【埼玉県八潮市】築２５年、アスベスト使用のスレート屋根の雨漏り修理、棟交換工事の事例

【埼玉県八潮市】築２５年、アスベスト使用のスレート屋根の雨漏り修理、棟交換工事の事例

屋根で損する人をゼロにしたい、みんなの屋根の相談所、石川弘樹です。埼玉県八潮市で、築２５年、アスベスト使用のスレート

屋根の雨漏り修理と、棟交換工事を行った事例を、ご紹介します。

スレート屋根の雨漏り修理、棟交換工事の流れ

今回の、アスベスト使用のスレート屋根の、雨漏り修理と棟交換工事の流れはこんな感じです。

スレート屋根の雨漏り修理、棟交換工事の流れ

1. 手順① 棟違い部の雨漏り修理 【１２０〜２４０分】
   手順② 棟の交換工事 【半日〜１日】
   手順③ 工事完了【１日～２日】

手順① 棟違い部の雨漏り修理 【１２０〜２４０分】

今回の雨漏りしているところは、「 棟違い( むねちがい ) 」という、屋根のてっぺんのフタにあたる棟が、段違いになっている部分です。

■ 棟違い部

この棟違いの雨漏りは、上の屋根面の横側を伝ってきた雨水が入ってしまう場合と、棟違いの裏側から強風で雨が吹き込む場合とあります。

点検時に屋根裏を確認すると、棟違いの裏側で雨水が侵入した水染みが確認できました。

■ 棟違いの屋根裏側の状態

ということで、棟違い部の雨漏り修理をしていきます。

まずは既存の棟を解体します。

■棟違いの棟解体

上側の屋根下地の側面が腐食しており、雨水が伝わってきている証拠となっています。

■ 雨漏りヶ所

ここに来る雨水の逃げ道を作るように、内部の板金を加工して、雨漏りを防ぎます。

■ 棟違い修理

板金を施工したら、コーキングで防水シールをして、棟違いの修理は完成です。

■ 防水シール、修理完了

手順② 棟の交換工事 【半日〜１日】

つづいて、棟の交換工事を行います。

■ 棟工事前

まずは、もともと設置されている、棟板金と、棟板金を固定している下地の木材を撤去します。

■棟撤去

つづいて、棟の下地木材を固定します。

■棟の下地木材

この木材は、横幅９０mm、厚み１８mmと、設置可能な最大の幅と厚みで、且つ、防腐処理済みのモノを使用しています。

最近では、樹脂製の下地材が腐らないから、と高耐久仕様として使われる場合も多いです。
ただ樹脂製のモノは製品強度がピンキリだし、熱による収縮が大きいため、すぐに硬化して、割れたり折れたりしてしまう弱いモノもあります。

■【参考】 使用後７年での、樹脂製下地の弱さが分かる動画

動画の最後に、この職人が、

「 たぶん、指１本で折れるとおもう 」

と、つぶやいてます。

なので、石川商店では防腐処理済み木材を、基本的に使用します。

最後に、新しい棟板金を設置します。

固定した下地木材に、棟板金を固定します。

板金の接続部は、接着剤で補強します。

■棟板金

棟板金の固定は、釘の３倍の保持力があるビスで固定していきます。

■ビス固定

■棟完了

１階の屋根は今回は交換せず、棟の固定釘を増し打ちしての補強となります。

■１階棟施工前

■１階棟　釘の増し打ち

以上で、工事完了です。

もちろん作業の安全確保をするために、命綱をかける安全フックを設置しての工事となります。

■安全金具設置

手順③ 工事完了【１日～２日】

以上で、工事完了です。

スレート屋根の棟違い部の雨漏り修理と、棟交換工事は、１日～２日で終わります。

工事のご報告は、郵送もしくは、メールなどの電子での報告、どちらでも可能です。

今回のスレート屋根の雨漏り修理、棟交換工事の金額は４５万円

スレート屋根の雨漏り修理と、棟交換工事をするときの工事金額は、約１５〜５０万円くらいのことが多いです。

金額幅があるのは、雨漏りの部位や原因によっては、範囲が狭かったり広かったり、屋根の部位によっては、工事が簡単だったり難しかったりするからです。

【参考】 雨漏りの場所別の、修理費用の目安

雨漏りの場所別の、修理費用の目安の詳細は、こちらの記事で確認できます。

■わが家の雨漏りどこでみつけた？　安い修理方法を場所別に紹介 | 石川商店

わが家の雨漏りどこで見つけた？修理方法や費用を場所別に紹介

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石川 弘樹

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