対談動画はこちら!
【前編】
【後編は「カミセイ」さんのこちらの記事より】
【動画】屋根屋同士で『屋根詐欺あるある』と「対処方法」について語りました。
動画内容のまとめはこちらより!
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本記事の目次
屋根詐欺の大好物は「ご年配の方&瓦屋根の家」と「戸建て集合地帯」
⑴「ご年配の方&瓦屋根の家」
詐欺業者が大好物。
それは、「日常で屋根のことに無関心」な人たちなんです。
日頃、目に見える「家の中」について、要するに内装についてはみなさんご興味があるのですが、
外装、特に目に見えない屋根のことは、問題が起きないと意識したことがない人の方が圧倒的に多いでしょう。
その「見えない」ことを逆手にとって、
屋根の詐欺業者は偶然通りがかったいい人を演じながら、家に突撃してきます。
そして、
見えない屋根について、法律にひっかからない範囲のギリギリのラインを攻めながら、
不要な工事の契約を結ばせるという寸法です。
そして、飛び込む家の基準として、
まず最初に選ぶのが「瓦の屋根」ということ。
瓦屋根は比較的、話を聞いてくれそうな
「ご年配」の方が住んでいる可能性が高いからなんですね。
⑵「戸建て集合地帯」
また、詐欺業者は効率も考えて
「戸建て集合地帯」も狙ってきます。
ローラー戦略というか、新聞の売り込みのように
とにかく効率を重視した営業を好む会社はこの作戦をとるそう。
特に都内に多いそうです。
詐欺に引っかかってしまう原因は?
⑴詐欺業者は「偶然通りがかった良い人」を演じる。
上記にも少し書きましたが、詐欺業者の演技力は本当にすごいものがあります。
偶然通りがかった良い人というイメージ。
まさしく「一期一会」を演じさせたら彼らの右に出る人はいません。
そして、今ならまだ間に合う。的な言葉で工事を急かしてきます。
⑵「知らない」「見えない」部分の不安を煽ってくる。
詐欺業者は、専門業者しかしらないということを、これでもかと披露してきます。
その優し言葉で、人の良い屋根の素人である一般人が断る理由を、
巧みに消していくんですね。
彼らは、真綿で首を締めてくるんです。
⑶詐欺に引っかかったとしても、心理的に認めたくない人が多い。
厄介なのが被害に会った人たちのこの心理。
お金と時間をかけて工事をすると、
例えその工事が詐欺だと気づいたとは言え、
人はそれについて認めたくないという心理が働いてしまうんです。
なので、
詐欺業者は契約さえ結んでしまえば、もう彼らの勝ちだということも理解しているんですね。
屋根で損する人をゼロにしたい、屋根屋の三代目です。
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プロが知る、詐欺業者リストの様なものはありますか?
石川商店では、お客さまからは事例として業者の手口を詳しくお聞きしますが、業者名までは確認していません。
もちろんお客さまから業者の良し悪しの判断でのご相談もありますが、会社のHPや評判、経歴、設立年月などをもろもろ調べてみて、都度都度アドバイスをしています。