品川区で失敗しない外壁塗装の色選び・デザインポイント|街並みに馴染むコツと実例集

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  • 品川区は東京湾に面し、海風による塩害や大気汚染、降雨量の多さといった厳しい外的条件を常に受ける街です。特に、海に近いエリアでは塩分が建物の外壁に付着しやすく、塗膜の劣化を早める要因となります。

    加えて、五反田や大崎といった高層ビル群が生む反射光ビル風も、外壁の色あせや汚れを目立たせる一因です。さらに、戸越や中延などの住宅密集地では、通りすがりの人の視線・街並みとの調和も重要なポイントとなります。

    こうした品川区特有の条件下で「色選び」を誤ると、色あせや汚れが目立ちやすい、街並みに浮いてしまう再塗装サイクルが短くなるなどの失敗に繋がってしまいます。

    そのため、品川区の住環境に合わせた「色相・彩度・明度」のバランスを踏まえたうえで、耐侯性やメンテナンス性も考慮した配色を選ぶことが欠かせません。

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この記事はこんな人におすすめ
  • ・品川区で外壁塗装を検討している方
  • ・外壁塗装の色選びで失敗したくない方
  • ・外壁材の種類や特徴を知りたい方
  • ・ツートン配色やアクセントカラーに興味がある方
  • ・業者選びのポイントを知りたい方

この記事で伝えたいこと

・外壁材の種類と特徴が分かり、自宅に最適な素材選びができるようになる。

・色の基本知識(色相・彩度・明度)を理解し、品川区の環境に合った色選びができるようになる。

・品川区特有の環境条件(塩害、ビル風、住宅密集地など)に対応した色選びのポイントが分かる。

・周囲の街並みと調和しながら、個性を出せる外壁デザインのコツが分かる。

・色選びの失敗例と対策を知り、後悔しない外壁塗装ができる。

本記事の目次

1. 色選びの基礎知識

外壁塗装で「どんな色」を選ぶかは、見た目の印象だけでなく、耐候性・メンテナンス性にも大きく影響します。ここでは、色を決める際に押さえておきたい「色相」「彩度」「明度」の基本概念と、それぞれがもたらす心理効果・視覚的効果を解説します。品川区の環境や街並みに合わせた配色バランスを理解しましょう。

1-1. 色相(Hue)の特徴と心理効果

  1. 赤系・オレンジ系

温かみや活気、エネルギッシュな印象を持つ赤系・オレンジ系は、強すぎると住宅街で浮きやすいです。また、汚れや色あせが目立ちやすいというデメリットがあります。そのため、アクセントカラーや門柱、庇など一部分に取り入れ、ワンポイントで温かみを演出するのがおすすめです。

  1. 黄色系・ベージュ系

黄色系・ベージュ系は、明るさ・親しみ・安心感といった印象を与え、汚れがやや目立ちにくく周囲との調和がとりやすいというメリットがあります。そのため、ベースカラーに採用し飽きのこないナチュラルな外観を実現するのがおすすめです。

  1. 緑系・青系

緑系・青系は、落ち着き・爽やかさ・自然との調和といった印象を与え、品川区では緑道や公園が多いエリアで緑系を採用すると周囲景観と馴染みやすいです。ただし注意点として高彩度の青系は色あせが目立ちやすいため、中彩度〜低彩度を選ぶのが無難です。

  1. グレー系(グレージュ含む)

グレー系(グレージュ含む)は、モダン・クール・高級感といった印象を持ち、ビル街や住宅街の街並みと調和しやすく汚れが目立ちにくいというメリットがあります。そのため、ベースをライトグレー、アクセントをチャコールグレーとするツートーン配色などがおすすめです。

  1. 茶系・ブラウン系

茶系・ブラウン系は、重厚感・温かみ・ナチュラルといった印象を持ち、品川区では木調サイディングや植栽のある住宅街で周囲と調和しやすいです。

1-2. 彩度と明度のバランス

  1. 彩度


    • ・高彩度

視認性が高く、際立つ印象を与えます。例として、鮮やかな赤や濃いネイビーなどが挙げられます。デメリットとして、色あせや汚れが早く目立ちやすく、品川区の塩害や大気汚染環境では劣化が顕著になりやすいです。

  • ・低彩度

抑えた色味で落ち着いた雰囲気があります。例として、くすんだピンクやペールブルーなどがあります。メリットとして、塩害や雨の汚れが目立ちにくく、住宅街の街並みに溶け込みやすいです。

  1. 明度

    • ・高明度(明るい色)

明るい色は空間を広く見せる効果があり圧迫感を減らしてくれます。例としてホワイト・ライトベージュ・パステルグリーンなどが挙げられます。ただし、汚れや黄ばみが目立ちやすく、こまめな洗浄が必要になるケースが多いのがデメリットです。

  • ・低明度(暗い色)

暗い色は、重厚感や高級感を演出できます。例としてチャコールグレー・ダークブラウン・ネイビーなどが挙げられます。ただし、デメリットとして色あせや隣家の影響で黒ずんで見えるリスクがあるため、塗料選び・下地処理が重要になります。

  1. 品川区でおすすめのバランス

    • 住宅密集地や狭小住宅では「高明度+中〜低彩度」の組み合わせが圧迫感を軽減しつつ汚れが目立ちにくいでしょう。

    • 高層ビル街や商業地域近隣では「中明度+低彩度」のグレー系をベースに、アクセントで「ビビッドを抑えた高彩度カラー」を取り入れると都会的な印象を演出しやすいです。

      1-3. 周囲との調和と差別化を両立する秘訣

  1. 「近隣のカラー」をリサーチする

品川区の住宅街は、淡いベージュ系・ライトグレー系が多いです。自宅周辺の写真を撮り、色味やトーンをリストアップしておくと配色の参考になります。また、近隣が白系の外壁ばかりなら、ワントーン暗めのグレーで差別化しつつ、厳しいコントラストを避けるようにするのがおすすめです。

  1. ベースカラーとアクセントカラーの比率

    • 「6:4」:ベース60%+アクセント40%

典型的なものは建物外観の上下を分割するツートーン配色です。下層を暗め、上層を明るめにすると安定感が生まれます。

  • 「7:3」:ベース70%+アクセント30%

エレガントで落ち着いた印象を与えてくれます。アクセント部分を玄関扉やサッシ廻りに配置すると、住宅全体が引き締まります。

  1. 素材ごとに「トーン」や「質感」を合わせる

    • 凹凸のあるサイディング

凹凸のあるサイディングは陰影が生まれやすいため、明度差を大きくしすぎると、光の当たり方によっては外壁全体が意図しないムラ模様のように見えたり、デザインによっては立体感が失われる可能性があります。

  • タイル外壁

タイル外壁は、色や模様が多彩であることが特徴です。そのため、塗り壁部分の色を選ぶ際には、タイルの色味と馴染むトーンを選ぶとバランスが良い仕上がりになります。タイルに使われている色のいずれかを拾い、その色を基準に明るさや彩度を調整したトーンを選ぶと、統一感が生まれます。また、タイルの色数が少ない場合は、塗り壁に少しだけアクセントカラーを取り入れると、単調にならず、より洗練された印象になるでしょう。

  • モルタル外壁

モルタル外壁では、フラットな質感を活かすため、中明度のベージュやグレーをベースにすると良いでしょう。アクセントとして濃い色を部分的に取り入れると、メリハリがつきます。

  1. 季節・時間帯による色の見え方を確認する

品川区はビル風が強いエリアもあり、曇天や雨天時には色が沈んで見えやすいというデメリットがあります。そのため、カラーサンプルを実際に外壁に貼り、「朝・昼・夕」の3パターンで確認しておくと、実際の印象ギャップを減らせるのでおすすめです。

 

2. 品川区の街並みと調和するデザイン論

品川区は地区ごとに多様な表情を見せる街です。高層ビル群が立ち並ぶ大崎・五反田エリア、戸建て住宅が密集した戸越・中延エリア、緑豊かな住宅街の荏原・旗の台エリアなど、同じ区内でも景観や周辺環境が異なります。ここでは、「エリア別におすすめの色相・配色パターン」「周辺建物との調和を図るポイント」「景観条例や町会ルールを確認するべき注意点」を順に解説します。

2-1. エリア別の景観特徴とベストプラクティス

・大崎~五反田エリア

  • 環境の特徴

 大崎・五反田エリアはオフィスビルやタワーマンションが林立し、夜間にはビルの灯りが街を彩るビジネス街です。歩道は広く、欧米的なモノトーンやガラス面が多い建物が目立ちます。

  • 色選びのポイント:モノトーン基調で都会感を演出する

ダークグレー〜チャコールグレーをベースに、ライトグレーをアクセントに用いると、周囲のビル群と調和しつつ落ち着いた印象になるでしょう。特にガラスウォールの反射を意識し、低彩度・中明度のグレー系を選ぶと、ビル風の影響を受けても汚れが目立ちにくいです。

  1. アクセントにメタリック系を取り入れる

玄関周りやバルコニー手摺り部にシルバー系メタリック塗料をアクセントとして配置すると、周辺のガラス面や鋼構造物と共鳴し、洗練されたイメージを与えることができます。

  1. 高層ビルの影響を考慮して明度を設定する

高層ビルの影が落ちやすいため、暗すぎる色を選ぶと建物が沈んで見えるリスクがあります。そのため、明度中〜高のグレーをベースにし、暗いチャコールはポイント使いに留めるとよいでしょう。

・戸越~中延エリア

  • 環境の特徴
    戸越・中延は戸建て住宅が密集する典型的な住宅街です。道幅が狭く、隣家との距離が近いため圧迫感が生じやすいエリアです。また、商店街や小規模な店舗が点在し、昔ながらの建物も多く残っています。

  • 色選びのポイント:高明度カラーで視覚的な広がりを確保する

淡いアイボリーやライトベージュをベースにすることで、狭い通りにおいても圧迫感を軽減し、柔らかい印象を与えることができます。高明度を選ぶ際は、汚れが目立たないクリーム調のベージュがおすすめです。品川区の大気汚染や排気ガスの影響を受けても黄ばみが目立ちにくいためです。

  1. アクセントカラーを「玄関扉」や「窓枠」に限定する

近隣とのカラーバランスがシビアなため、アクセントは玄関廻りや雨戸・シャッターなど限定的な部分にするのがおすすめです。例えば、ネイビーブルーを玄関まわりに取り入れると、上品なアクセントになるでしょう。

  1. 町会ルール・景観ガイドラインを確認する

戸越・中延には、町会ごとに「原色禁止」「〇〇色帯は避ける」などの景観ルールが設定されている場合があります。工事前に町会や自治体の景観まちづくりガイドラインを確認しておくことが重要です。

・荏原・旗の台エリア

  • 環境の特徴
    荏原・旗の台は緑道や公園が点在し、緑豊かな住宅街です。古い家屋も多く、昭和の風情を残すエリアでもあります。

  • 色選びのポイント:自然に馴染むグリーン系・ブラウン系を取り入れる

緑豊かな街並みに溶け込む「オリーブグリーン系」や「ダークブラウン」をベースに選ぶと、一体感が生まれます。モルタル外壁や木質サイディングにダークブラウンを使うと、木立と調和したナチュラルな印象となります。

  1. 石目調タイルで重厚感と調和を両立する

タイル外壁を採用する場合、アイボリー系〜クリーム系の石目調タイルをベースにすることで、緑とのコントラストをコントロールできます。石目タイルは耐候性・耐汚染性にも優れており、緑道近くの湿度や汚れにも強いとされています。

  1. アクセントにナチュラルホワイトやベージュを配して明るさを演出する

暗めのブラウンやグリーンを基調とする場合でも、窓枠や軒天井にホワイトを取り入れると、室内の日当たりが良い印象をキープできます。

2-2. 周辺環境に合わせた「色相選び」の具体例

・大通り沿いの建物

  • 特徴
    大崎や五反田などの幹線道路沿いは、クルマや歩行者の視認性が求められます。

  • 色選びのコツ
  • ホワイト系ベース+ダークアクセント

ホワイト(明度高め・低彩度)をベースにし、モノトーンのダークグレー・ブラックをアクセントに配置するのがおすすめです。視認性が高まると同時に、品川区の都市的イメージにマッチしやすいためです。

  1. ネイビー系+ライトグレー

ネイビー(中明度・中彩度)をアクセントにし、ライトグレーをベースにすると、通り過ぎる人にも落ち着いた印象を与えつつ視認性を維持できます。

・駅近マンション・アパート

  • 特徴
    駅から徒歩数分の立地では、多くの人の目に入りやすいため、都会的で洗練された印象が求められます。

  • 色選びのコツ

    1. グレー系ワントーン+メタリックアクセント

外壁のベースはライトグレー〜ミディアムグレーで統一し、バルコニーや手すりにシルバー系メタリック塗料を用いると、近代的なイメージを演出しやすいです。

  1. チャコールグレー+クリームホワイトのツートーン

建物の上下を分割し、上層部をクリームホワイト、下層部をチャコールグレーにすると、陰影が生まれて立体感が強調されます。

角地・角部屋の戸建て

  • 特徴
    角地や角部屋は二面以上のファサードが多いため、色の見え方や配色バランスが複雑になります。

  • 色選びのコツ

    1. 前面ファサードは明度高め、側面ファサードは明度やや低め

前面を明度高めのベージュ系、側面に中明度・低彩度のグレー系を配置すると、立体感が出つつも、周囲の景観に溶け込みやすいです。

  1. アクセントを「角部」に集中させる

角部の縦ライン(柱や見切り材)にダークカラー(チャコールやダークブラウン)を取り入れることで、建物の輪郭を引き締めてくれます。

2-3. 街並みから浮かないための配色マナー

  1. 景観条例・町会ガイドラインを事前に確認する

品川区には大田区や目黒区に比べると厳格な統一基準は少ないものの、特定エリアでは「住宅地景観ガイドライン」が定められている場合があります。たとえば、荏原地域では「濃い原色禁止」「軒天井は淡色推奨」など、細かい配色規定があることがあるため、施工前に区役所都市計画課や町会へ必ず照会すること。

  1. 周辺との馴染みやすさを意識する

例えば狭い路地では対面する住戸の外壁色が視野に入りやすいとされています。玄関まわりやバルコニー柱など隣家と接する面の色は、近隣のベースカラーと1トーン違い程度に抑えると圧迫感が減るでしょう。

  1. 公共施設や商店街の色調をリサーチする

学校や公園、商店街などの共同体施設は淡いパステル+シンプルなアクセントが多いです。これに合わせて、自宅にも同様の配色トーンを取り入れると、コミュニティとの一体感が生まれるでしょう。

  1. 時間帯別の見え方をシミュレーションする

朝・昼・夕で日差しの角度や街灯の色温度が異なるため、同じ色でも暖色・寒色寄りに見え方が変わります。可能であればカラーサンプル板(A3ほどの大きさ)を外壁に貼り、「朝8時/午後1時/夕方5時」など時間を決めて、3つくらいのタイミングで写真撮影し、実際の見え方を確認するのがおすすめです。

3. 素材別の色選びポイント

外壁材にはそれぞれ質感・仕上がり・経年変化の特性が異なるため、同じ色を使っても見え方やメンテナンス性が変わります。ここでは、サイディング、モルタル、タイル、ALC、ガルバリウム鋼板、木質系サイディングなどの代表的な外壁材ごとに最適な色相・トーン・配色のコツを解説します。

3-1. サイディング(窯業系・金属系・樹脂系)の色の特徴

窯業系サイディング

  • ・質感と模様の特徴

    1. 石目調・木目調・タイル調など多様なテクスチャがプリントされており、色ムラや陰影がつきやすいです。目地(ジョイント)があるため、配色によっては“ラインが強調される”ことを念頭に置く必要があります。

  • ・色選びのポイント:中明度~低彩度のベースカラーがおすすめ

    • 石目や木目の凹凸が視覚的な陰影を生むため、ベースはライトグレー〜ベージュ系の中明度・中彩度を選ぶと自然な重厚感が出ます。品川区の大気汚染・塩害環境下では、淡いクリーム系よりは「ほんのりグレーがかったベージュ」のほうが汚れが目立ちにくいです。

    1. ・テクスチャを活かすアクセントカラー

直線的なジョイントラインを際立たせず、凹凸そのものをデザインとして見せるため、アクセントカラーは同系色のワントーン暗めのものを選びましょう。


  1. ・ジョイント目地への配慮

ジョイント目地の目立たせ方によって色の印象が変わります。目地と同じトーンに近い色を選ぶと目地が目立たず、外壁全体がスッキリ見えるとされています。

金属系サイディング

  • ・質感と特徴

ガルバリウム鋼板など金属系はフラットかつ滑らかな質感があり、光沢感が強いタイプとマットなタイプがあります。また断熱材を裏に貼るなど、機能性を重視する製品も多いです。

  • ・色選びのポイント:中彩度・中明度の無彩色系がベスト

シルバー、シャンパンゴールド、アイボリーグレーなどの金属感を活かす色は、都会的・近未来的な印象を与えやすいです。また、テカリすぎると塩害や大気汚れが目立ちやすいため、マット系塗料や梨地(すりガラス状)仕上げを選ぶと汚れにくいという特徴があります。

  1. ・アクセントにダークグレーやブラックを使用

シャープな印象を強調できるが、暗すぎるとメンテナンス周期が短くなるリスクがあります。側面や庇、窓枠回りなど限定的な使用がおすすめです。

  1. ・反射光・映り込みへの配慮

高層ビルが多い大崎・五反田エリアでは、周囲のガラス面に光が反射しやすいです。光沢が強い金属色は反射を抑え、マット系や梨地を選択するとまぶしさを軽減できます。

樹脂系サイディング

  • ・質感と特徴

樹脂系は軽量かつ塩害やシロアリ被害に強い素材です。木目調や石目調のテクスチャがプリントされているタイプが多く、メンテナンスフリーを謳う製品も増えています。

  • ・色選びのポイント:ナチュラルカラー(木目調・淡いベージュ)を活かす

自然な風合いを前面に出すため、中彩度・中明度のベージュ系やライトグレー系をベースに選ぶと温かみがある外観を演出しやすいです。

  1. ・紫外線劣化を考慮した彩度設定

紫外線で色あせしやすいため、彩度が高すぎる色は避けるようにしましょう。低彩度のナチュラルカラーを選びつつ、アクセントとして木目調テクスチャを使い分けると、長期間にわたって劣化が目立ちにくいため、おすすめです。

  1. ・全体が樹脂調であることを意識する

樹脂系特有のややツヤのある質感を損なわないよう、濃すぎる色にすると重厚感が出すぎ、人工的な印象が強まってしまいます。淡いグラデーションや木目調テクスチャと組み合わせると自然になるでしょう。

3-2. モルタル外壁の色選び

モルタル外壁の特徴

フラットな塗り壁仕上げによって素材感がシンプルになります。また、下地のラス網→モルタル→仕上げ塗料という工程ゆえに、塗装でムラが出やすいのも特徴です。さらに厚塗りが可能で防水性が高い反面、クラック(ひび割れ)が現れやすいとされています。

色選びのポイント

  1. ・薄いベージュ系・パステル調を選ぶ

モルタル壁は平滑な面が広いため、薄いベージュやクリームイエロー系をベースにすると、程よい温かみを演出できつつ、品川区の大気汚染・塩害環境でも汚れが目立ちにくい。

  1. ・明度中〜高でムラを抑える

明度が高すぎると、クラックや下地の凹凸が目立ちやすいため、L値60〜70程度の中明度の色を選ぶとクラックが生じても目立ちにくいです。

  1. ・ツートーン配色で上下を分ける

例えば1階部分をベージュ系、2階部分をホワイト系にするツートーン配色(比率7:3)にすると、建物のプロポーションがよく見えます。

  1. ・アクセントにダーク系をワンポイント

ダークブラウンやチャコールグレーを玄関・庇・雨樋など限定的な部位に加えると、程よいコントラストが生まれ平坦になりがちな塗り壁の表情が豊かになります。

3-3. タイル外壁の色選び

タイル外壁の特徴

  • 多彩な色・模様をプリントしたものから天然石タイルまで幅広く、目地色が印象に大きく影響するのが特徴です。これは目地を黒くするとタイルが引き締まり、白くすると柔らかい印象になるためです。一度貼ると剥がれにくく、耐候性・耐汚染性が高いですが、タイルの表面がテカリすぎると反射で眩しくなる場合もあります。

色選びのポイント

  1. ・ベースタイルは薄いクリーム系~アイボリー系を選ぶ

大気汚染や黄砂、排気ガスなどでタイル目地の汚れが目立ちやすいため、類似トーンのアイボリー系をベースにすると汚れが馴染みやすいです。

  1. アクセントタイルで「縁取り」や「帯模様」を加える

1階部分にブラウン系の長方形タイルで帯状のアクセントを施し、2階部分をクリーム系で統一するのがおすすめです。これにより、重心が低く安定感が出ます。

  1. 目地色の選定にも注意

タイルだけでなく目地の色も配色の一部になるため、目地をタイル色より1トーン暗めにすると引き締まった印象になります。また、目地を白くするとタイルと一体化して柔らかいイメージになるが、汚れがやや目立ちやすいです。

  1. 品川区の大規模ビル街近隣では「マット系タイル」がおすすめ

反射が強い光沢タイルは、ビルのガラス面との反射競合で眩しさを感じさせるケースがあります。マット系やセラミック調タイルを選ぶと眩しさを抑えられます。

3-4. そのほか素材(ALC・ガルバリウム鋼板・木質系)の色選びポイント

ALC(軽量気泡コンクリート)

ALC(軽量気泡コンクリート)は軽量で断熱性・耐火性に優れ、コンクリート素地のままでもある程度の高耐久性があります。表面はフラットですが、乾燥時にひび割れが生じやすいという特徴があります。色選びのポイントとしては、ピュアホワイト系やライトグレー系で清潔感を演出し、ALC素地そのものが少しザラつきがあるため、明度高めの色を使うと陰影がきれいに見えます。また、クラック対策として中彩度以下のグレー系やベージュ系を選ぶと、クラックが入っても目立ちにくく、劣化が生じても目立ちにくいでしょう。

ガルバリウム鋼板

ガルバリウム鋼板は、亜鉛とアルミニウムの合金メッキ鋼板であり、耐食性と耐久性に優れ、金属独特の光沢が特徴です。金属のヘアラインやマット調、光沢調の仕上げがあり、光の反射や角度によって見え方が変化します。色選びのポイントとしては、中明度~中彩度のシルバーグレーやチャコールグレーが基本であり、メタリック感を活かしつつ汚れが目立ちにくいという利点があります。一方で、黒系や濃い色は汚れやキズが目立ちやすいため、玄関まわりの庇や軒天など、軒下の限定的なエリアでの使用が推奨され、引き締まった印象を与える効果があります。

 

木質系サイディング

木質系サイディングは天然木の風合いが特徴で、塗装やクリアコートで木目を活かせます。木目がくっきり出るため、多少の色むらは味わいとなります。色選びでは、ナチュラルオーク系やチーク系などの木目調カラーをベースに、木質の調湿性や自然な風合いを活かすため、あえて色むらや節を見せる色を選ぶと個性が際立ちます。重厚感を演出するには、ダークブラウンやチャコール系などの中暗度・低彩度の色を選ぶと、木材の自然な温かみを残しつつ、落ち着いた印象になります。品川区の都市部では、素材そのものの木目を活かしながら、劣化や汚れを抑えるために無色のクリアコートで仕上げることも有効です。

4.ツートーン配色・アクセントカラーの具体テクニック

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外壁塗装で「単色仕上げだけでは物足りない」「どこかにアクセントがほしい」という場合に有効なのがツートーン配色やアクセントカラーです。ここでは、配色比率や具体的な配色パターン、施工事例から学ぶ実践テクニックを紹介します。

4-1. 配色比率の黄金ルール

ツートーン(2色使い)では、以下のような配色比率を意識するとバランスがとれた仕上がりになります。

  • 6:4(ベース60%:アクセント40%)
    ベースカラーを60%、アクセントカラーを40%使う配色比率です。広い面積を占めるベースが多いぶん、アクセントがしっかり目立ちます。たとえば、1階部分をベースカラー、2階部分をアクセントカラーにする上下分割ツートン(縦幅比率:1階60%、2階40%)などがあります。

  • 7:3(ベース70%:アクセント30%)

ベース70%、アクセント30%の配色比率で、6:4よりもやや落ち着いた印象を与えます。ベースを外壁のメイン部分に使用し、玄関周り・窓枠・軒天井などにアクセントカラーを配すると、ポイントを絞ったおしゃれな仕上がりになります。

  • 8:2(ベース80%:アクセント20%)

ベース80%、アクセント20%は、最も落ち着いた印象を演出できます。控えめながらアクセントをきかせたい場合に適しています。ローコストでツートーンを取り入れたいときに使える配色バランスです。

4-2. 配色パターン別サンプル

① 上下2色分割(縦割りツートン)

  • 手法
    1階部分をベースカラー、2階部分をアクセントカラーにする。

  • 配色例

    1. ベース(1階):〈ライトグレー〉(N-85相当、中明度・低彩度)
    2. アクセント(2階):〈チャコールグレー〉(N-20相当、低明度・低彩度)

  • ポイント
    街並みとの調和
    隣家が白系・ベージュ系であれば、ライトグレーをベースにすることで周囲とも調和しやすいです。

    1. ・下層部を明るく見せる
      1階の塀や植栽が映えるよう、ライトグレーを選択するのもおすすめです。

    2. ・視線誘導
      2階をチャコールにして強調すると、建物全体が引き締まり、高級感が生まれます。

② 縦割り配色(左右または柱部)

  • 手法
    建物の縦ライン(柱や壁の端)をアクセントカラーで引き締め、他の部分をベースカラーで統一する。

  • 配色例
    ベース:〈ベージュ〉(Y-20相当、中明度・中彩度)
    アクセント:〈ダークブラウン〉(N-10相当、低明度・低彩度)

  • ポイント
    ・建物形状を強調
    縦ラインで色を切り分けることで、建物の縦の高さを強調し、スッキリとした印象になります。

    1. ・圧迫感を軽減
      縦割りにすることで上下の重量バランスが明確になり、圧迫感を感じにくくなります。

    2. ・アクセント範囲を最小化
      アクセントを柱や側面だけに絞ることで、シンプルながらも引き締まったデザインになります。

③ 凹凸部のみ色替え(立体感を演出)

  • 手法
    バルコニー奥行き部や玄関周り、サッシ枠の凹凸部分だけをアクセントカラーにして、建物に立体感を与えてくれます。

  • 配色例

    1. ベース:〈オフホワイト〉(N-93相当、高明度・低彩度)
    2. 凹凸部アクセント:〈ネイビーブルー〉(B-40相当、中暗度・中彩度)

  • ポイント
    ・立体感を強調
    凹部だけにダークカラーを置くことで、サッシ回りが奥まって見え、立体感が際立ちます。

    1. ・視線誘導
      建物正面に向かう視線をアクセントカラーが自然に誘導し、建物の存在感を高めます。

    2. ・汚れ対策
      凹部は雨水がたまりやすく汚れやすいので、濃い色を使うと汚れが目立ちにくいです。
    3. 4-3. アクセントカラーの選び方と配色例

アクセントカラーは、建物のとなる部分に用いることで、統一感を保ちながらも個性を演出します。以下は代表的な配色例です。

 

  1. ネイビーブルー × ホワイト系

    • ・印象:爽やかでクールな都会的イメージ

    • ・具体例
      ベース:〈ホワイト〉(N-95相当、高明度・低彩度)
      アクセント:〈ネイビーブルー〉(B-40相当、中暗度・中彩度)

    • ・活用シーン
      駅近マンションや、オフィスが近い住宅(大崎・五反田エリアなど)にマッチします。

  2. ダークブラウン × ベージュ系
    ・印象:温かみと高級感を両立した落ち着きのある雰囲気

    ・具体例

    • ベース:〈ライトベージュ〉(Y-20相当、中明度・中彩度)
      アクセント:〈ダークブラウン〉(N-10相当、低明度・低彩度)

      ・活用シーン
      緑道沿いの戸建て住宅や、木調サイディングと組み合わせたい場合に最適です。

    • チャコールグレー × クリームイエロー
      ・印象:都会的+優しい印象のバランス

      • ・具体例
        ベース:〈クリームイエロー〉(Y-40相当、中高明度・中彩度)
        アクセント:〈チャコールグレー〉(N-20相当、低明度・低彩度)

      • ・活用シーン
        ファミリー向け分譲住宅や、旗の台・荏原エリアの緑豊かな住宅街に調和します。

    • ブラック × ライトグレー
      ・印象:シャープでモダンな外観

      ・具体例

      • ベース:〈ライトグレー〉(N-75相当、中高明度・低彩度)
      • アクセント:〈ブラック〉(N-05相当、低明度・低彩度)

      • ・活用シーン
        デザイナーズ住宅やガレージ付き住宅など、スタイリッシュさを強調したい場合に適しています。

    おすすめの外壁の選び方はこちらを参考にしてくださいね。

    5. 失敗しない色選びの注意点

     

    外壁塗装で色選びを間違えると、「イメージと違った」「すぐに色あせが目立った」「周囲と調和せず浮いてしまった」といった失敗を招きます。ここでは、色選びの際に起こりやすい失敗例を挙げ、その回避策を具体的に解説します。

    5-1. 初色見本と実際の色のギャップ

    失敗例

    • ・カタログや塗料見本帳では鮮やかなホワイトに見えたのに、実際に塗ってみたら黄味が強く、くすんで見えた

    • ・シミュレーション画像では淡いベージュに見えたが、実際はコンクリート下地の影響でムラが出てしまった。

    原因

    1. ・色見本が小さすぎる
      A4サイズの見本ではなく、A3程度の大きさで確認しないと、実際の広い面積での見え方はつかめないことがあります。

    2. ・日当たり・周辺反射光の影響
      朝・昼・夕で太陽光の色温度が変わるうえ、隣家やビルの壁が反射する光によって色味が大きく変わることがあります。

    対策

    1. ・大判カラーサンプルを使用する

    A3程度のパネルに見本を塗ってもらい、外壁の一部に貼付して実際の「朝・昼・夕」の時間帯で色の見え方を確認するようにしましょう。

    1. ・周辺建物や植栽の色味との比較

    塩害や大気汚染で汚れが乗った状態もシミュレーションできるよう、わずかに黄味やグレー味を帯びた色を選んでおくとくすみが自然に見えることがあります。

    1. ・塗料メーカーのサンプルサービスを利用する

    一部塗料メーカーは、耐候サンプルや汚れシミュレーション済みの見本を用意していることがあります。事前に取り寄せて比較検討すると安心できるでしょう。

    5-2. 光の当たり方で印象が変わるリスク

    失敗例

    • ・東向き外壁に「白系高明度カラー」を採用したが、朝日を浴びるとまぶしすぎて「白飛び」し、見た目の印象が予想より強すぎた。

    • ・西向きの壁に暗いチャコールグレーを選択したところ、夕方の逆光で黒ずんで見え、暗く重苦しい印象になった。

    原因

    1. ・方位による直射日光の強さ
      東西南北それぞれで太陽光が当たる角度や強度が異なるため、同じ色でも印象が大きく変わってきます。

    2. ・周辺建物の影響
      ビル群や隣家の影が落ちる角度で、暗い色はさらに暗く沈んで見えます。

    対策

    1. ・方位別に色候補をチェックする

    カラーサンプルを外壁に貼り、各方位(東・西・南・北)で色の見え方を確認するようにしましょう。特に「朝8~10時」「午後1~3時」「夕方4~6時」の三つの時間帯でチェックし、明るすぎる/暗すぎる色を避けるのがおすすめです。

    1. ・中明度・中彩度の色を選ぶ

    高明度は直射日光で白飛びしやすく、低明度は影で黒ずみやすいです。日差しが強いエリアでは「中明度(L値60~70)・中彩度」あたりを狙うと、昼夜を問わず安定した印象を保ちやすいでしょう。

    1. ・メタリックやパール成分入り塗料を活用する

    パール成分が光を反射して、昼間の強い日差しを柔らかく拡散してくれます。例えばメタリックシルバーをアクセントに配することで、反射光をコントロールしながらモダンな仕上がりになります。

    5-3. 周辺環境に合わない派手な原色のリスク

    失敗例

    • ・ビビッドレッドを全面に塗装したら派手すぎて近隣とトラブルに
    • ・初期段階では鮮やかに見えたが、数年で色あせが激しく、パサパサした印象になった。

    原因

    1. ・原色は周囲と調和しにくい
      住宅街では淡いベージュ・ライトグレー系が多いため、ビビッドカラーは浮きやすいとされています。

    2. ・色あせしやすい
      高彩度カラーほど紫外線での退色が早く、数年で鮮やかさを失いやすいです。

    回避策

    1. ・彩度を抑えた“くすみカラー”を選ぶ

    トレンドカラーをベースにしつつ、彩度を落とした「くすみピンク」や「ダスティブルー」などを選ぶと飽きがこず長持ちします。

    1. ・アクセントカラーを限定的に使う

    玄関扉や庇(ひさし)、バルコニー手すりなど一部にビビッドカラーを取り入れ、面積を限定して派手さを抑えるのがおすすめです。

    1. ・地域の景観ガイドラインに従う

    品川区では住宅地景観ガイドラインを公開しており、原色や強いコントラストを控えるよう推奨されるエリアがあります。工事前にガイドラインを確認し、トラブルを未然に防ぐようにしましょう。

    5-4. メンテナンスを無視した色選びの落とし穴

    失敗例

    • ・真っ白の高明度カラーを選んだため、半年ほどで排気ガスや黄砂で汚れが目立ち、洗浄コストが想定の3倍になった。
    • ・ダークグレーをベースにしたら、1年で色あせが激しくなり、再塗装サイクルが早まってしまった。

    原因

    1. ・高明度は汚れが目立ちやすい
      真っ白や淡いクリーム系は排気ガス・黄砂・カビ・コケが付着すると、汚れが顕著に見えることがあります。

    2. ・低明度は色あせが目立つ
      暗い色は紫外線や雨風で色あせが目立ちやすく、初期の深い色との差が大きくなるでしょう。

    回避策

    1. ・汚れが目立ちにくい中明度カラーを選ぶ

    例えばL値が60程度のグレー系・ベージュ系をベースにすると、汚れと色味が馴染みやすいなどの特徴があります。

    1. ・汚れ・色あせに強い塗料を選定する

    親水性塗料は雨水が汚れを洗い流す機能があり、低汚染・防かび塗料は大気汚染物質の付着を抑え、色あせやカビ・コケの発生を抑制します。フッ素系塗料や無機塗料は耐候性が非常に高く色あせしにくいですが、初期価格は高いものの長期的なメンテナンスコストを抑えられます。

    1. ・再塗装サイクルを見越した色選び

    品川区で外壁塗装の色を選ぶ際は、5年ごとのメンテナンスを想定するなら、経年によるわずかな色あせも風合いとして楽しめるくすみカラーが適しています。一方、10年以上のメンテナンスフリーを目指すなら、フッ素系や無機塗料を選び、濃い中明度カラーを採用することで、色あせのリスクを最小限に抑えられます。

    他にも失敗しないための方法を知りたい方はこちらも合わせてお読みください。

    5. 設計士・施工業者えの相談ポイント

    1. ・「周辺事例」「過去の施工写真」を提示してもらう

    事例写真を見せてもらうことで、実際の質感・光の当たり方・経年変化後の色あせ具合などをリアルに把握できます。

    1. ・自宅の立地・周辺環境を詳細に伝える

    方位(日当たり)、隣家の距離、植栽の有無、近隣建物の色味などを具体的に伝えると、配色プランを提案しやすいです。たとえば「南西向きで午後に日差しが強い」「隣家はライトベージュ系が多い」などを伝えるようにしましょう。

    1. ・カラーサンプル板を借りる・取り寄せる

    プロの業者や塗料メーカーに依頼して、大判のカラーサンプル(塗料を塗ったA3程度の板)を自宅に取り寄せるのがおすすめです。実際の外壁に貼り、照明や周辺の色味と比較して確認するようにしましょう。

    1. ・「カラーシート」の作成を依頼する

    業者によっては、数パターンの配色提案シート(カラー例×建物パース)を作成してくれる場合があります。提案シートには、ベース・アクセント・見切り・窓枠などの色コード(メーカー品番)が明記されているため、同じ色を正確に再現しやすいです。

    1. ・施工前に近隣への「事前挨拶」を行う

    景観的に目立つ配色を予定している場合、あらかじめ隣家や町内会に相談して了解を得ておくのも重要です。近隣トラブルを防ぎ、工事中の騒音なども説明することで、円滑に進行することができます。

    事前チェックリスト

    色選びを確実に進めるために、以下の項目をチェックリストとして活用してください。

    1. ・周辺住宅の色調をスマホやカメラで撮影する
      ・日中と夕方の2パターンを撮影して、色味を把握する。
      ・近隣の瓦屋根や植栽とのコントラストも合わせて記録しておく。
      ・建物の日当たり状況を方位ごとにメモする
      ・東向き/西向き/南向き/北向きそれぞれで、どの時間帯に直射日光が当たるか確認。
      ・日陰になりやすい部分や強制的に直射日光が当たる部分を把握する。
      ・カラーサンプル板をA3以上で取り寄せ、外壁に貼って3日間ほど観察する
      ・朝・昼・夕の3パターンで色の見え方を写真に残す。
      ・風雨やほこりの付着なども確認し、「汚れやすさ」もイメージする。
      ・近隣の町会・自治会に景観ルールを確認する
      ・原色禁止や特定エリアでの配色制限がないか問い合わせる。
      ・必要に応じて書面で許可を得ておく。
      ・複数業者に「カラーシート」を依頼し、比較検討する
      ・2~3社から提案をもらい、提案シートを見比べる。
      ・色番号やメーカー品番が同じでも、下地や素材によって発色が変わるため、施工直前に最終確認を行う。

    まとめ

    品川区での外壁塗装は、街並みとの調和と機能性を考慮した色選びが重要です。エリアごとの特徴を踏まえ、色相・彩度・明度のバランスを調整しましょう。サイディング、モルタル、タイルなど素材に合わせた色選びも重要です。ツートン配色やアクセントカラーを取り入れる際は、配色比率やパターンを検討し、サンプルで色の見え方を確認しましょう。近隣への配慮や景観ルールも考慮し、業者への相談も活用して、最適な色を選びましょう。

     

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