「波型スレート」とは?
工場や倉庫、仮説の建物の屋根や外壁を思い出してみてください。波型のうねうねとした素材を思い浮かべませんか?
それが「波型スレート」です。経済性と耐久性が高く、メンテナンスが容易であること、そして増築や改築にも対応しやすいことなどから、広く使われています。
「波型スレート」についてまとめた過去の記事は、こちらをご覧ください。
波型スレートの歴史
「波型スレート」の日本での歴史は、明治37年(1904年)まで遡ります。オーストリアから導入された人造スレートの技術は、大正時代の関東大震災以降、日本でも急速に広がりを見せていきました。
その耐久性の高さゆえ、現在でも築年数50年以上の波型スレートの建物も、少なくありません。
ただし、2004年以前に設置されたものには、アスベスト(石綿)が含まれています。アスベストを含む廃材の処分費も、年々上がっていることから、早めのご対応がおすすめです。
波型スレートの用途
前述の通り、高い耐久性と経済性を誇る波型スレート。その特徴から、工場、倉庫、畜舎などに使われてきました。
小波・大波の違い
波型スレートは、大きく分けると「小波」「大波」の2種類があります。
こちらの記事でも紹介しておりますそれぞれのデータに基づき、厳正なJIS規格に従って製造されています。
この規格は各メーカー共通ですので、修繕の際にも安心して用いることが可能です。
小波・大波の主な違いですが、
■小波:外壁用
■大波:屋根用
と分けることが可能です。
「波型スレート屋根」のメンテナンスは?
耐火性、遮音性にも優れた波型スレート屋根。土埃や汚れがつきやすいといった点はあるものの、現場を支えてくれる心強い味方です。
「見栄えが悪くなってきたら、塗装しようかな」、「DIYでもメンテナンスできるんじゃないかな」と思われる向きもあるかと思いますが、石川商店ではおすすめはしておりません。
詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
特に、2004年以前に設置された波型スレート屋根には、アスベストの問題もあります。面倒でも、メンテナンスは専門の業者にお任せください。
石川商店は、波型スレート屋根のご相談を受け付けております
■改装をきっかけに、他の屋根材を検討したい
■波型スレートを新たに設置するにあたり、信頼の置ける業者を知りたい
このような場合、石川商店でも、波型スレート屋根に関するご相談を承っております。
石川商店では波型スレート屋根の設置は取り扱っておりませんが、信頼の置ける屋根屋さんをご紹介することも可能です。
石川商店は、みんなの屋根の相談所。どうぞ、お気軽にお声がけください。
まとめ
波型スレート屋根についてのまとめです。
- ここまでのまとめ!
- 【1】波型スレート屋根は耐久性・経済性がバツグン!
- 【2】2004年以前に設置された波型スレート屋根は、アスベスト含有なので取扱い注意!
- 【3】メンテナンスは、専門の屋根屋にご相談を!
屋根のメンテナンスには、経験と専門的な知識が必要です。
ご面倒でも、波型スレート屋根のメンテナンスは、屋根屋にご相談ください。
みんなの屋根の相談所・石川商店でも、三代目社長・石川弘樹本人がご相談を承っております。
お困りのことがございましたら、なんでもお気軽にご相談ください。お待ちしております。
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