2018年は特に屋根屋のイメージ向上に取り組む、東京の屋根屋の三代目、石川弘樹です。
屋根の知識や情報格差による、リフォーム詐欺や訪問販売での押し売りから、一軒家の住まい手を守る屋根の押し売り事例集。
今回は、屋根の事例ではありませんが、屋根の悪質な訪問販売の対策に役立つ知識をあなたに共有したいと思います。
@niftyニュースさんの『 トイレの故障で業者が「本体交換で20万円」→不審抱きネット検索→千円で部品購入し修理 』
という記事です。
この記事では、
1,インターネットの口コミサイトには大手業者の名前がなかった
2,口コミサイトそのものが仕込まれたものではないか。評価が良すぎるように思える
3,電話でトイレの年式や型番、故障状況などを確認しなかった
4,壊れたところをチラッと見るだけで、修理する気はなさそうだった
5,たまたま新品が車にある
6,見積もりが異常に高額
7,クーリングオフ対策の文言
という、その訪問販売業者が怪しいと感じたポイントについて7つの記載がありました。
これ、そのまま屋根のリフォーム詐欺業者にも当てはまります。
1,2,に関しては、思い当たることが実際にありました。というのも会社にホームページ制作会社だったか、インターネット広告会社だかを名乗る会社から営業電話があり、新しい手法だということで、しばらく聞いていたのですが、その時に、口コミサイトだか比較ランキングサイトだかを新しく作って、御社を1位というカタチで作成するサービス、のようなことを言っていた会社がありました。
3,4,に関しては、お宅の屋根を近くの工事現場から見た、たまたま通り掛かって見た、と言ってくる人間離れした超視力の持ち主たちと同じです。
5,に関しては、たまたまハシゴを持っている、たまたま材料を持っている、と近いことを言ってきます。
6,に関しては、瓦のラバーロック工事というものが原価に比べて非常に高額な見積りを掲示される場合が非常に多いので要注意です。
7,に関しては、その手のリフォーム会社の新しい手口のようです。弊社にご相談に、何かの書類にサインしないと見積りが出せないと言われた、という事例がありました。
すべての訪問業者が悪徳であるとは思いませんが、高齢者を狙った訪問販売によるリフォーム詐欺が横行しているのは事実です。
みなさんも「火災保険でリフォームとか、タダで修理」と言われてたら、詐欺の手口の可能性もありますので、十分に注意してくださいね。
- 創業75年、屋根専門石川商店の三代目。石川弘樹(いしかわひろき)です。
- 【資格】
- 1級かわらぶき技能士、瓦屋根工事技士、全日本瓦工事業連盟認定 瓦屋根診断士、全日本瓦工事業連盟認定 耐震化講師、東京都瓦工事職能組合 震災対策委員長、耐震プランナー、増改築相談員、古民家鑑定士、ホームインスペクター(住宅診断士)、ジュニアリフォームソムリエ、リフォームスタイリスト1級、リフォーム提案士、ライフスタイルプランナー
- 【趣味】
- ワンピース(マンガ)
- 【目標】
- 2級建築士、瓦割り世界大会初代チャンピオン
- 【ブーム】
- ブラッククローバー
- 【困り事】
- 平均睡眠時間9時間
屋根で損する人をゼロにしたい、屋根屋の三代目です。
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