ニチハ パミールにおける屋根材の不具合には、屋根材表面の剥離や脱落がありますが、なぜそのようなことが発生してしまうのでしょうか?
振り返れば私が始めてニチハ・パミールを知ることになったのは2008年(平成20年)の夏でした。
増築工事の現場で屋根の葺き替え工事にお伺いしたのですが、この時に屋根材表面の白くなった凹みが無数に見受けられ不思議に思ったことを記憶しております。
この当時現地調査を担当したのは弊社の会長でした。事前打ち合わせの際に屋根を調査したところ、屋根材の表面に多数の白くなった凹みを発見、不思議に思ってボールペンの先端で擦ってみると、ポロポロと表面が剥がれてきたので、パミールの製造メーカーであるニチハへ連絡したのがパミール問題の最初の入り口です。
後日ニチハ担当者が再調査を実施、社内での協議の結果「葺き替えてください」という回答があったようです。
パミールを剥がしてわかった衝撃の事実
工事当日は大変な暑さだったと記憶しています。
屋根材表面の不具合にも驚きましたが、剥がしてみると更に衝撃な事実が発覚したのです。なんと、屋根材を固定する釘が錆びて釘頭が消えてなくなっているではありませんか...。
これまで様々な葺き替え工事の現場を経験してたのですが、釘頭がこのように錆びで無くなっていることはありませんでした。
この釘は、屋根材に付属されるメッキ処理をされた釘なのですが、当時は私も知識が乏しく「釘が悪い」という認識をもっておりました。
しかし、その後のニチハ・パミールの様々な製品不良を目の当たりにしたことにより「釘が原因ではないのでは?」と思うようになりました。
釘とは全く関係ないパミール特有の不具合
私が初めてニチハ・パミールを知ることになってから2年後の2010年(平成22年)11月5日付で、パミールの製造メーカーであるニチハより、一通のプレスリリースが公表されました。
この度、当社では、屋根材「パミール」販売時に無償配布した「パミール用釘」(品番:JQ20)の一部に、耐食性表面処理(ラスパート処理)のメッキ圧の薄いものが混入していたことが判明しました。
耐食性表面処理(ラスパート処理)のメッキ圧が薄い場合、正常にメッキ処理がなされたた釘と比べ、経年に伴う腐食の進行が早まる可能性があり、屋根材のズレ・落下などが生じる可能性があります。(※一部抜粋)
屋根材のズレについては、前述させていただいた通り屋根材固定用の釘が錆びてしまったことが要因のひとつだと考えられます。
ニチハはプレスリリースにおいて「屋根材のズレ・落下などが生じる」と公表しています。
しかし、釘が原因で屋根材表面や端部の剥離が発生するのでしょうか?
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屋根専門60年 石川商店
林 洋道(はやし ひろみち)です
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[特技]スーツで点検
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