教えて、屋根屋さん!第97回「良い家の材料とは?」

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せっかく新築するならば、材料から徹底してこだわりたい方もいるはず。
では、家にとって最良の素材とは一体どんなものでしょうか?

 

結婚や出産などライフスタイルが変わる瞬間に、多くの人は「家を建てようかな」という気持ちが芽生えると思います。
その際、よくあるのが、とにかく最新の設備をそろえた家を建てたがること。
もちろん、最新のお風呂やキッチンは見た目も機能性も優れていますが、機能を追求していくとキリがないのも現実です。
これらの設備はパソコンのようなもので、すぐ新機能が追加されます。
そのため、当時は最新だった設備も、1年たてばすでに過去の遺物というのはよくある話です。

 

対して、家の基礎部分は、費用をかけて丁寧につくれば長く使うことができます。

 

「長持ちする素材」

 

それこそが、私たちが考える、家にとって最良の材料です。

 

あるドイツの建築家も言っていますが、家にとって最良の素材とは天然素材
木材などの植物素材、天然石や土などの鉱物素材、毛皮などの動物素材などが含まれます。

 

天然素材に比べて、プラスチックなどの人工素材は、劣化のスピードが速い傾向があります。
そのため、人工素材でつくられた家は長持ちしません。現代の日本は、値段が高いなどの事情もあり、人工素材が普及していますが、天然素材がいいことは昔から明白なのです。

 

天然素材は、家を長持ちさせるだけでなく、環境にも優しいです。
現在、日本政府はZEH (ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)やLCCM住宅(ライフ・サイクル・カーボン・マイナス住宅)などエコフレンドリーな家づくりを推奨しています。
これは石油依存からの脱却を図っての試みで、2020年以降は、実質二酸化炭素の排出量がゼロの家や、太陽光発電などの自家発電設備がある家を標準的な家にしようと考えているのです。

 

天然素材は数多くありますが、屋根材の代表格は、天然スレートか瓦です。

 

地球温暖化など環境問題への意識が高まるなか、住宅業界も大きな変化を迎えつつあります。
これから新築する方は、ぜひ天然素材を使って、いつまでも長持ちする家を建ててくださいね。

 

 

次回は、「防水性に優れている屋根とは?」についてお話しいたします。

 

「教えて、屋根屋さん!」の連載記事の目次はこちら。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20141125_profile_01昭和二十六年創業。屋根に関する製造・販売・工事の全てを経験。
屋根専門石川商店の三代目、1級かわらぶき技能士
石川弘樹(いしかわひろき)です。
【趣味】  ワンピース(マンガ)
【目標】  瓦割り世界チャンピオン
【ブーム】 なんだか断りそうだな、、、
【困り事】 寝ても寝ても眠い病
屋根専門石川商店HP:riverstone-roofing.com
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