本記事の目次
サイディング張り替えとは
サイディングには窯業系、金属系、木質系、樹脂系と大きく4つの種類があります。それぞれの耐用年数は異なりますが、年月が経つにつれて必ず劣化します。サイディング張り替えとは、既存のサイディングを剥がし、新しいサイディングを張る工法です。劣化具合によっては安価な塗装工事や重ね張りで済む場合もありますが、耐用年数が過ぎている場合は張り替えも1つの方法です。
サイディング張り替えのメリット
老朽化の心配がない
サイディングに張り替えをすると新しい外壁となるため老朽化する心配がありません。張り替え工事では外壁を一度すべて剥がすため、外壁の内側の老朽化を発見し修理することができます。内部を見てから修理がある場合には、直すことができるので、サイディング張り替え工事が適しています。
下地材の補修ができる
サイディング張り替えは、既存のサイディングを剥がすため、下地材の補修ができます。外壁塗装リフォームや外壁塗装で対処できるのは外壁表面だけです。外壁の下地材の防水シートが劣化している場合などは、サイディングの張り替えをしなければ雨漏りのリスクが高まってしまいます。
次のメンテナンスまでの期間が延びる
サイディング張り替えは、新品の壁にするのと同じことなので、次のメンテナンス工事が最も先になるのもメリットです。選択する外壁材によっても変わりますが、張り替え後は10~15年間程度メンテナンスをする必要がなくなり、結果的にコストパフォーマンスは良いと言えるでしょう。
サイディング張り替えのデメリット
外壁塗装やカバー工法より高価格
サイディング張り替えは、外壁塗装やカバー工法に比べると規模が大きく工事の費用はもっとも高価格になります。外壁塗装と比べると2〜3倍、カバー工法に比べたら10〜20%ほど費用が増えるでしょう。
工期が長い
サイディング張り替えは、外壁塗装やカバー工法よりも工期が長いです。サイディング張り替えにかかる日数は3〜4週間程度が目安となります。外壁塗装やカバー工法の工期は2〜3週間です。所要日数が長くかかることで、工事中の生活が不便になってしまいます。状態によっては、室外機まで養生をしなければならないケースもあり、夏場に工事を検討している方は施工時期をずらすなど検討をしなければならないかもしれません。
サイディングの張り替えのタイミング
築30年以上
サイディングの耐用年数は約30年程度です。新築から30~40年以上経っていれば、外壁の張り替えのタイミングです。30~40年経過している外壁ならば、外見上は問題がなくても内部の劣化がはじまっていることが多く、10年ごとを目安に専門業者の定期的なメンテナンスをした方が良いでしょう。内部の劣化を放置しておくと、家の骨組みがもろくなってしまい、サイディングの張り替えでも取り返しのつかなくなる可能性があります。
サイディングの剥がれ
サイディングが全体的に剥がれている場合は、耐用年数をすでに過ぎたまま住み続けてしまっている可能性があります。住宅の構造体まで腐食してしまう前に、早急に業者の診断を受け、サイディングの張り替えを行いましょう。何かをぶつけて穴が空いてしまっている。このような場合も張り替えを検討することをお勧めします。
サイディングの反り
サイディングに反りや浮きが起こっている場合は、早急にサイディング張り替えが必要です。サイディングの反りの原因は、浸水による膨張と乾燥による収縮を長期間繰り返すうちに、ゆがみが起こったことです。放置すると、すき間から外壁内部まで浸水してしまうため、サイディング張り替えのタイミングです。特に窯業系サイディングは、塗膜が劣化して防水性を失ったり、目地のコーキングが切れたり、経年劣化で反りが発生することがあります。
雨漏り
外壁から雨漏りが起こる原因には、外壁サイディングのひび割れやコーキング、サッシとの境目等にすき間が生じることなどがあります。外壁から浸入した雨水は下へと流れようとするため、室内からは気が付かないことがあります。雨漏りに気が付いた時には外壁内部の腐食が進んでいるということもありえます。そのような場合には内部や下地の補修や補強が必要なため、一部または全部のサイディング張り替えをしましょう。
外壁材の張り替えの費用相場や耐用年数を材質別にまとめた記事につきましては、下記の記事を参考にしてみて下さい。
外壁工事で火災保険を使えるって本当?事例と火災保険の種類についてのまとめにつきましては、下記の記事を参考にしてみて下さい。
https://riverstone-roofing.com/reconew/fire-insurance-a…all-construction/
まとめ
サイディング張り替えのタイミングは、新築から30~40年の経過が目安です。築年数に関わらず、剥がれや反り、浮きといった劣化症状が出ている場合もサイディング張り替え工事が必要になります。自治体によっては、外壁の補修工事で補助金が受け取れる場合もあります。また、施工を依頼する業者によっても費用は大きく異なりまので、本当に必要がある施工をしっかりしてくれる業者を選びましょう。
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