解説!

まとめ

タイル外壁には、2種類のタイプがあり、それぞれに独特の風合いがあり、おしゃれで、高級感のある外観が魅力の外壁材です。また、正しく施工をすれば、耐久性が高くメンテナンス性に優れた長寿命な外壁材です。初期費用が高くなることがデメリットとしてありますが、長い目でみれば納得の外壁です。外壁材の性能も見た目もこだわりたいならタイルはとてもおすすめです。

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