皆さんの周囲に屋根マニアはいますか?
今回は、屋根マニアをめざす人たちのために、簡単にできる屋根の楽しみ方をご紹介したいと思います。
屋根マニアにはある特性があります。
それは、
歩くとき常に上を見ている
ということです(笑)。
彼ら(彼女ら)は、
「どの屋根材が使われているか」
「特殊な瓦を使っているか」
「どうやって工事をしているか」
など、常に屋根を気にしつつ歩きます。
そんな屋根マニアになりたい!と願うあなたに、まずオススメするのが屋根の“色”の観察です。
屋根には「混ぜ葺き」という複数色の瓦をランダムに使用する施工法があります。
この色の配分はお客様が決めますが、実際の配置は職人の癖や好みが大きく反映されており、結構面白いです。
ほかにも左右対称か、つなぎ目はまっすぐか、斜めから見てもキレイかなどにも屋根マニアは反応します。
上記の内容はハードルが高いと感じる方は、単純に空を楽しむのもいいと思います。
空と屋根のコントラストに着目して写真を撮るのも面白いですよ。
屋根マニアは常に空を見て歩くので、気分も明るいです。
それなので、皆さんもぜひ上を向いて歩くと同時に、屋根を観察してみてくださいね。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜昭和二十六年創業。屋根に関する製造・販売・工事の全てを経験。
屋根専門石川商店の三代目、1級かわらぶき技能士
石川弘樹(いしかわひろき)です。
【趣味】 ワンピース(マンガ)
【目標】 瓦割り世界チャンピオン
屋根専門石川商店HP:riverstone-roofing.com
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屋根で損する人をゼロにしたい、屋根屋の三代目です。
石川商店からのお願い
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日々屋根にお困りのお客様にとって必要な情報をお伝えするために、ご参考にさせて頂きます。
瓦の下に、昔は平木を使っていましたが、今は、使う方はいないのでしょうか?
ルーフィングは必ず使わないといけないのでしょうか?
エコエコさま、平木は、土居葺き、トントン葺きともいう、木の薄い板を重ね合わせて防水をとっていたものですね。
現代でも重要文化財などでは使われていますが、一般住宅ではほとんど使わなくなってしまいました。
その代わりに使うのが、ルーフィングということになります。
すべての屋根材で1〜2割の雨水が屋根材表面から、裏面に雨水がいきますので、基本的には屋根材下に別途防水層が必要になります。
平木を使うということであれば、コロシートというのが現在は合理的です。
ルーフィングであれば透湿シートと呼ばれる、湿気を通すルーフィングであれば、平木と共通のメリットとなります。
以上、参考になれば幸いです。