外壁を緑に塗装した時の効果と緑色の種類について徹底解説！

本記事の目次

外壁を緑に塗装した時の効果
緑の色の種類
外壁を緑に塗装した時の注意点
まとめ

外壁を緑に塗装した時の効果

自然との調和

緑色は自然の色であり、庭や植栽とよく調和します。周囲の景観に溶け込みやすく、落ち着いた雰囲気を作り出します。緑色の外壁塗装は、自然との調和や落ち着いた雰囲気を重視する方におすすめです。選ぶ緑のトーンや組み合わせる色によって、モダンでスタイリッシュな外観から、伝統的で趣のあるデザインまで、さまざまな表現が可能です。

外壁の汚れが目立ちにくい

緑色の外壁は、汚れが目立ちにくく、常に外観を綺麗に見せることができます。外壁は常に外気にさらされているため、経年劣化とともにホコリや排気ガス、コケやカビで汚れてきます。緑色の外壁はこのような汚れと同じ色の中間色であるため、汚れが隠れやすいです。特に、緑っぽい汚れとなるコケやカビは、濃い緑色の外壁にすることでより目立たちにくくなります。

リラックス効果

緑色は目に優しく、安らぎを与え、リラックス効果をもたらします。家に帰ったときにホッとできるような安心感を与えるでしょう。緑色は、一般的な住宅の外壁はもちろん、病院などの緊張しやすい施設の外壁にもよく使われています。

モダンなデザイン

明るい緑色やオリーブグリーンなど、トレンド感のある色味を使うことで、現代的でおしゃれな外観に仕上がります。木など自然素材を取り入れ、シンプルながらも素材感を味わうこともできます。

緑の色の種類

モスグリーン

モスグリーンは、ややくすんだ緑色で、ナチュラルで落ち着いた外観に仕上げたい場合に適しています。アーストーンや、よりナチュラルな印象を求める方におすすめです。モスグリーンのMossとは、苔が語源です。

オリーブグリーン

オリーブグリーンは、自然なトーンで、落ち着いた雰囲気を持ち、モダンなデザインにもよく合います。リーブの葉や若い実の色に由来する鮮やかな黄緑色です。

ダークグリーン

ダークグリーンは、深い緑色で、高級感や重厚感を感じさせます。伝統的な建築や、シンプルでシックな外観に適しています。また、暗いカラーにはなりますが、自然の木々や森林を連想させることができるため、重くなり過ぎることはありません。

ミントグリーン

ミントグリーンは、明るく爽やかな色味で、軽やかな印象を与えます。モダンで若々しいデザインにぴったりです。ライトな色合いのため、明るく軽やかな清潔感のある雰囲気が生まれ、個性的でおしゃれな外観に仕上がります。

外壁を緑に塗装した時の注意点

周囲の環境との調和

緑色のトーンは、周囲の自然や隣接する建物との調和を考慮する必要があります。周囲に緑が多い場所では、落ち着いたトーンが合いますが、都市部などでは鮮やかな色味が目立ちやすくなります。日本の多くの家は白やベージュ系の外壁が多い中、緑色の外壁は、色によっては悪目立ちしてしまうこともあります。近隣との調和を考慮するなら、緑色の中でも控えめな色を選ぶと良いでしょう。

色あせ

緑色は紫外線に長期間さらされると色あせしやすいことがあります。耐候性の高い塗料を選ぶことで、色持ちを良くすることができます。緑色の種類や塗料の種類にもよりますが、一般的に濃い色は、色あせした時に、褪せた白っぽい部分との差が生まれ、目立ちやすくなるといったデメリットがあります。外壁の洗浄をこまめに行う、できるだけ薄い色を使う、色あせしにくい塗料を使うことで対策をすることができます。