今日の屋根用語では、読み方すら分かり難い屋根用語をやさしく解説いたします。
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2016年10月07日 今日の屋根用語
捨て谷 すてだに
落ち棟屋根等の壁際に金属板を敷き、万が一雨水の浸入があったときの防止策とする谷のことを言う。
捨て谷の幅は90mm(3寸)内外、高さは熨斗瓦2段積みの場合で151mm(5寸)、熨斗瓦なしの場合で90mm(3寸)以上必要である。
「捨て水切り」とも言う。
このシリーズで、訪問販売やリフォーム屋さんやメーカーの営業さんが使う屋根の難しい専門用語をやさしく解説。
屋根の専門用語が分からなくて困った時の辞書代わりにお使いくださいね。
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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜昭和二十六年創業。屋根に関する製造・販売・工事の全てを経験。
屋根専門石川商店の三代目、1級かわらぶき技能士
石川弘樹(いしかわひろき)です。
【趣味】 ワンピース(マンガ)
【目標】 瓦割り世界チャンピオン
【ブーム】 なんだか断りそうだな、、、
【困り事】 寝ても寝ても眠い病
屋根専門石川商店HP:riverstone-roofing.com
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屋根で損する人をゼロにしたい、屋根屋の三代目です。
石川商店からのお願い
記事を最後まで読んでいただきありがとうございます。
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日々屋根にお困りのお客様にとって必要な情報をお伝えするために、ご参考にさせて頂きます。
築33年で塗装工事後分かり、施工業者に調査依頼していますが、10時効、今まで住んできたのだからと、補修工事に応じる気がありません。
サイディングとケラバ板金屋根部と2センチ幅で2メートルボードが見えています。長年シミやカビふくらみがあったことに合点がいきました。
しかし時すでに遅く、他社リフォーム会社の指摘でわかりましたので、自費でやらざるを得ないかなと思っています。
屋根施工後にサイディング工事したため、と思われます軒天もあと工事のため隅が開いています。
屋根に上がらなければわからない事象で、どうしたものか悩んでいます。
きなくん さま、石川商店の石川です。
ご連絡、おそくなりました。
10年時効。
保証期間としてはそうなのかもしれませんが、明らかな手抜き工事や施工ミスがあれば、気づいた時点から1年以内に指摘すれば、有効になるはずです。
その場合、施工業者が工事保険に入っていれば、保険対応で修理可能になることが多いので、お客さまも施工業者も負担なく修理が受けられのではないかと思います。
なのでまずは施工業者に、工事保険に入っているかどうか確認してみるのが良いと思います。
保険に未加入の場合は、その施工業者の保証規定になってしまうので、保証内容にもよりますが、残念ながら自費負担になっていまいます。