本記事の目次
コーキングVカットとは?
コーキングVカット補修はモルタルやRCの外壁に行う下地補修の工法です。外壁のひび割れ(クラック)を起こしている箇所を補修する際に、用いられる工法です。
Vカットについて
ひび割れの劣化が浅いような場合は、補修剤を充填することで処理を行いますが、傷が深いような場合は、専用の機器を使用してひび割れ部分に沿って溝を掘ってからコーキング剤を充填する必要があります。この時にV字に溝を掘っていくことから”Vカット”補修と呼びます。V時に掘ることで、より補修剤の充填がしやすくなるだけでなく、接着する面積が広くなることでより、しっかりと密着するためです。基本的に、削った部分にシーリング剤を注入する方法で補修を行っていきます。
外壁コーキングにつきましては、下記の記事を参考にしてみてください。
コーキングVカット手順
準備作業
コーキングVカットに必要な道具を用意します。これには、サンダー、コーキングガン、コーキング材、Vカットツール、クリーニング用の布などが含まれます。コーキングガンにシーリング材を装填します。シーリング材の先端を切り、穴が小さすぎないようにします。
Vカットの作成
クラックに対してV型の歯を取り付けたVカットツールで削っていきます。コーキングガンを45度の角度コーキング材を継ぎ目に適用します。Vカットツールを45度の角度でコーキング材に押し付け、継ぎ目にV字状の切れ込みを作ります。ツールを滑らせると、コーキング材の余分な部分が切り取られます。
継ぎ目の仕上げ
Vカットツールで作成した切れ込みを、綺麗な直線になるように整えます。不要なコーキング材が残っている場合は、Vカットツールを使って取り除きます。継ぎ目を手で軽くなでて、均一になるように整えます。
清掃
コーキングVカットの作業が完了したら、クリーニング用の布や水で周囲を清掃します。コーキング材が塗料や他の表面に付着している場合は、早めに拭き取ります。
乾燥
コーキング材が乾燥するのを待ちます。これには通常、数時間から数日かかる場合がありますが、製品によって異なります。必要に応じて、完全に硬化するまで待ちます。
コーキングVカット工法の注意点
正確な角度
Vカットを行う際には、ツールを正確な角度で保持することが重要です。一般的に、45度の角度でコーキング材に切れ込みを入れることが推奨されます。不正確な角度で作業を行うと、継ぎ目が不均一になる可能性があります。
均一な深さ
Vカットを行う際には、コーキング材の厚さに合わせて均一な深さで切れ込みを入れることが重要です。深すぎる切れ込みは不安定な継ぎ目を生み出し、浅すぎる切れ込みはコーキング材の密封性を損なう可能性があります。
継ぎ目の清潔さ
Vカットを行う前に、継ぎ目や周囲の表面を十分に清掃しておくことが重要です。埃や汚れが残っていると、コーキング材がうまく密着せず、耐久性や見た目に影響を与える可能性があります。
コーキング材の適切な選択
コーキングVカットを行う際には、適切なコーキング材を選択することも重要です。外部や湿気の多い場所には耐候性の高いコーキング材を使用し、塗装や他の素材との相性を考慮して選ぶことが大切です。
外壁のひび割れ補修につきましては、下記の記事を参考にしてみてください。
まとめ
外壁の劣化は新築時から確実に進み、年数が経てば経つほど劣化の進度も早くなっていきます。細かいひび割れもやがて大きく成長してしまいます。ひび割れがある場合は外壁の状態を定期的に専門の人に見てもらいましょう。モルタルやRCの外壁は劣化によってひび割れが入り、ひび割れの程度によって補修方法が変わります。ヘアークラックの場合は簡単な補修で済みますが、構造クラックがある場合はVカット補修が必要になります。
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