品川区沿岸部の屋根塩害対策と塗装:最適な時期と長持ちの秘訣

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  • 「品川区沿岸部の我が家の屋根、もしかして塩害で傷んでいるのでは?」もしあなたがそう感じているなら、それは大切なご自宅からのSOSかもしれません。潮風にさらされる沿岸部の建物にとって、屋根塗装は単なる美観の維持だけでなく、深刻な塩害から構造を守るための重要なメンテナンスです。しかし、「いつやればいいの?」「どんな対策が必要?」と悩む方も多いでしょう。今回は、品川区沿岸部の屋根塩害対策と塗装についてまとめてみましたので、ご紹介します。

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・品川区沿岸部における屋根塗装の「塗り頃」を知りたい

・屋根材タイプ別「時期」×「優先処置」と塩害対策を知りたい

  • ・施工品質を左右する温度・湿度・天候の条件を知りたい
この記事で伝えたいこと

・品川区沿岸部における屋根塗装の「塗り頃」が分かる

・屋根材タイプ別「時期」×「優先処置」と塩害対策が分かる

・施工品質を左右する温度・湿度・天候の条件が分かる

本記事の目次

1.はじめに

品川区の沿岸部では、潮風に含まれる塩分の影響により、屋根の劣化が想像以上に早く進みます。特に金属屋根はサビが発生しやすく、なかなか見ないうちに防水性や耐久性が低下しているケースも少なくありません。この記事では、品川区沿岸部の環境特性を踏まえ、屋根の塩害対策として押さえておきたい塗装時期と、放置させるためのポイントをわかりやすく解説します。

2.品川区沿岸部における屋根塗装の「塗り頃」は?

品川区沿岸部の屋根は、潮風による塩害リスクが高い特性があります。最適な塗装時期を選ぶことは、塗料の性能を最大限に引き出し、長持ちさせるために不可欠です。

2-1.東京の気候特性から見る最適な時期

一般的に、屋根塗装に最適なのは春(4〜5月)と秋(10〜11月)です。この時期は気温が安定しており、湿度も低く、降水量が比較的少ないため、塗料の乾燥に適した環境が整いやすいからです。

春(4〜5月)のメリット・注意点:安定した気候で作業がスムーズに進みますが、花粉や黄砂による塗料への付着に注意し、適切な清掃が必要です。
秋(10〜11月)のメリット・注意点:梅雨や台風の時期を過ぎ、空気が乾燥しているため、塗膜がしっかりと乾燥しやすいです。ただし、台風一過後は基材の乾燥をしっかり確認することが重要です。

夏・冬でも塗装は可能?

「気温5℃以上、湿度85%未満」というメーカー基準を満たせば、夏や冬でも塗装は可能です。しかし、夏は猛暑による塗料の乾燥速度の速さや、冬は朝露や結露、低温による乾燥不良のリスクがあるため、より慎重な管理と対策が求められます。特に冬場の早朝や日没後の作業は、露点温度を考慮し、基材が完全に乾燥していることを確認する必要があります。詳しくは日本ペイントのFAQもご参照ください。

2-2.潮風・塩分付着を重点的に洗浄と乾燥の重要性

品川区沿岸部では、屋根表面に目に見えない塩分が日常的に付着しています。この塩分を十分に除去しないまま塗装を行うと、塗料の密着性が低下し、早期の剥離や膨張につながる恐れがあります。そのため、塗装時期の見極めだけでなく、高圧洗浄の質と、その後の乾燥管理が非常に特に重要です。梅雨直後明けや台風通過後は、屋根材や下地の内部に水分が残りやすく、表面が乾いて見えても塗装に適さない場合があります。十分な乾燥期間を確保し、塩分と水分の両方をしっかり取り込んだ状態で塗装を行うことで、塗膜の耐久性を大きく向上させることができます。

2-3.台風シーズンを見据えた塗装計画の考え方

沿岸部にある位置品川区では、台風による強風や横殴りの雨が屋根に与える影響も無視できません。そのため、塗装前には必ず点検と補修を行い、屋根の状態を整えた上で施工することが重要です。季節だけでなく、自然災害の影響を考慮した時期選びが、隣接部の屋根を長くさせるポイントとなります。

台風 外壁

3.「今すべき?」が一目で分かる塩害による屋根の劣化サイン早見表

品川区沿岸部では、海からの潮風に含まれる塩分の影響により、屋根や金属部材の劣化が内陸部よりも早く進みやすい環境にあります。そのため、目に見える症状が軽いうちから屋根の状態を確認し、適切なタイミングで点検やメンテナンスを行うことがございます。

見た目でわかる劣化サイン(屋根の防水・付帯部の劣化サイン)

棟板金の浮き・釘抜け

建物板金は屋根の最上部を覆い、雨水の侵入を防ぐ重要な部材です。ただし品川海岸部では、潮風に含まれる塩分が金属部分に付着し、固定している釘やビスの腐食を早めます。その結果、釘抜けや板金の浮きが発生しやす浮きやガタつきを放置すると、強風時に板金が見えたり、内部の貫板に雨水が浸入して腐食が進行したりする恐れがあります。見た目に大きく異常がなくても、軽い浮きが確認できた時点で点検を行うことが重要です。

屋根工事_09_棟板金設置01

谷樋・雨押え板金の錆・穴あき

谷樋や雨押え板金は、屋根の中でも特に雨水が集中する構造になっており、塩分と水分が長時間滞留しやすい箇所です。 沿岸部ではこの環境が重なり、錆の進行が非常に早くなります。初期段階では表面に赤錆が現れるる程度ですが、進行すると黒錆びへと変化し、最終的にはコールによる穴あきが発生します。

防水シーリングのひび割れ・痩せ

屋根材と板金の取り合い部分に使用されている防水シーリングは、雨水の侵入を防ぐ重要な役割を担っています。ひび割れや隙間が生じて、そこから雨水が浸入し、防水層や下地材を徐々に劣化させてしまいます。

2-2シーリング材の劣化

雪止め金具・アンテナ固定金具

雪止め金具やアンテナ固定金具などの小さな金属部品も、塩害の影響を強く取り付けます。これらは屋根表面に露出しているため、潮風や雨水を直接受けやすく、錆が進みやすい特徴があります。錆が進むと金具の強度が低下し、強風や地震の際に脱落する危険性があります。

08_雪止め金具01_ニチハ「 パミール 」

軒先・破風板の塗膜剥離

軒先や破風板は、屋根の中でも潮風と湿気の影響を同時に受けやすい位置にあります。そのため、塗膜の劣化や剥離が他の部位より早く進行しやすい傾向があります。塗膜が剥がれると、下地の木部や金属部が直接外気にさらされ、腐食や腐朽が進みます。特に木製の破風板では、劣化が進むと反りや割れが発生し、補修範囲が大きくなることもあります。早めに塗装や補修を行うことで、構造部へのダメージを防ぐことができます。

04_軒先01

4.屋根材タイプ別「時期」×「優先処置」と塩害対策

屋根材の種類によって、劣化の進行度合いや推奨される処置、時期が異なります。特に品川区沿岸部では、塩害を考慮した塗料選びと施工が重要です。

4-1.スレート屋根(コロニアル・カラーベスト)と塩害対策

スレート屋根(コロニアル・カラーベストなど)は、塗装による保護が不可欠な屋根材です。塗膜が劣化すると、色褪せ、チョーキング、コケ・カビの発生、ひび割れ、そして塩害による塗膜の剥がれや素地の脆弱化が進行します。品川区沿岸部では特に劣化が早まるため、定期的な点検と再塗装が重要です。高圧洗浄で汚れやコケを徹底除去した後、浸透性の高い下塗り材で素地を強化し、高耐久性、防錆性、遮熱性に優れた塗料で塗装することで、屋根材を保護し、長寿命化を図ります。塗膜の浮きや剥がれが目立つ場合は、屋根材自体の交換も検討する必要があります。

スレート 屋根 ひび割れ 補修工事

4-2.ガルバリウム鋼板屋根と塩害対策

ガルバリウム鋼板は軽量で耐久性に優れますが、塩害地域では金属表面の傷や切断面、釘穴、端部などから錆が発生するリスクがあります。特に海岸から近い地域では、定期的な点検とメンテナンスが不可欠です。錆が発生した場合は早めにケレン作業(錆除去)を行い、防錆効果の高い下塗り材を塗布した後、フッ素樹脂塗料やシリコン塗料などの高耐久性塗料で保護することで、錆の進行を抑制し、美観と機能性を維持できます。塗膜の剥がれや浮きが生じている場合は、再塗装のサインです。

ガルバリウム鋼板屋根 

4-3.日本瓦・洋瓦屋根と塩害対策

日本瓦は基本的に塗装の必要がない屋根材ですが、漆喰(しっくい)の劣化や、瓦のズレ、割れ、ひび割れが発生することがあります。塩害地域では、潮風による塩分の付着が瓦表面の白華現象を引き起こすことがあります。洋瓦(セメント瓦、コンクリート瓦など)は塗装によって保護されているものとそうでないものがあり、塗装が必要な場合はスレート屋根と同様に塗膜の劣化に注意が必要です。高圧洗浄で塩分や汚れを洗い流し、適切な下塗り材と、塩害に強い高耐久性塗料で保護します。漆喰の補修や、瓦のズレ・割れ、特に瓦を固定する銅線などの金属部材の腐食は、雨漏りの原因となるため、早急な点検と補修が求められます。

屋根 季節 陶器瓦

4-4.トタン屋根(亜鉛メッキ鋼板)と塩害対策

トタン屋根は、古い住宅や倉庫、集合住宅の一部などで今も多く使われている屋根材です。軽量で施工しやすい比較的、塩害地域では非常に錆びやすく、劣化の進行が早いという特徴があります。定期的な点検を行い、初期の錆段階でケレン作業を徹底し、強力な防錆下塗り材を使用することが重要です。塗装は春や秋の安定した時期が適しており、錆が進行している場合は、塗装ではなくガルバリウム鋼板への葺き替えやカバー工法も優先的に検討すべき屋根材です。

トタン屋根

4-5.アスファルトシングル屋根と塩害対策

アスファルトシングル屋根は、軽量でデザイン性が高く、最近戸建て住宅で採用例が増えている屋根材です。塩分を含んでいるだ湿気や紫外線の影響で継続力が低下すると、防水性能が落ち、床下への影響が出る場合がある。定期点検で浮きや浮きを確認し、部分補修や引き続き補強を行うことが重要です。

アスファルトシングル屋根

4-6.折板屋根(工場・共同住宅・大型建物)と塩害対策

折板屋根は、工場や倉庫、共同住宅などで多く採用されている金属屋根です。広く、ボルト部分や重なり部が多いため、塩害地域では錆が点在的に発生しやすいという特徴があります。特にボルト頭やシーリング部分は劣化が集中しやすく、放置すると雨漏りの原因になります。対策としては、ボルトキャップの設置やシーリングの打ち替え、多くの防錆塗装が有効です。施工時期は、気温と湿度が安定する春・秋が適しており、定期的な塗り替え計画を立てることで、屋根全体の耐久性を大きく向上させることができます。

折板屋根

5.施工品質を左右する温度・湿度・天候の条件

塗料の性能を最大限に引き出すためには、メーカーが定める施工条件を厳守することが不可欠です。品川区沿岸部での屋根塗装工事では、この条件がより重要になります。

5-1.メーカー基準:気温5℃以上・湿度85%未満

ほとんどの塗料メーカーは、気温5℃以上、相対湿度85%未満での施工を推奨しています。この条件から外れると、塗料が十分に乾燥せず、色ムラ、剥がれ、膨れなどの施工不良の原因となります。また、強風時の砂塵の付着や、降雨・結露も避けるべきです。

5-2.朝露・夜露への対応

特に冬場や春・秋の朝晩は、屋根塗料の性能を最大限に引き出すためには、メーカーが定める施工条件を厳守することが不可欠です。品川区沿岸部での屋根塗装工事では、この条件がより重要になります。表面に朝露や夜露が付着することがあります。露が付いた状態で塗装すると、塗料の密着不良を起こすため、基材の温度が露点温度を上回り、完全に乾燥するまで作業を待つ必要があります。

5-3.塗り重ね間隔・乾燥時間の遵守

塗料の種類ごとに定められた塗り重ね間隔や乾燥時間を守ることは、塗膜の性能を確保するために極めて重要です。これを守らないと、塗膜が十分に硬化せず、耐久性が著しく低下します。施工現場では、仕様書に基づいた厳密な管理と記録が求められます。施工標準に関する情報は、日本窯業外装材協会のサイトも参考になります。

5-4.風・日照・塩害環境への対応

屋根塗装では、温度や湿度だけでなく、風が強いさや日光、塩害環境も施工品質に大きく影響します。品川区沿岸部では、海からの風により塩分が屋根表面に付着しやすく、乾燥中の塗膜に汚れや微粒子が入り込むと、塗膜の平滑性や密着性が低下する可能性があります。また、日光が強い時間帯に塗装すると、表面が早く乾いても内部が追いつかず、膜厚不足やムラの原因になることがあります。施工前には風速や日射量を確認し、強風時は作業を控える、映像日光を思い切って(シート養生や作業時間の調整)を行うことが重要です。さらに、海岸沿い特有の塩害リスクに備えて、塗装前の高圧洗浄で塩分や砂をしっかりと洗い流すことも必要です。これにより、塗膜の密着性を確保し、耐久性を最大限に引き出すことができます。

品川区の屋根塗装は“いつ”が正解?|季節・屋根材・施工条件から決める最適時期ガイドにつきましては、下記の記事を参考にしてみて下さい。

https://riverstone-roofing.com/reconew/roof-painting-is…sonal-and-indoor/

6.品川区で“やっておきたい”制度・許認可の基本

品川区で塗装工事を行う際は、地域の制度や許認可、近隣配慮に関する知識がトラブル回避に不可欠です。助成金制度は活用できれば大きなメリットとなるため、事前の情報収集と申請が何よりも重要です。

6-1. 住宅改善工事助成の要点(対象・上限・工事前申請・受付時期)

対象(どんな家・どんな工事が助成を受けられる?)

対象となるのは、品川区内にある自己居住用の住宅が基本です。持ち家であっても、賃貸用として貸し出している場合は対象外となりやすいため注意が必要です。外壁・屋根・付帯部の塗装、防水、外構など、住まいの改善に該当する工事が対象となることが多く、塗装工事についても助成の対象として扱われるケースが一般的です。「区内業者へ依頼」が前提条件となります。

上限(いくらまで補助される?)

助成額は、年度ごとの予算と制度設計により上限額・補助率が決定されます。例えば「工事費の一定割合を補助する方式」「工事費に対して上限◯万円まで」などの形が採用されることが多く、塗装工事全体の負担を大幅に軽減することができます。年度によって内容が更新されるため、必ず最新年度の募集要項を確認することが重要です。また助成金は、工事完了後の報告書提出を経て支給されるため、書類の整合性や写真管理が求められる点もきちんと確保する必要があります。

工事前申請(最大の注意点)

本制度の最重要ポイントは、「必ず工事前に申請」しなくても構いません。契約後や着工しても申請手続きされず、助成金は受け取れます。提出書類には、工事見積り書、図面、現況写真、申請書等が含まれ、区の審査を経て承認された後に一度着工できます。

受付時期(いつ承認すればいいですか?)

受付は多くの年度で4〜5月にスタートし、予算枠に達し次第終了する方式が採用されます。そのため、外壁塗装を検討している場合は、年度初めの申し込みが最大限有利です。特に人気の年度は、開始後すぐに枠が埋まる場合もありますので、早期相談が必要です。

品川区で外壁塗装の補助金・助成金につきましては、下記の記事を参考にしてみて下さい。

【品川区で外壁塗装の補助金・助成金は使える?】これだけ読めばOK!徹底解説

6-2. 前面道路に足場が出る場合の道路占用許可(区)と道路使用許可(警察)

外塗装壁で足場を組む際、前面道路が狭い・境界線ギリギリといった品川区の住宅地では、足場や作業スペースがどうしても道路側には見出すケースがよくあります。この場合、区役所の「道路占用許可」と、警察署の「道路使用許可」の「二重許可」が必要になります。

今後占用許可(品川区)道路に「物を置く」許可

権利占用は、足場・仮囲い・材料置き場・高所作業車など、道路上に継続的に構造物を設置する場合に必要です。提出先は品川区役所の土木管理課で、案内図・平面図・立面図、占用権利の分配資料などが必要になります。検証では、歩行者の動線確保や安全対策が確認され、占用料も発生します。申請〜許可までは数日〜1週間程度見込むのが一般的で、足場着工の直前に考えても考えないため、概算確定後すぐに手続きを進めるのが理想です。

通行使用許可(警察)「通行に影響する」場合の許可

道路使用許可は、交通へのトラブルが発生する作業(足場・搬入、道路側での設置作業など)に必要です。管轄の警察署に申請し、作業時間、誘導員の配置、車両動線など審査されます。占用と違う「一時的な作業」に対する許可である点が特徴です。詳細は警察の手続きのウェブサイトで、足場の安全に関する情報が得られます。

二重許可は「どの現場でも犯行」

品川区の住宅密集地では、敷地内だけで足場を鑑賞できるケースのほうが少ないとも言われます。

詳細は品川区用占許可申請等の手続きのウェブサイトで、足場の安全に関する情報が得られます。

6-3. 作業時間/騒音の勧告基準(東京都)と近隣配慮(掲示/挨拶/工程共有)

東京都では、建設作業の時間帯や騒音に関するガイドが示されており、原則として7時~19時まで、1日10時間以内、連続6日以内が推奨されます。また、日曜日・祝日の作業は原則として控えることが先にされています。品川区の住宅密集地では、近隣トラブル防止のため、工事前の掲示・ポスティング、事前挨拶、工程表共有が重要です。足場・高速洗浄・塗装作業など、騒音や振動が発生する工程を事前に伝えることで、住民の理解が得やすくなり、安全かつ協議な工事運営につながります。

7.季節に合わせた工事の計画ポイント

各季節の特性を理解し、適切な段取りを行うことで、品質の高い塗装工事が実現します。

7-1.春の段取り:花粉・黄砂対策

春は天候が安定しますが、花粉や黄砂が飛散しやすい時期です。屋根塗装前の高圧洗浄で汚れをしっかり除去し、強風時の飛散防止対策を徹底することが重要です。

7-1.春の段取り:花粉・黄砂対策

春は寒さが和らぎ、気温・湿度ともに安定しやすいため、塗装工事に適した時期としています。周囲、花粉や黄砂、PM2.5などの微細な浮遊物が飛散しやすく、屋根や外壁に付着しやすくてもあります。これらが残った状態で塗装を行うと、塗膜の密着不良や表面のザラつき、早期劣化の原因になります。そのため春施工では、塗装前の高圧洗浄を丁寧に行い、目に見えない粉じんまでしっかり除去することが重要です。また、強い日は飛散物が再付着する可能性があるため、養生の徹底や作業日の調整も大切にしましょう。

7-2.梅雨の段取り:順延前提の工程と湿度管理

梅雨時期は降雨が続き、水分も高くなるため、塗装工事にとって最も管理が難しい季節です。この時期に重要なのは、「予定通り進む」ことではなく、「無理をしない工程を組む」ことです。多くの塗料メーカーでは85%以下を施工基準としており、この数値を上回る場合は作業を中止する判断が求められます。

7-3.夏の段取り:高温・直射日光対策

夏は気温が高く、天候も安定しやすい逆に、塗料がかなり乾燥してしまうリスクがあります。乾燥が早すぎると、塗料が均一に広がらず、塗膜の厚み不足やムラが生じやすくなります。そのため、塗料の消臭量や使用方法を適切に調整し、メーカー指定の施工方法を厳守することが重要です。また、日光が当たる屋根や外壁では、表面温度が想定以上に上昇することがあります。早朝や夕方など比較的気温の低い帯に作業を行ったり、面ごとに時間帯をずらして施工したりする工夫が必要です。高温環境でも規定の膜厚を確保することが、夏の施工で品質を考えるための大きなポイントになります。

7-4.秋・冬の段取り:日没・結露・低温ケア

秋から冬にかけては、気温の低下と日照時間の短さが施工に影響します。日が無いため、作業時間は正確に把握し、無理のない工程を組むことが重要です。そろそろからの作業は仕上がり確認が誠実で、施工不良に繋がる恐れがあります。また、限りの結露注意が必要です。屋根や外壁が湿った状態で塗装を行うと、塗膜内部に水分が閉じ込められ、膨張や老化の原因になります。

品川区における失敗しない外壁塗装の時期|気象データ・メーカー基準・助成の活用まで、につきましては、下記の記事を参考にしてみて下さい。

品川区における失敗しない外壁塗装の時期|気象データ・メーカー基準・助成の活用まで

8.付帯工事で効果最大化:塩害対策と屋根・ベランダ防水

屋根塗装と同時に、シーリング打ち替えやベランダ防水などの付帯工事を行うことで、住まい全体の耐久性を高め、将来的なメンテナンスコストを抑えることができます。

8-1.屋根付帯部のシーリング打ち替えで水密回復・耐久一体化

屋根塗装前に劣化した棟板金や天窓周りなどのシーリングを打ち替えることで、屋根の水密性を回復させます。特に沿岸部では、塩害によるシーリングの劣化が早いため、高耐久性のシーリング材を選ぶことが重要です。シーリングと屋根塗装を一体的に行うことで、屋根全体の耐久性が向上します。

8-2.低汚染・防かび・遮熱塗料の併用で機能強化

品川区沿岸部の屋根では、塩分、カビ・藻の発生、夏の蓄熱が深刻です。低汚染性塗料で汚れの付着を防ぎ、防かび塗料で衛生的な環境を保ち、遮熱塗料で室内の快適性を向上させるなど、目的に応じた機能性塗料を併用することで、屋根の保護性能を最大化できます。特に塩害対策としては、高耐候性・防錆性に優れた塗料の選定が不可欠です。屋根塗装と同時に、シーリング打ち替えやベランダ防水などの付帯工事を行うことで、住まい全体の耐久性を高め、将来的なメンテナンスコストを抑えることができます。

8-3.屋根・ベランダ防水の同時施工で足場効率化

屋根塗装で足場を設置する際に、ベランダの防水工事も同時に行うことで、足場設置費用を節約できます。屋根は塩害の影響を最も受けやすい箇所の一つであり、定期的な点検とメンテナンスが重要です。

11_ベランダ下塗り01

9.劣化度別・すぐ優先で考える「今工事か待つか」ガイド

屋根の劣化は見た目だけでは判断しにくい、特に品川区沿岸部の住宅では塩害で、内部や付帯部の損傷が目に見えないうちに進行することがあります。

9-1.軽度の劣化(チョーキング・色褪せ・軽い汚れ)

塗膜表面の粉状化(チョーキング)や色褪せは、屋根材の保護機能が徐々に低下しているサインです。北面や陰になりやすい部分には、藻や苔が時々発生していることもあります。施工のタイミングは春(4~5月)や秋(10~11月)の安定した気候が適しています。この段階で対応しておくと、塗膜の寿命をじっくり、後々大規模な補修費を抑えられます。塗装の際は、付着物を完全に除去することと、塗料の膜厚や乾燥条件を正しく守ることが大事です。

9-2.中度の劣化(ヘアクラック・板金の浮き・シーリング痩せ)

塗膜に細いひび割れ(ヘアクラック)が出ていたり、棟板金の釘抜けや浮き、屋根材と板金の取り合い部のシーリングが痩せている場合は、雨水が内部に浸入する可能性があります。そうすると防水性能が低下し、屋根下地の腐食や金属部材の錆拡大につながります。中度の劣化では、全体塗装途中、棟板金の補修やシーリングの打ち替えなどの付帯工事を行うことが推奨されます。施工時期も春や秋が適していますが、梅雨前後や台風シーズンは避け、十分な乾燥時間を確保することが重要です。また、塗装作業中に風や日光、塩分の付着が塗膜に影響しないよう、作業条件を厳密に管理することも品質維持に努めます。

9-3.重度の劣化(錆拡大・穴あき・瓦破損)

建物板金や谷樋に錆や穴あきが多々見られる場合や、瓦の割れ・反り、塗膜の大規模な騒ぎが発生している場合は、屋根材自体や付帯部の強度に影響が出ている可能性があります。また、雪止め金具やアンテナ固定金具などの小さな金属部材も塩害で劣化が進んでおり、脱落や二次被害のリスクがあるため、専門業者による現地調査と適切な補修・交換が必要です。作業時には、塩害に強い下塗り材や防錆塗料を使用し、乾燥環境や気象条件を確認した上で施工することが重要です。

10.ケース別シミュレーション:品川区沿岸部での対策

具体的な状況に応じたメンテナンス計画を立てるためのシミュレーションを見てみましょう。

10-1.北面の屋根にカビ・苔が目立ち、塩害も気になる家

北面の屋根は日照時間が長く、湿気がこもりやすいため、カビや苔が発生しやすい傾向があります。これに品川区沿岸部特有の潮風がかかることで、屋根表面の塗膜劣化や金属部材の腐食が徐々に進みやすくなります。見た目の汚れだけでなく、防水性能の低下や下地材にも影響注意が必要です。このようなケースでは、まず秋の乾燥期を狙って高圧を十分に行い、屋根表面に付着した藻・苔・塩分を慎重に除去することが重要です。洗浄後はできることがな乾燥時間を確保し、塩害に強い下塗り材を使用した視野、低汚染性・防かび性能に優れた塗料で仕上げることで、再発リスクを考慮することができます。

苔

10-2.共同住宅(管理組合)の共用屋根

共同住宅の共用屋根では、戸建て住宅と異なり、管理組合による合意形成や手続きが必要になります。屋根の塩害対策には、まず被害状況を把握するための専門業者による現地調査を行い、その結果をもとに修正計画案を作成します。その後、総会で工事内容や予算についての承認を得る必要があります。また、品川区や東京都の助成制度を活用する場合、多くのケースで「工事前の申請」が必須となるため、業者選定と並行して申請準備を進めることが重要です。これらの手続きを踏まえて、総会での承認から助成金申請、実際の工事着工までには一定の期間を確保します。

11. Q&A

Q1: 春秋以外の時期でも塗装は問題ないですか?
A1: はい、可能です。塗料メーカーが定める「気温5℃以上、湿度85%未満」という施工条件を満たしていれば、夏や冬でも塗装は問題ありません。ただし、夏は高温による乾燥速度、冬は低温や結露に注意し、より慎重な管理が求められます。

Q2: 梅雨時の工期遅延はどれくらい見込むべきですか?
A2: 梅雨時は降雨による作業中断が頻繁に発生するため、工期遅延は避けられません。一般的には、通常より1週間〜2週間程度の余裕を持った「順延設計」を最初から工程に組み込んでおくことをおすすめします。これにより、予期せぬ中断によるストレスを軽減できます。

Q3: 夏の猛暑日は塗って大丈夫ですか?
A3: 猛暑日は塗料の乾燥が速すぎるため、色ムラや塗り重ね不足の原因となることがあります。塗料の希釈率を適切に調整し、早朝や夕方など比較的気温の低い時間帯に作業をシフトする、直射日光を避けるなどの対策が必要です。施工業者とよく相談しましょう。

Q4: 品川区の助成金は屋根塗装だけでも使えますか?
A4: はい、屋根塗装も助成対象となる工事の一つです。ただし、必ず工事に着工する前に申請を完了させる必要があります。また、対象工事や要件には細かな規定があるため、品川区の公式サイトで最新情報を確認し、担当窓口に相談することをおすすめします。

Q5: 近隣対応は何をすれば良いですか?
A5: 工事開始前には、工事期間、作業内容、時間帯などを記した掲示を設置し、ご近所への個別挨拶を丁寧に行いましょう。作業中の騒音や塗料の飛散、車両の出入りなど、近隣の方にご迷惑がかからないよう最大限配慮することが、円滑な工事進行の鍵となります。

12. まとめ/これからできること

12-1.まとめ

品川区沿岸部の屋根は、潮風による塩害の影響で劣化が早く進む傾向があります。金属屋根では錆の発生、スレートや塗装屋根では色褪せやチョーキング、瓦屋根では漆喰の劣化や瓦のズレが見られることがあります。軽度の変化でまた放置すると内部や下地材に被害が広がるリスクがあります。屋根材や劣化の種類に応じて、優先的に行う補修や塗装のタイミングを見極めることが、長期的な耐久性確保につながります。

12-2.これからできること

まずは現地診断の予約が挙げられます。専門業者による屋根や付帯部の状態確認は、塩害の影響範囲や劣化度を正確に把握する見通しです。次に、診断結果をもとに塗装仕様や工程を検討し、必要な補修内容や施工時期を計画します。事助成などの制度を活用する場合は、工事前申請が必須です。申請書類や見積り書、現況写真を整え、助成金の承認を得てから工事を進めることで、経済的メリットを最大化できます。これらのステップを踏むことで、塩害に強い屋根づくりと、長期的なメンテナンスコストの抑制が可能になります。

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