外壁塗装の訪問販売が来たら?被害予防策3つと対処法を紹介

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この記事はこんな人におすすめ

・外壁塗装や屋根・雨樋修理の訪問販売が来たので、悪徳業者なのか知りたい。

・訪問販売が来たことはないけど、悪徳業者への対応や見分け方を知りたい。

・訪問販売の断り方や、被害に遭ってしまったときの対処法を知りたい。

この記事で伝えたいこと

・外壁塗装や屋根・雨樋修理の訪問販売は悪徳業者なのかがわかる。

・訪問販売が来たときの悪徳業者への対応や見分け方がわかる。

・訪問販売の断り方や、被害に遭ってしまったときの対処法を知り実践する。

 

外壁塗装の訪問販売は怪しい?

突然訪問販売が来て「今なら安く外壁塗装できますよ」と言われたらどうしますか?

キャンペーンやモデル価格などを駆使して安く外壁を塗装してくれるというのは、セールストークの可能性が高く要注意です。

悪徳業者も多いので、まず断って良いでしょう。

しかし、外壁塗装だけでなく屋根修理や雨樋修理の訪問販売には、さまざまな手口があり巧妙です。

そこで、訪問販売の手口や対処法を知ることで、被害を避けましょう。

記事後半では、実際被害に遭ってしまったときの対象法もご紹介しているので、参考にしてください。

 

 

実態とは?外壁塗装の訪問販売について

国民生活センターに寄せられる「外壁塗装の訪問販売に関する相談」件数は年々増加しています。

以下の画像中央にもあるように、年間8,700名を超える訪問販売の被害者が出ていることは明らかですね。

出典:
http://www.kokusen.go.jp/soudan_topics/data/reformtenken.html

 

相談せずに泣き寝入りしている方や、消費者庁や警察など別の相談窓口に対応してもらう方も考えると、悪徳業者と言える訪問販売は数え切れません。

また、外壁・屋根・雨樋の訪問販売内容の実態を見てみましょう。

外壁はひび割れや塗装はがれ、色落ちに関する訪問販売が多いです。

屋根や雨樋は、屋根材や雨樋の破損、雨漏りの点検に関する訪問販売が多く見られます。

いずれも家の外側で隠すことができないので、悪徳業者に破損を指摘されると不安になりますよね。

では、これほど相談件数の多い悪徳業者に修理依頼をしてしまったらどのようなリスクがあるのか、次の章で見てみましょう。

 

 

外壁・屋根・雨樋修理の「詐欺」については、こちらの記事でも詳しく解説しているので、心配な方はあわせてご覧ください。

 

 

3つのリスク|外壁塗装の訪問販売を悪徳業者に依頼した場合

もちろん訪問販売に来る方全員が悪徳業者ではありません。

本気でご自宅を心配してアドバイスしてくれることもあるでしょう。

一方、巧みなセールストークに乗せられて、悪徳業者に依頼してしまうと大変なことになります。

以下3つの被害が特に多いです。

・見積もりや相場より高い請求が来る

・欠陥工事や手抜き工事をされる可能性がある

・工事を途中でやめられてしまう可能性もある

「こんなことが許されるの?」と思いますよね。

しかし安い見積書やキャンペーン情報で契約させ、最終的に高額な請求をすることが狙いなので実際に起きていることです。

手抜き工事や工事の中断は「追加料金を払わないと…」と脅され、拒否すると発生します。

次の章では、訪問販売の実態やリスクをふまえて、リスクを避けるために知るべきことを解説します。

 

 

被害に遭う前にできる予防策|3つの「知ること」

「外壁塗装について良く知らず、専門用語で説明されて混乱しているうちに契約」とならないためにはどうすべきでしょうか?

まずは3つの知識をつけましょう。

知ることで、あなたのご家族やご自宅を悪徳訪問販売から守ることができますよ。

1:悪徳業者の「見分け方」を知る

2:「断り方」を知る

3:「相場」を知る

 

1:悪徳業者5つの見分け方|外壁塗装の訪問販売が来たらチェック

全ての訪問販売が悪徳ではないとしても、悪徳業者の見分け方を知りたいですよね。

この章では、関わらない方が良い外壁塗装の悪徳訪問販売の特徴を5つご紹介します。

以下のような特徴が見られたら悪徳業者の可能性が高いので、はっきりと断りましょう。

1つずつ詳しく見ていきます。

・「近くを通りかかった」と言ってくる

・不安をあおる言葉をかけてくる

・「半額」「無料」など費用を値引き方が異常

・その場で見積書を作ろうとする

・資格を持っていない

 

「近くを通りかかった」と言ってくる

「近所の工事現場で作業している」や「偶然近くを通ったら外壁塗装が傷んでいると感じた」など、偶然を装って訪問販売はやってきます。

近所で工事をしていて通りかかったからといって、声をかけることはありません。

常套句なので騙されず「興味ありません」とインターホン越しに答えましょう。

 

 

不安をあおる言葉をかけてくる

外装を少し見ただけで「今すぐ修理をしないと大変なことになります」などと、不安をあおるようなことを言ってきたら契約を急がないでください。

信頼できる業者は、きちんと依頼を受けてから外壁や屋根の状態を調査します。

しっかりとした調査もせずに外壁や屋根の劣化状態を判断することはできません。

不安をあおる言葉をかけられても動じないようにしましょう。

 

 

「半額」「無料」など費用を値引き方が異常

材料費や人件費の相場はおおよそ決まっているので、破格な値引きをすることは不可能です。

こういった場合安くなったと思っていた分を後から払わないと「工事を中途半端で終わらせる」と言われることも。

うまい話はありません。

「キャンペーンなので即決すると半額になる」や「モデル塗装なので100万円値引きする」など、異常な値引き額や見積もりを提示されても話に乗らないようにしましょう。

 

 

その場で見積書を作ろうとする

その場で外装をぱっと見て、見積書を作ろうとしたら怪しいでしょう。

また、上述したように「即決すると安くできる」と言って見積書を作り契約させるパターンが多いです。

中には「ちょうどハシゴや塗料を持っている」と言ってすぐに外壁や屋根の様子を見て強引に契約することも。

このような場合は何を言われても、一旦話を保留にして断りましょう。

 

 

資格を持っていない

訪問販売が悪徳業者か上記の特徴でわからないときは、資格を確認するのも有効でしょう。

以下の資格を保有しているか確認することで、訪問販売について知識があることをアピールすることも可能です。

・塗装技能士

・外装劣化診断士

・雨漏り診断士

これらの資格は簡単に取得できるものではなく、実務経験年数や技能を問われるものなので、信頼に値するでしょう。

また、これらの資格所有者はしっかりとした調査をせずに見積書を書くようなことはありません。

1つの判断材料として覚えておきましょう。

 

参照:外壁塗装コンシェルジュ『トラブルが増え続けている!?外壁塗装を訪問販売で選んではいけない6つの危険信号』

https://gaiheki-concierge.com/article/trouble-sales-talk/#title_3

 

 

2:断り方を3パターン伝授!外壁塗装の訪問販売はこれでOK

悪徳訪問販売の特徴がわかったところで、次に知るべきは断り方です。

「家に直接来ているので住所が知られていてこわい!」と思うかもしれませんが、はっきりと断らなければ何度も来ます。

また、あなたが留守の間にご家族が騙されて契約してしまうことも、全くない話ではありません。

以下の3パターンで断りましょう。

・すぐにドアを開けずにインターホンで対応する

・「必要ない」とはっきり断る

・警察に通報する旨を伝える

 

 

すぐにドアを開けずにインターホンで対応する

外壁塗装や屋根修理などの訪問販売が来たら、悪徳業者かわからないのですぐにドアを開けてはいけません。

まずはインターホンやドア越しに対応しましょう。

決して家に招き入れず、対面で会話をしないようにします。

 

 

「必要ない」とはっきり断る

訪問販売が悪徳業者である可能性が高い場合「興味ありません」や「必要ないです」とはっきり短い言葉で断りましょう。

お金や時間がないなど、何か理由をつけて断ると「いつならお金や時間ができるか」と聞いてきます。

販売員に気を遣う必要はないので理由は要りません。

また日本人特有のにごす言い回しとして「結構です」や「大丈夫です」などがありますが、使用しない方が無難でしょう。

断ったつもりでも「また来てもOKです」と都合よく勘違いされる被害も発生しています。

 

参照:Online Stage『興味のない訪問販売は時間の無駄!?訪問販売や勧誘の上手な断り方4選』

https://online-stage.jp/article/detail/?id=97

 

 

警察に通報する旨を伝える

上述したように「必要ありません」と何度か断ってもなかなか帰ってくれないことも。

そんなときは「帰ってください、警察を呼びます」と伝えましょう。

それでも帰らない場合「不退去罪」にあたるので、その場で警察を呼ぶことが可能です。

いざというときの切り札に、覚えておきましょう。

 

参照:あなたの弁護士『訪問販売に不退去罪はてきようされるのか?成立要件と対処法まとめ』

https://yourbengo.jp/shohisha/952/

 

 

3:費用とメンテナンス周期の相場を知る

相場を知らないと、突然外壁塗装の話をされたとき言いくるめられてしまいます。

費用はもちろん、外壁塗装や屋根修理周期の目安を知っておきましょう。

以下の表は外壁塗装業者のプロヌリさんが公開している相場なので、ご自宅の坪数と照らし合わせるとわかりやすいです。

出典:
https://pronuri.com/articles/2238

40坪で80~130万円前後、ハウスメーカーが行うと100万円前後が相場です。

足場代が20~30万円ほどなので、外壁塗装や屋根修理を一緒に行うと足場代は1回分お得になりますね。

まとめて修理することで相場より安くなることもありますが、半額や100万円値引きキャンペーンなどは信じない方が無難です。

また、外壁塗装の周期は築10~15年前後。

屋根修理は状態を見ての判断になりますが、塗装は築10年前後です。

それよりも早く塗装を勧めてくるのは、よほど劣化していない限り不自然でしょう。

 

参照:プロヌリ『【2021年最新版】外壁塗装の坪数ごとの費用相場は?単価や適正価格を知ろう!』

https://pronuri.com/articles/2238

 

 

外壁塗装のしつこい訪問販売に困ったときの対処法3つ

訪問販売が来たときの見分け方や断り方がわかっても、しつこく何度も来られたら困りますよね。

そんなときは以下3つの対処法で撃退しましょう。

・居留守を使う

・第三者に相談する

・警察に通報すると伝える

居留守を使う

1番は訪問販売の方と会話をしないことです。

悪徳業者のセールストークで気づいたらペースに乗せられていて、契約をする雰囲気に負けてしまう方もいるでしょう。

間違っても家の中に招き入れたり、外で対面で話したりしないようにしてください。

1度話を聞いてしまうと、何度も来るきっかけにもなりかねません。

訪問販売の撃退方法をご紹介していますので、具体的な方法が知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。

 

 

第三者に相談する

勧誘を受けた段階で契約をすぐ決めずに、話を保留にしましょう。

そして、親戚や友人など頼れる方に相談することをおすすめします。

話すことで状況を整理して本当に悪徳業者か判断できることも。

また、第三者の意見を聞くことで、本当に契約すべきか判断しましょう。

すぐに話を進めないことが重要です!

警察に通報すると伝える

訪問販売が帰らなかったり、何度も来たりして迷惑している場合は「迷惑なので警察に通報します」とはっきり伝えましょう。

思い切った発言で緊張するかもしれませんが、ここまで言われて長居する訪問販売はいません。

あなたの大切なご家族やご自宅を守るために、しっかりとした態度で対応しましょう。

 

それでも被害に遭ってしまったら

ここまで、外壁塗装の訪問販売のリスクを知った上で対処法を解説してきました。

しかし、中には既に被害に遭われている方もいるでしょう。

契約してから悪徳業者と気づいた場合、以下3つの方法で対処できますよ。

・クーリング・オフを利用する

・消費者庁に相談する

・警察に相談する

 

 

クーリング・オフを利用する

クーリング・オフは、特定商取引法により契約から8日間以内なら無条件で契約や申し込みを解除できる制度です。

ハガキ1枚で手続きができるので契約を解除したい場合、速やかに手続きをしましょう。

また、クーリング・オフを妨害された場合は手続きできる期間が延長されることもあるので、諦めないでください。

 

参照:国民生活センター『クーリング・オフ』

http://www.kokusen.go.jp/soudan_now/data/coolingoff.html

 

クーリング・オフの詳しい手続き方法や、ハガキの書き方は以下の記事を参考にしてくださいね。

 

 

石川商店の動画でも訪問販売対策やクーリング・オフへの妨害について解説しているので、気になる方はぜひご覧ください。

 

 

消費者庁に相談する

出典:
http://www.kokusen.go.jp/map/index.html

クーリング・オフ期間を過ぎてしまったり、悪徳業者なのかわからなかったりする場合は、消費者センターに相談しましょう。

原則平日の10~16時に、消費者ホットライン「188」に電話することで相談できます。

「誰もがアクセスしやすい相談窓口」として開設されたので、気軽に相談してみましょう。

 

参照:国民生活センター『全国の消費生活センター等』

http://www.kokusen.go.jp/map/index.html

 

 

警察に相談する

強引に契約させられた場合や迷惑行為をされて契約した場合などは、警察に連絡すると良いでしょう。

以下2つの窓口で相談が可能です。

・警視庁生活安全相談センター(03-3581-4321)

・最寄りの警察署にある生活安全相談係

クーリング・オフが使えるかの相談もできるので安心ですね!

 

参照:警視庁『クーリング・オフをご存じですか』

https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kurashi/higai/shoho/anote4.html

 

 

まとめ:外壁塗装の訪問販売には適切な対処を!

今回は外壁塗装や屋根修理などの訪問販売について、悪徳業者の見分け方や対処法をご紹介しました。

既に訪問販売の心当たりがある方も、そうでない方も今回の記事を参考に、断るときははっきりと断りご自宅を守りましょう!

また、困ったら信頼できる外壁塗装業者や屋根修理業者に相談するのが1番です。

屋根修理のことでしたら「屋根で損する人をゼロにしたい」がモットーの石川商店にぜひご連絡ください。

LINEやメール、電話にて無料相談も受け付けています。

お電話でのお問合わせは03-3785-1616まで!

 

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