アスファルトシングルの防水性って高いの?アスファルトシングルのメリットも解説

竹中 浩貴
竹中 浩貴
  • アスファルトシングルの屋根材って防水性って大丈夫なの?

    今回は防水性に疑問を持っている方の悩みを解消するためにスレート屋根と比較図をつけてご紹介致します。

    また防水性以外にもアスファルトシングルのメリットもまとめいていますので、アスファルトシングルを検討している方は参考に見てみてください。

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アスファルトシングルの防水性について他より良いのか知りたい

この記事で伝えたいこと

アスファルトシングルの防水性が他の屋根材より高いことを知れます。

アスファルトシングルの防水性以外のメリットも知ることができます。

アスファルトシングルの防水性ってどうなの?

アスファルトシングルの防水性ってどうなの?

アスファルトシングルは瓦や金属屋根に比べ、割れたり錆びることがなく防水性の高い屋根材です。

他の屋根やさんではセメントで接着するので釘やタッカーで穴を開けないからという理由で防水性が高いと言われていますが実は違います。

よく使われるスレートやトタン、ガルバリウム鋼板とアスファルトシングルも同じように、下地で敷いている防水シートに釘やタッカー(ホチキスのようなもの)で固定していきます。

マンションなどの傾斜がない場所はセメントで固定することもあります。

しかし、一般住宅用の屋根の傾斜の場合はセメントでは傾斜の角度では固定力が足りないとされています。

アスファルトシングルの防水性が高い理由

アスファルトシングルの防水性の違いを、利用されている方が多いスレート屋根を下記に図を作成し、比較してみました。

スレート屋根材には防水シートは含まれておらず、もしスレートにヒビが入った場合は下地となっている1ミリの防水シートのみで雨水の侵入を防いでいます。

一方、アスファルトシングルは層になっている部分に防水シートが入っているのでひび割れや釘を打った際でも何層も重なっている防水シートで雨水の侵入を防ぐことができます。

スレートとアスファルトシングルの防水性の違い

アスファルトシングルの防水性が高いと言われる、本来の理由は上記のような構造的な部分になります。

アスファルトシングルの防水性以外のメリット

アスファルトシングルの防水性以外のメリット

アスファルトシングルには、防水性以外にもメリットもあります。

どのようなメリットがあるか知っておくことでアスファルトシングルの良さを知ることができますので見ていきましょう。

アスファルトシングル防水性以外のメリット
  1. 【1】計量で耐震性が高い
  2. 【2】カッターで切れるので加工しやすい
  3. 【3】防音性が高い

このあと、メリットを項目毎にご紹介していきます。

 

アスファルトシングルのメリットだけではなく、デメリットについても知りたい方は「アスファルトシングルとは?特徴、メリット、デメリットを紹介」を御覧ください。

メリット1:軽量で耐震性が高い

メリット1:軽量で耐震性が高い

アスファルトシングルは他のスレートや瓦などの屋根材よりも軽い屋根材です。

日本で使われている主な屋根材の重量比較表

屋根材の種類重量(1/㎡あたり)
瓦屋根45~60kg
スレート屋根18~21kg
アスファルトシングル屋根9~12kg

屋根の重量が軽ければ軽いほど、地震が起きた際の屋根の倒壊リスクも下がります。

その為、アスファルトシングルは他の屋根より耐震性が優れていると言えます。

メリット2:カッターで切れるので加工しやすい

メリット2:カッターで切れるので加工しやすい

メリット2つ目は、アスファルトシングルは加工のしやすさです。

カッターやハサミで切ることができるのでグラインダーなどを使わずに加工することできます。

また、シート状の素材で柔らかいので屋根の曲面にも使用することができます。

加工がしやすい為、北米にある一軒家の約8割がアスファルトシングルを使った屋根になっています。

メリット3:防音性が高い

メリット3:防音性が高い

3つ目のメリットは、雨音などが響きにくい防音性の高さがあります。

アスファルトシングルの防音性の秘密は屋根材の表面に天然石を細かく砕いた石粒が吹き付けられているところにあります。

石粒があることによって雨音を分散するため屋根裏に響きにくい作りになっています。

トタン屋根や金属屋根だと、雨音が居住スペースまで響くこともあります。

梅雨時期は雨音がうるさくて困っている方には、とてもおすすめです。

 

まとめ:雨漏りが気になるなら屋根材に防水性の高いアスファルトシングルがおすすめ!

アスファルトシングルはまだ日本では聞き慣れない屋根材ですが、防水性が高く、加工がしやすいのでアメリカでは100年以上使われているメジャーな屋根材です。

アスベストが含まれていないスレート屋根材が普及されて10年以上が経ち、スレート材のひび割れする欠点が目立ってきています。

スレート屋根材より良い屋根材がないかお探しの方にはアスファルトシングルをおすすめします!

アスファルトシングルの設置を検討の方は、石川商店へご相談ください。

他の屋根材からアスファルトシングルへの葺き替え工事実績が沢山ありますので、屋根でのお悩みをお伺いした上で適切な施工をご提案してくれます。

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  1. お名前 : 匿名  

    シングルより下敷込んでいるルーフィングが大事ではないのですか?
    雨漏りに関しては

  2. お名前 : 石川弘樹  

    匿名さま、石川商店の石川です。
    ご連絡、おそくなりました。

    説明が不親切で、申し訳ございません。
    基本的には、ルーフィングが一番大事です。
    その上で、屋根材ごとの防水性の話として、捉えていただければと思います。

  3. お名前 : マンション管理組合板橋区  

    築38年のマンションです。急勾配の屋根がアスファルトシングル葺きで、㎡当たり7,500円で張り替えの提案を受けています。見た限りでは剥がれたり、めくれたりしていないので築年数が古いと言うだけで工事をする必要はないと思いますがいかがでしょうか。

  4. お名前 : 石川弘樹  

    石川商店の石川です。
    ご連絡、おそくなりました。

    屋根の下地にもよります。
    通常の防水層の上に、屋根下地を組んでアスファルトシングルを施工しているのであれば、アスファルトシングル部分は化粧になるので、交換しなくても雨漏りはしないと思います。

    ただ経年劣化でシングルセメントが弱って、剥がれたりすることがあるので、接着不良の有無の確認は安全上するのが良い頃だとは思います。

コメントはこちらへおねがいします。

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