仕様書も信用できない?仕様書は「コロニアル葺き」なのにパミールだった!分譲住宅の屋根調査にお伺いしました

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7月に入り一気に気温が上がってきましたが、熱中症にはくれぐれもお気をつけください。

 

さて、毎日のようにお問い合わせをいただいておりますニチハのパミールについて、まずはお手元の建築図面をご覧ください。

建築図面の仕様書や立面図に屋根の仕上げ材について記載があると思います。

そこに「化粧スレート葺き」「コロニアル葺き」と記載があった場合、もしかしたらニチハのパミールが使用されている可能性があります。

特に〇〇グループの分譲住宅(〇〇産業、〇建設、〇〇〇〇〇ワン、〇〇住宅など)にお住いのお客様はすぐに確認することをお勧めします。

 

本日は神奈川県相模原市までお邪魔致しました。

早速お伺いしてお話をお聞きしたあと屋根に上らせていただき、調査を開始します。

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日差しが強いですね...

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屋根上での点検及び調査の様子です。

築8年のお宅で、穴あきのような剥げと軽微ではあるものの表面の剥離がみられました。事前にご連絡があった通り、屋根に使われているのはパミールのようです。

調査後、仕様書を拝見したのですが、そちらには「カラーベスト葺き」としか記載がございませんでした。

 

当時はスレート屋根なら「カラーベスト葺き」「コロニアル葺き」と記載しておけば良い、という風潮があったようで、正確な屋根材商品名が書かれていないこともしばしば。

おそらく、種類も少なく形が多少特徴があるだけなのでそうそう違わない為統合され表記されていたのでしょう。

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調査結果をご報告差し上げた後にお話を伺います。

現在ハウスメーカーとは補償について交渉中とのことですが、このハウスメーカー(〇建設)は一切補償は行わないとの一点張りだそうです。

ただし、ニチハのほうからは「アルマ」という屋根材が無償支給されるとのことでした。

 

ニチハのアスファルトシングル「アルマ」は施工後、10年~20年で再度重ね葺き工事や葺き替え工事が必要な屋根材です。

築10年前後での重ね葺き工事は、建物への負担が増えると同時に将来的には高額な屋根のメンテナンス費用が発生することがハッキリしております。

改修工事の際は、将来のことも考慮したうえで改修工事を行うことが重要です。


屋根専門75年 石川商店
林 洋道(はやし ひろみち)です
【趣味】旅行、F1チームのウェア集め、西部警察、ネコ
【特技】洗車、タイヤ交換、他クルマのメンテナンス
【最近】
【出身地】鳥取県米子市

屋根専門石川商店HP:riverstone-roofing.com


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