コロニアルとは?メリット・デメリットやメンテナンス方法を解説

木村 慎吾
木村 慎吾
  • 耐久性もあり安価な為、コストパフォーマンスの良いコロニアル。

    葺き替えや新築の際の屋根材選びで聞いた事がある方も多いのではないでしょうか?

    今回は、コストパフォーマンスが良く人気な「コロニアル」についてご紹介していきます。

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この記事はこんな人におすすめ

● コロニアルってどんな屋根材なのか知りたい
● コロニアルのメリット・デメリットを知りたい

● コロニアルのメンテナンス方法を知りたい

 

この記事で伝えたいこと

● コロニアルってどんな屋根材なのか分かる
● コロニアルのメリット・デメリットが分かる

● コロニアルのメンテナンス方法が分かる

コロニアルとは?

そもそもコロニアルとはケイミュー株式会社が販売している商品名です。

コロニアルはスレートという屋根材の一種で、セメントと繊維質を混ぜ合わせて薄い板状にした屋根材です。

スレート屋根材の中でも普及率が高い商品で、耐用年数が20年〜25年あり価格も他の屋根材よりも安いため人気があります。

 

コロニアル屋根のメリット

価格が安い

コロニアルはスレート屋根材なので他の屋根材に比べて価格が安いです。

コロニアルはm2あたり4,000円〜5,000円前後ですが他の瓦や金属屋根の場合は5,000円〜10,000円前後となりコロニアルの方がコストは抑えられます。

軽量なので耐震性が高い

コロニアルは薄さ5ミリほどの板でとても軽量の為、他の屋根材に比べて屋根全体の重量も軽くなります。

その為、建物自体への負担も少なく済むので耐震性の向上にもなります。

カラーが豊富

コロニアルはカラーバリエーションが豊富な為、屋根を好みの色にする事ができます。

人と違ったおしゃれなデザインを好む方には特にコロニアルはおすすめです。

施工しやすいので工期が短く済む

コロニアルは軽量で加工しやすいので工期が短く済みます。

また、メジャーな屋根材なので取り扱いや施工実績のある業者が多いのもメリットです。

コロニアルのデメリット

ひび割れする可能性がある

瓦同様に台風などで飛来物による割れや欠けの可能性はどうしてもあります。

また塗装の劣化などにより、水が中に浸透してしまうと凍結・融解を繰り返すことでひび割れを起こしてしまう事もあるので注意が必要です。

コケ・カビの発生

コロニアルは表面に凹凸がある為、コケや藻・カビが発生する可能性があります。

コケや藻は水分を含んでいるためそこからまた繁殖していきます。

特に日光に当たりづらい北側の屋根に発生しやすいです。

定期的なメンテナンスが必要

コロニアルは耐用年数が20年〜25年とお話ししましたが、瓦などに比べて塗装などの定期的なメンテナンスが必要になってきます。

初期費用は安いものの定期的なメンテナンスの費用がかかってくる事は頭に置いておく必要があります。

コロニアル屋根の修理方法

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コロニアル屋根の修理方法には、差し替え・塗装・カバー工法・葺き替えとあります。

それぞれの修理方法について解説していきます。

差し替え

差し替えは部分的に割れた屋根材を交換していく修理方法です。

台風などでの飛来物によって部分的にひび割れや欠けが生じた場合にはその部分だけを交換する事で費用を抑えることができます。

塗装

コケやカビが生えたり色褪せてきたと思ったら、表面の塗膜の劣化のサインです。

塗装による補修が一般的ではありますが、コロニアルの塗装には注意が必要です。

設置済みの屋根材の上から塗装をする事で屋根材同士の隙間が埋まってしまいます。

本来屋根材同士には隙間があり、その隙間から屋根と下地の間から雨水を逃す事ができます。

なので、塗装補修の場合は必ず屋根材同士に隙間ができるよう「縁切り」という作業を行います。

その縁切りを行わず、屋根と下地の間の雨水を逃す事ができなくて雨漏りしてしまうトラブルもあるので注意が必要です。

コロニアルの塗装には、しっかりと知識と実績のある業者を選びましょう。

▽▼▽縁切りについての関連記事はコチラ▽▼▽

カバー工法

既存のコロニアルの上から新しい屋根材を被せるカバー工法。

既存の屋根材の上から施工するので葺き替えと違い古い屋根材の処分費用などが不要になりコストは下がります。

しかし、野地板などが傷んでいる場合はその上から新しい屋根材を被せてしまうので耐久性に問題が出てきます。また、既存の屋根材の上から被せるので重量も重くなります。

耐震性を重視する方にもカバー工法はあまりおすすめしません。

カバー工法に関しては専門家に相談し葺き替えかカバー工法か選んでもらうことをおすすめします。

葺き替え

屋根材の損傷範囲が広い場合は葺き替えをお勧めします。

葺き替えは屋根材を全てはがすので防水シートも新しくする事ができます。

他の修理方法に比べて費用はかかりますが、耐久性や防水性において安心です。

コロニアルのアスベストについて

2000年以前に販売されたスレートの中にはアスベストを含んだ物がありました。

健康被害を及ぼすものではなく、通常使用するには影響はないとされています。

ただし、葺き替えやご自宅の解体をする時などはアスベストを含む事が工事にも関係してくるので専門業者に相談をしてください。

▽▼▽アスベストに関する記事はコチラ▽▼▽

まとめ

軽量でコストパフォーマンスの良いコロニアルですが、定期的なメンテナンスが大切になってきます。

特に塗装に関しては「縁切り」をしなければせっかく塗装をしたのに雨漏りが・・・なんてことにもなりかねません。

しっかりと知識や実績のある業者に依頼するためにも、何か屋根のトラブルがある前に相談できる業者を探しておきましょう。

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