”知っていること” は命も守る 消防署員に聞いた防災意識

井上 利里子
井上 利里子
  • こんにちは、石川商店事務の井上です。週末町内で毎年恒例の防災訓練がありました。いつもなら日差しが照り付け汗だくの中消火訓練やAEDの講習ですが、今年は雨だったのでお部屋でお話しを聞いてきました。ちょっと屋根とは関係ないですが、より安心快適な暮らしを願う石川商店として、情報共有したい内容だったので少し。

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9月1日は防災の日でしたが、お住まいの地域で防災訓練はありましたか?

私の住んでいる町内でも防災訓練が毎年あり、我が家も毎度参加するようにしています。

今年は雨のため、消防署員や市の方との座談会という形式になり、知らなかったことや現実の数字などいろいろ興味深いことをうかがいました。お話ししてくれた署員の方は東日本災害でも派遣され、防災訓練がされている地域とされてない地域での被害の違いを実感して、日ごろ防災訓練の大切さを広めているそうです。

知っているのと知らないのでは命の分かれ道になることもあるんだなと勉強になりました。

救急車の出動の8割は軽症という事実

地震に関することは、かなりTVでも特集などして知識も備えもできているかとおもいますが、病気やケガとなると症状も度合いも千差万別。

今東京都内で救急車の到着時間の平均が7分だそうです。早いとおもいますか?この数字。

7分では、遅いそうです。

他県に比べて救急車の台数がダントツ多いにも関わらず、7分とはどうしてか。

それは限られた台数に比べて、要請の数が多いからだそうです。

1回の出動に数万円の税金が使われている

東京消防庁で平成29年中で約78万件救急車が呼ばれて、その8割が軽症。呼ばれたら必ず出動しなくてはいけないため、本当に必要なところへ駆けつけるのに時間がかかってしまうとのこと。

 

また軽症の方の理由が「雨で病院の予約に間に合わないけど、タクシーはお金がかかるから」「ボールが顔に当たって鼻血がでた」「ころんで擦りむいた」などなど。 マジっすか!?

無料で利用できると思っているかもしれませんが、税金が1回につき2万円以上つかわれるそうな。

都内で救急車呼んでいいのか迷ったら#7119へ電話

家の一番近い消防署から来てくれるのだとおもっていましたが、本部で各救急車が今いる場所を把握できるシステムになっていて、一番近くにいる救急車が駆け付けるそうです。そうしないと台数が間に合わない!

 

#7119は私も利用したことがありますが、「救急相談センター」といって、救急車を呼んだほうがいいかどうか迷ったら相談できる窓口として、相談医療チーム(医師、看護師、救急隊経験者等の職員)が、24時間年中無休で対応してくれます。まだ全国で実施しているところは少ないですが。

総務省消防庁のHP

民間の救急車的な医療機関への交通手段

東京では「民間救急コールセンター」という東京消防庁の認可を受けている、転院や入退院、通院などの緊急性がない場合に搬送を行う民間の搬送事業者があるそうですので、知っておくのも大事ですね。

知らない場所で救急車や消防車を要請するときの場所の知らせ方

スマホで電話をかけると、半径400mのざっくり範囲で掛けてきた人の位置情報が消防の方でわかるらしいので、建物や、自動販売機、家の表札、何でも目に入ったものを片っ端から伝えると特定しやすくなるそうです。

 

 

いつでも役立てられるようAEDもまた講習受けなきゃ!

それではまた

 

 

 

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日々会社に舞い込むお困り事や作業内容を基に、
いつか立派な屋根屋スタッフになれる日を夢見て勉強中。

井上 利里子(イノウエ リサコ)
【ニックネーム】 Ri-chang
【趣味】 阿波踊り、クラシックギター、街散歩
【目標】 道を覚える人になる
【最近】 寒くて目が覚める季節に急になった

いのうえりさこです

屋根専門石川商店HP:riverstone-roofing.com


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