本記事の目次
【東京都八王子市】スレート屋根の棟板金の釘の増し打ち、ひび割れ補修工事の事例
屋根で損する人をゼロにしたい、みんなの屋根の相談所、石川弘樹です。
今回は、スレート屋根の棟板金の釘の増し打ち、ひび割れ補修工事の事例を紹介します。
スレート屋根の棟板金の釘の増し打ち、ひび割れ補修工事は、1人で2時間前後
今回の、雨漏りの部分修理工事は、1人で2時間くらいの作業時間です。
工事の流れは、こんな感じです。
- スレート屋根の棟板金の釘の増し打ち、ひび割れ補修工事の流れ
- 手順① 棟の下地木材の強度確認 【10分】
- 手順② 棟板金の釘の増し打ち 【60分】
- 手順③ ひび割れ補修 【30〜60分】
- 手順④ 工事完了 【合計2時間】
順番に工事の様子を、写真つきで解説します。
手順⓪ 工事前状況
こちらが、工事前の状態です。
(点検時にドローンで、屋根に上がる前に撮影しています。)
施工前の棟板金の釘と、スレート屋根材のひび割れの状態は、こんな具合です。
■棟板金
■スレートひび割れ
手順① 棟の下地木材の強度確認【10分】
棟の下地木材が、棟板金の釘の増し打ちで、十分な強度を確保できるかどうか調べます。
■ 棟の下地木材の強度確認
調べる方法は、棟板金を固定する釘を実際に打って、その釘を引き抜く強度を測定し、新品の状態と比較して半分以上の強度があれば、釘の増し打ちで十分と判断しています。
釘の増し打ちは、打たれている釘の間に、新しく釘を打っていくので、釘の本数が約2倍になります。なので下地木材の強度が新品の半分以上あれば、新品よりも強度が出ることになるからです。
仮に、半分以上ない場合は、下地木材を交換する「 棟交換 (むねこうかん) 」工事をお勧めします。
もちろん、部位によって木材の強度は違うし、すべての部分の測定はできないので、数値は目安のひとつです。
築13年経過している屋根ですが、判定の結果、半分以上の強度が保たれているため、釘の増し打ちを行います。
手順② 棟板金の釘の増し打ち 【60分】
棟板金の釘の増し打ちを、していきます。
■棟板金の釘の増し打ち
手順③ ひび割れ補修 【30〜60分】
つづいて、スレート屋根材のひび割れを補修していきます。
ひび割れしている屋根材をすこし持ち上げて、ひびの両側の下に、接着剤を注入します。
■接着剤の注入
持ち上げた屋根材を元に戻すと、接着剤がはみ出てきます。
■軽度のひび割れ補修完了
接着剤をあえてはみ出させることで、作業完了の目印となり、補修漏れの防止と、次回3年前後での作業時にも、処置済みであるかの目印になります。
また、ひび割れが進行し、完全に分離してしまったモノは、パズルのように接着していきます。
■ひび割れて完全に割れた部分の補修
今回は、全部で20〜30枚ほどのひび割れを補修しました。
差し替えるのがもっともよいと思いますが、防水シートを傷つける可能性があるので、あえて差し替えは行いません。
手順④ 工事完了 【合計2時間】
以上の作業で、約2時間で、スレート屋根の棟板金の釘の増し打ち、ひび割れ補修工事がおわりました。
■ 棟板金の釘の増し打ち完了 全景
■ スレート屋根材のひび割れ補修完了 全景
今回のスレート屋根の棟板金の釘の増し打ち、ひび割れ補修工事は、完璧に直すというよりは、応急処置で、すこしでも台風などの強風対策をしていくような内容です。
より安心なのは、棟交換や、カバー工法や、葺き替えになります。
スレート屋根の棟板金の釘の増し打ち、ひび割れ補修工事は、3〜5万円
スレート屋根の棟板金の釘の増し打ち、ひび割れ補修工事の金額は、約3〜5万円です。
点検調査費+ 2万円での工事費となります。
有料点検の詳細は、こちらの記事で確認できます。
■ ドローンで『屋根に上がる前に撮る』から安心。屋根点検の内容と価格 | 石川商店
スレート屋根の早めのメンテナンスで、台風被害を最小限に
スレート屋根の早めのメンテナンスで、台風被害を最小限にするための、方法と費用は、
- スレート屋根の台風被害の予防対策工事の方法と費用
- ひび割れ補修 【5年おき】 1〜3万円
- 棟板金の釘の増し打ち、もしくは棟交換【築15年】3〜30万円
- カバー工法、もしくは葺き替え【築30年】100〜180万円
ということになります。
くわしくは、こちらの記事で確認できます。
■ スレート、コロニアルの台風対策。予防のための補修や工事方法と費用 | 石川商店
スレート屋根の台風などへの強風対策は、お気軽にご相談を
スレート屋根の台風などへの強風対策の、どんな些細なことでも、まずはご相談くださいませ。
屋根の専門家のセカンドオピニオンを気軽に受けられます。
石川商店へのお問い合わせは、すべて石川弘樹が対応しています。
会社にお電話戴いても、ぼくの携帯に転送され、必ずぼくが電話に出ます。
その他のご相談方法も、すべてぼくが読んでお答えしています。
屋根で損する人をゼロにしたい。だから気軽にご相談してくださいね。
お電話でのご相談はこちらから
今すぐのお電話での相談は、スマホ画面の一番上か一番下に表示されている『 03-3785-1616 』の電話番号をタッチ。
iPhoneの場合、
03-3785-1616をタッチ→ (通話許可→) 発信
Androidの場合、
03-3785-1616をタッチ→ (電話アプリの選択) → 番号表示→ 発信
で電話を掛けることができます。
電話がつながらない場合は、※ 050ーXXXXー5553 の番号で掛け直します。
LINEでのご相談はこちらから
いつものLINE感覚で、かんたんに相談できます。
やりとりは1対1のチャットなので、プライベートにご相談できます。
スマートフォンの方は、下の【友だち追加】ボタンを押しましょう
石川商店のLINE公式アカウント『みんなの屋根の相談所』を【友だちリストに追加】ボタンを押せば準備完了。
パソコンの方は、QRコードをスマホで読み込みましょう
読み込むとLINEアプリがスマホで立ち上がります。
【友だち追加】をすれば、いつものLINE感覚で相談できます。
石川商店LINE相談の使い方はこちら。
メールでのご相談はこちらから
メールでのご相談はこちらのバナーをタッチ。
ご相談フォームに入力すれば、かんたんに相談できます。
ブログでのご相談はこちらから
このブログ上でのご相談をご希望であれば、このページの一番下にあるコメント欄をご活用くださいませ。
お名前(ニックネームでも可)の入力だけなので気軽にご相談できます。
この記事への質問、疑問、要望、感想なども大歓迎です。
多少の時間はかかるかもしれませんが、すべてのコメントを読んで、返信もしくは、今後の記事の参考にさせて戴きたいと思います。
- 創業75年、屋根専門石川商店の三代目。石川弘樹(いしかわひろき)です。
- 【継続は力なり】
- 禁煙2009年〜、ダイエット2010年〜、禁酒2017年1月〜、筋トレ2018年6月〜、禁チョコ爆食い2018年12月〜
- 【資格】
- 1級かわらぶき技能士、瓦屋根工事技士、全日本瓦工事業連盟認定 瓦屋根診断士、全日本瓦工事業連盟認定 耐震化講師、耐震プランナー、増改築相談員、古民家鑑定士、ホームインスペクター(住宅診断士)、ジュニアリフォームソムリエ、リフォームスタイリスト1級、リフォーム提案士、ライフスタイルプランナー
- 【趣味】
- ワンピース(マンガ)
- 【目標】
- 瓦割り世界大会初代チャンピオン
- 【ブーム】
- 筋トレ
- 【困り事】
- ベンチプレスが1年半伸びない
屋根で損する人をゼロにしたい、屋根屋の三代目です。
石川商店からのお願い
記事を最後まで読んでいただきありがとうございます。
お客様の率直な感想をいただくため「役にたった」「役に立たなかった」ボタンを設置しました。
また、もしもっと知りたいこと、分かりづらかったことなどあれば下のコメント欄にご意見いただければと思います。
日々屋根にお困りのお客様にとって必要な情報をお伝えするために、ご参考にさせて頂きます。