本記事の目次
モルタルについて徹底解説、特徴
モルタルは、セメントに砂と水を混ぜて作ります。同じくセメントを材料とするコンクリートは、セメントに砂、砂利、水を混ぜて作るため構成成分が異なります。コンクリートはモルタルに比べて強度が高いのが特徴ですが、モルタルのほうが柔軟性に優れています。
モルタルの性質は、耐火性があり、住宅の壁や床にも使われています。物がぶつかっても壊れにくく、耐久性があります。ただし、モルタル自体の防水性は低いため、壁や床の仕上げに使用する場合は表面に撥水加工や防水のための塗装をすることで耐水性向上が図られています。
モルタルの用途
セメントを材料とするモルタルですが、柔らかくて扱いやすい性質のため様々な使われ方をしています。例えばレンガやブロックを積み上げるだけでは崩れてしまいますが、間にモルタルを塗ることでレンガやブロック同士を接着できます。また、モルタルを塗った壁面にタイルを張るという下地としての使い方もあります。さらに、コンクリートの表面などに仕上げとして塗るという用途もあります。
モルタルの唯一無二な長所
手仕上げの温かみ
継ぎ目のないモルタル壁は、人の手で塗っていくため、手仕上げならではの温かみがあり、味わい深い仕上がりになります。
色付け可能な高級感
モルタルを塗る際にさまざまな装飾ができ、きれいで高級感のある見た目に仕上がります。セメントは灰色の粉末ですが、モルタルは色を付けることも可能です。また、オリジナリティのあるデザインを楽しめます。
暑さ耐性と耐火性
モルタルの材料が金属ではないため、金属製の壁よりも室内が暑くなりづらいというメリットもあります。モルタルには耐火性があり、表面に塗装をすることで耐水性もアップするためキッチンなどにも使えます。また、万が一燃えても有毒ガスは出ません。
自由度の高さ
自然石やレンガ、金属の質感をリアルに再現した”モルタル造形”も人気です。海外のおしゃれなカフェやテーマパークにあるショップのような個性的な外壁にできる工法です。サイディングボードも最近では多くのカラーやデザインが登場しているものの、モルタルの自由度にはかないません。強度を保ちながら、アンティーク調にもナチュラルな雰囲気にもできる自由度の高さは、モルタルならではの大きな長所です。
モルタルの短所
硬化までの時間
モルタルは硬化に一定の時間がかかります。このため、即座に使用できないという制約があります。モルタルは左官職人が手作業で仕上げていくため、壁全体を塗り終わるまでに時間がかかります。また、しっかり固まるまでの乾燥時間も必要なので、工事スケジュールを考慮する必要があります。
ひび割れしやすい
経年変化や乾燥、地震などの自然災害の影響で、表目にひび割れが入りやすいという特徴も持っています。大きなひびが入った場合は、早急な補修が必要です。
紫外線や雨による劣化
モルタルは湿気に弱い傾向があり、水分の影響を受けやすいです。湿気や水の浸透により、モルタルが劣化する可能性があります。また、紫外線により防水性が失われていくと、壁を触ったときに白い粉がつく”チョーキング”が発生することがあります。
モルタルの費用相場
モルタルの外壁に張り替えする場合の費用相場は、1平方メートルあたり3,000円~7,000円前後。30坪程度の住宅で約98~135万円です。
まとめ
モルタルは塗装時に多様な装飾が可能で、きれいで高級感あふれる外観を演出できるとともに、味わい深い表情を楽しむことができます。ただし、モルタルの欠点としてはひび割れしやすいことが挙げられます。しかし、適切にメンテナンスを行うことで、サイディングボードと比べても劣らない耐久性を発揮することができます。
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