カーポート塗装について徹底解説!材質や塗装ができるカーポートについてのまとめ

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  • ご自宅のカーポートが10年程経過したとき、塗装をするべきか、交換をするべきか、悩む方も多いと思います。カーポートには様々な材質があり、塗装が不要な材質もあります。今回はカーポート塗装についてまとめてみましたので、ご紹介致します。

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  • ・カーポートの材質を知りたい
  • ・塗装ができるカーポートを知りたい
  • ・塗装が不要のカーポートを知りたい
この記事で伝えたいこと

・カーポートの材質が分かる

・塗装ができるカーポートが分かる

・塗装が不要のカーポートが分かる

カーポートの材質

カーポートの材質

屋根の素材

ポリカーボネートの屋根

ポリカーボネート屋根は、プラスチックの中でも衝撃に強く、耐熱性、耐寒性、耐衝撃性、防火性能を備えています。温度変化による劣化も少なく、近年、カーポートの屋根で主流の素材です。メリットとして、透明性があげられます。日中であれば光を通すため、カーポート内が明るく車に乗り降りしやすいでしょう。また、ポリカーボネートは紫外線を通しにくい性質であるため、車の塗装の劣化を予防することができます。

スチールの屋根

スチール屋根は、ガルバニウム鋼板など、耐荷性、遮熱性に優れた素材です。積雪、強風に強く、金属製で非常に強度が高い、という点が大きなメリットです。そのため、積雪が多い地方で屋根が押しつぶされてしまうような場合は、スチール素材がおすすめです。

アルミの屋根

アルミ屋根は、遮光性、遮熱性、デザイン性に優れ、サビにも強い素材です。軽くて強度もあるため、柱としても多く使われています。

塩化ビニールの屋根

塩化ビニール屋根は、自分で交換できる利点はあり、以前はよく使用されていましたが、現在はあまり見られなくなりました。塩化ビニールは柔らかく加工がしやすいことがメリットですが、割れにくいというデメリットもあります。紫外線に弱く、経年劣化により割れが起きる症状もあり、長期間の使用にはおすすめできない素材です。

柱の素材

アルミの柱

アルミの柱は、サビに強く、スチールと同じく強度が高く、耐久性、遮熱性があることがメリットです。軽量で扱いやすいというメリットもあります。カーポートに最も使われている素材の柱です。

スチールの柱

スチールの柱は、強度が高く、強風や積雪に耐えられるという大きなメリットがあります。ただ、サビやすいという特徴があり、海に近い地域の塩害には弱いデメリットがあります。塩害がない地域でも、サビやすいため塗装による対策が必要です。耐荷性に優れ、アルミ材よりも安価で、加工しやすい素材です。

木製の柱

木製の柱は、金属に比べ強度は劣り、カーポートの柱としてはおすすめできません。台風などで柱が損傷した場合、屋根が落ちて車を傷つける恐れがあります。しかし、木製の柱は加工がしやすくDIYに向いています。木製の柱の強度が弱いことを考慮したうえで使用しましょう。

塗装ができるカーポート

アルミ

アルミを塗装するメリットは、アルミを傷やサビから守ること、経年劣化による見ための古さや、汚れを目立ちにくくできることです。しかし、アルミは、サビが発生しても削り取るなどしてこまめにメンテナンスをすれば、カーポートの機能は保たれます。また、再塗装しても、塗膜が大変剥がれやすい素材であり、カーポートは紫外線や雨に直接さらされる為、剥がれを余計に促進させてしまう恐れがあります。

ガルバリウム鋼板

ガルバリウム鋼板は、塗装のメンテナンスが必要になります。塗装することによって、メッキ加工された部分の保護ができるため、サビの原因になる鉄部分まで水分が浸透せずカーポートを守ることができるのですサビの発生に対抗するための塗装メンテナンスの目安は、一般的には15年程度です。

トタン

トタンは、経年劣化や傷が原因で、メッキが剥がれるとその部分はサビやすくなります。トタン屋根は、サビが一気に広がる特徴があり、進行すると穴が空いてしまうことも多いです。サビを発見した際には、早急に塗り替えを行うようにしましょう。定期的に塗装を行えば、トタンを長持ちさせることができます。

カーポート トタン

塗装が不要のカーポート

ポリカーボネート

カーポートのポリカーボネート部分に塗装を施す必要はありません。ポリカーボネート部分は薄く、無理に塗装を行えば割れてしまう危険性があります。

塩化ビニール

カーポートの塩化ビニール部分に塗装を施す必要はありません。塩化ビニールは基本的に劣化をした場合には、交換をおすすめします。

まとめ

カーポートは住宅に比べて構造が単純です。様々な材質があり、屋根と柱では塗装の必要性も変わったきます。DIYで塗装ができないわけではないですが、作業中の安全性という部分では、あまりオススメできません。住宅の屋根や外壁塗装をする際に、カーポートのメンテナンスも考え、業者に相談してみることをおすすめします。

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