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雪止めアングルを設置するメリット
「うちの地域はあまり雪が降らないし…。そもそも雪止めアングルって本当に必要なの?」と、考えている方も多いのではないでしょうか。
雪止めアングルは普段雪が積もらない地域にこそ必要なものなのです。
なぜなら、豪雪地帯に比べて、積雪への対応力が弱いからです。
豪雪地帯で雪止めをしてしまうと、雪の重さに耐えられず、家が潰れてしまう可能性があります。
そのため、豪雪地帯ではそもそも家を近接させない、安全を確認してから自ら雪を降ろすといった対策をとっています。
一方で、降雪量が少ない地域では、対策がとられていません。
つまり、雪が落下することによる近隣トラブルや事故発生の可能性が高いのです。
雪止めアングルの設置によって、不必要なトラブルを防ぐことが可能になりますよ。
雪止めアングルについて詳しく知りたい方は、以下の記事を併せてご覧ください。
アルミ製雪止めアングルの特徴
雪止めアングルを設置するメリットを理解できた方の中には、具体的な雪止めアングルの特徴について知りたい方もいるでしょう。
雪止めアングルの中でも特におすすめなのが、「アルミ製の雪止めアングル」です。
そこでこの章では、アルミ製の雪止めアングルの特徴を紹介していきます。
アルミ製の雪止めアングルには3つの特徴があり、以下のとおりです。
- 1.軽い
- 2.材料費が安い
- 3.腐食しにくい
次の章で一つずつ順番に解説していきますので、雪止めアングルの設置を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
アルミ製アングルの特徴1.軽い
アルミ製アングルの一番の特徴は、屋根全体の重量を軽くできることです。
重量は金属の約3分の1ほど。
アルミ製アングルには、屋根にかかる負担が少なくなったり、作業スピードが上がって短時間で作業が終わったりするなどのメリットがあります。
また、一つ一つの重量自体が小さく、他の素材と大差がないため、屋根全体でみると重量に大きな差が出ます。
屋根の重量は耐震性に関わっているので、重い屋根は重心位置が高くなり、地震が発生した際の揺れが大きくなります。
その結果、建物の倒壊リスクが高くなるのです。
しかし、アルミ製アングルを使うことで、屋根を軽量化できるので、建物の耐震対策にもなりますよ。
アルミ製アングルの特徴2.設置費が安い
アルミ製アングル自体は他の素材と比べて割高です。
しかし、設置全体で考えると安く済むことが多いです。
その理由は素材にあります。
アルミ製アングルは柔らかく、加工がしやすい素材です。
そのため、設置する際に使用するチップやドリルなどの工具が痛みにくく、結果的に費用を抑えられるのです。
また、次の章で紹介する「腐食しにくい」という特徴により、メンテナンス回数が少なくなることも費用を安くできる要因の一つです。
アルミ製アングルの特徴3.腐食しにくい
前述したとおり、アルミ製アングルは腐食しにくいのも特徴の一つです。
アルミは酸素と非常に結びつきやすい性質を持っており、表面に保護力の強い酸化皮膜を形成します。
そのため、アルミ周辺に錆を防ぐバリアができるので、アルミ本体を守れるのです。
しかし、雪止めアングルが腐食すると以下のようなデメリットが生じます。
- ・雪を止めにくくなる
- ・アングルを取り替えるための費用と手間がかかる
せっかく雪止めアングルを設置したのであれば、長く使いたいですよね。
腐食しにくいアルミ製アングルを用いることで、上記のような腐食の心配がないので、雪止めアングルを長く使いたい方におすすめです。
雪止めアングルはアルミ製以外にも違う素材がある
雪止めアングルの素材として、アルミ製の他に「ステンレス製」や「亜鉛メッキ製」があります。
ステンレス製の特徴は錆にくさや強度・加工性・耐久性など、いずれも高い性能を発揮するため、価格も高くなりがちです。
そのため、「多少お金がかかっても、質には絶対にこだわりたい」という方はステンレス製を選ぶと良いでしょう。
また、亜鉛メッキの特徴はさびにくく、材料が安いことです。
「とにかく安く施工したい」という方は、亜鉛メッキの雪止めアングルを設置することをおすすめします。
雪止めアングルをDIYで設置するのは避けるべき
ここまでで、雪止めアングルを設置すると決めた方の中には、DIYで設置しようと考えている方もいるでしょう。
しかし、DIYで雪止めアングルを設置するのはおすすめできません。
DIYで雪止めアングルを設置するのをおすすめしない理由には、以下のようなものがあります。
- ・命に関わる危険性がある
- ・屋根に設置する雪止めに関する法律がある
- ・そもそも雪止めアングルを適切に設置するのは難しい
雪止めアングルの設置は屋根の上にのぼって行うため、慣れていない人が行うと、法律で決まっている高所作業に必要な装備や安全対策を怠りがちです。
そしてその結果、屋根から落ちてしまい怪我をしてしまう可能性や最悪の場合、死にいたる可能性もあります。
実際に、屋根作業の落下事故は多く発生しており、毎年死者も出ています。
そのため、雪止めアングルを設置する際には、十分な準備が必要なのです。
また、そもそも雪止めアングルを適切に設置することが難しいです。
雪止めを設置する場合には、以下のポイントに気を付ける必要があります。
- ・屋根に合った素材を選定
- ・きちんと効果を発揮できる場所を選定
- ・ゆるみや屋根を傷つけることなく設置すること
万が一、設置に不手際があるとアングルごと落下してしまい、事故やトラブルにつながることも考えられます。
DIYで設置するよりもお金はかかってしまいますが、身の安全や近隣住民の方への被害を考えると、業者に頼むのが安全で良いでしょう。
雪止めアングルの設置は実績のある業者に依頼するのがおすすめ!
リスク管理の面でも、雪止めアングルの設置は業者に依頼するべきです。
確かに、雪止めアングルを自分で設置した場合、業者に依頼するよりも費用は抑えられるでしょう。
しかし、事故やトラブルが起こった後に「あのときちゃんと依頼しておけば…」と後悔しても遅いです。
業者に依頼をすれば、事故やトラブル・災害時に保証がつくことが多いです。
そのため、多少費用はかかっても、業者に依頼することをおすすめします。
もちろん、依頼する業者をしっかりと比較検討することも重要です。
業者によっては高額な設置費を請求してきたり、設置ミスによる雨漏りが起こったりするなど、不手際が考えられます。
信頼できる業者なのか、実績を加味して判断する必要があります。
石川商店ならアルミ製の雪止めアングルを確実に設置できる
実績のある業者としておすすめなのが「石川商店」。
なぜなら、お客さまに対するサポートが手厚いからです。
まず、相談サービスを電話やメール・LINE@で行っています。
もちろん無料ですし、土日祝日も対応してくれるので、ちょっとした不安があっても、いつでも解消出来ます。
また、関東を中心に展開している石川商店ですが、関東在住ではなくても相談可能です。
施工外エリアのお問い合わせであっても、信頼できる業者を紹介してくれるため、少しでも困ったら石川商店に相談してみましょう。
60年以上、屋根工事業を行っている伝統ある会社なので、対応実績も充分ですよ。
まとめ:アルミ製の雪止めアングルの設置は石川商店で!
今回はアルミ製の雪止めアングルの特徴や注意点について紹介しました。
ご自身の目的に合わせて、雪止めアングルの素材について検討してみましょう。
ただし、素人が雪止めアングルの最適な素材を選び、適切に設置することは難しいです。
雪止めの以外でも屋根に関することで困ったことがあれば、石川商店に無料で相談してみてはいかがでしょうか?
石川商店からのお願い
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