- 【ご相談者さま情報】
性 別: 男性
築 年 数: 新築
住 所: 不明
部 位: 屋根
材 料: 不明
(加筆 2017年9月5日)
本記事の目次
Q. ルーフィングってどれがいいの?費用は抑えたいんだけど
A. 「改質アスファルトルーフィング」という規格であればある程度安心です。
あまり気になさる方も少ないルーフィングですが、ルーフィングとは雨漏りから屋根を守る最終防御壁です。
下葺き材・防水シートとも呼ばれます。
屋根材の下にあって二次的な防水層として雨の侵入を防ぐものです。
二次的というと軽視されがちですが、これより内側に防水層がないと知ったらやっぱりいいものを使いたいですよね。
ルーフィングの違いって何?
そもそも同じ防水シートなのに、高いものと安いもので何が違うのでしょうか?
違いは「防水性」と「耐久性」が重要で、あとは「透湿性」「作業性」などです。
耐久性やその他の性能はわかりますが、防水シートなのに「防水性」が違うって不思議ですよね。
ルーフィングの多くはタッカー(ホッチキスの親分みたいなもの)で野地板に固定します。
また、ルーフィングには屋根材などを固定する際のビスや釘が打たれます。
つまり防水シートに穴があくのです。
この穴からの水の漏れ方に違いが出ます。
細かい仕組みは商品によって違いがありますが、高価なもの程この穴を拡げず、自ら塞いでいく性能が高いのです。
「改質アスファルトルーフィング」ならある程度安心。
ではどの程度のルーフィングなら安心できるのでしょうか?
「カッパ100」や「マスタールーフィング」、「透湿系ルーフィング」など高品質なものは、いいのは事実ですがそれだけ費用が掛かってしまい手が出せない事もしばしばあります。
単純に工事時の出費を抑えるなら、広く使用されている「アスファルトルーフィング940」でいいという考え方もあると思います。
しかし、耐年数に不安があり、屋根材自体は長持ちしてもルーフィングが長持ちしないという事態が起こりえます。
そこで、ある程度安心できるものでありながら、価格を抑えるとなると「改質アスファルトルーフィング」という規格のものから選択いただくのがよいでしょう。
「改質アスファルトルーフィング」は「アスファルトルーフィング940」と比べて、穴を塞いで漏水させない機能が向上しています。
なお、屋根材によっては使用するルーフィングに指定があるものもあるのでその点は注意して下さい。
実は意外に性能差がある?「改質アスファルトルーフィング」規格。
ここまでくると蛇足かもしれませんが、、、。
「改質アスファルトルーフィング」であれば安心ですが、この規格の中でも商品によって性能差があるようです。
こだわりの強い方や気になる方はよろしければ以下の記事を参考にしてみてください。
【屋根の雨漏り対策「防水シート」を勝手にランキング化してみた】
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入社四年目のしがない事務員『おにゃがわら』
事務したり現場お邪魔したりあっちこっち。
【趣味】 読書、昼寝、考察、夢を文章に起こす。
【目標】 文章構成力の上達。部屋を片付ける
【最近】 一眼レフのマニュアル操作がわかってきた
【一言】 なかなか外で撮る機会ができない…
屋根専門石川商店HP:riverstone-roofing.com
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屋根で損する人をゼロにしたい、屋根屋の三代目です。
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