カラーベスト塗装で雨漏り予防はムリ?目的3つと効果を紹介

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この記事はこんな人におすすめ

・カラーベストの塗装は必要なのか知りたい。

・塗装で雨漏りを防げるのか知りたい。

・塗装の役割や塗装によるトラブルを詳しく知りたい。

この記事で伝えたいこと

・カラーベストの塗装は必要なのかがわかる。

・塗装で雨漏りを防げるのかがわかる。

・塗装の役割や塗装によるトラブルが詳しくわかり、ご自宅に必要か考える。

この記事はこちらの動画を参考にしています。

よろしければこちらもご覧ください。

 

 

カラーベストに塗装は必要ない?

スレート(カラーベスト)屋根の家に住んでいると「塗装しませんか」と声をかけられることはありませんか?

雨漏り予防やひび割れなど屋根材の補修を理由に、塗装を勧められたら依頼する方も多いでしょう。

しかし、実はカラーベストに塗装は必要ないのです。

では本来塗装はどのような目的で行うものでしょうか?

次の章では塗装に期待できる効果を見ていきます。

 

スレート(カラーベスト)について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご確認ください。

スレートってなに?瓦とは違う?スレート屋根の特徴・修理・メリットデメリットを説明します!【カラーベスト・コロニアル】

 

雨漏りは防げない!カラーベストを塗装する目的3つ

カラーベストの塗装を勧められるとき多くは「雨漏り予防として塗装しませんか」と業者から声をかけられますが、塗装で雨漏りは防げません。

では、どのような目的で塗装するのでしょうか?

以下3つにまとめました。

順番に解説していきます。

・美観性の向上

・遮熱性の向上

・外観イメージの変更

 

美観性の向上

屋根を塗装する理由の99%は美観のためです。

つまり見た目を良くしたいから塗装します。

ご自宅の屋根を外から眺めたとき、他の家よりきれいだったら嬉しいですよね。

普段は見えないところですが、見ている人は見ています。

 

 

遮熱性の向上

屋根塗装には美観性の向上以外にも実用的な面があります。

それは遮熱性の向上です。

遮熱効果の高い塗料を使用したり、日光で温度が上昇しにくい白や淡い色の塗料に変更したりすると、外気温の影響を受けにくくなります。

夏場、屋根の上は70℃を超えるので遮熱性が上がれば、少しだけ屋根に近い2階や3階が涼しくなるでしょう。

 

 

外観イメージの変更

屋根の色を変更するだけで、家自体の印象がガラリと変わることがあります。

「新築の頃は暗い色の屋根にしたかったけど、淡い色にもしてみたい!」などの要望で変更するのもありでしょう。

頻繁には変更できませんが、塗装で屋根のイメージチェンジをすることで心機一転できますよ。

 

ここまででわかった通り、基本的に塗装は見た目や遮熱性を改善するためのもので雨漏り防止にはなりません。

雨漏りが防げないのに、なぜ「雨漏り予防に」と言われることが多いのでしょうか?

次の章で詳しく見ていきましょう。

 

 

なぜカラーベストに塗装しても雨漏りは防げない?

先述した通り、カラーベストに塗装しても雨漏りを防ぐことはできません。

一方で「雨漏り予防に」と塗装を勧められることが多いのは、何か理由があるのでしょうか?

この章では、カラーベストの塗装が「雨漏り予防に」と言われる理由と、雨漏りを防げない理由を解説します。

 

塗装には多少なりとも撥水(はっすい)効果があります。

確かに塗装することで撥水性の向上や屋根の長持ちは期待できるので対策としては一理あるでしょう。

このように撥水性が高まり屋根が長持ちすることが「予防に」と勧められる理由です。

しかし水をはじいても防水性が高まるわけではありません。

水を完全に通さないとは言えないので、塗装しても「雨漏りを防げる」とは言えないのです。

 

また、塗装していないからと言って雨漏りすることはないので安心してください。

屋根材と防水シートがあるので、塗装と雨漏りはほとんど関係ありません。

 

これはカラーベストだけでなく、他の屋根材でも同様です。

もちろん塗装していない屋根よりは、塗装した屋根の方が長持ちするので決して無駄ではありませんが、雨漏りを理由に塗装をするのは違うでしょう。

 

 

カラーベストの塗装で、ひび割れは直せない

「ひび割れを補修するために塗装しませんか?」と言われることがあります。

しかし屋根材のひび割れや破損は、塗装では直せません。

ひび割れや破損は、コーキングなど接着剤を使って修理するのが一般的なので覚えておきましょう。

また、ひび割れなどを塗装で直す勧誘を受けても、依頼しないように気をつけてくださいね。

 

ひび割れを塗装で直せない理由を説明しているので、詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。

 

 

カラーベストを塗装するべき時期とは?

ここまででカラーベストを塗装する目的や効果がわかりましたね。

塗装を検討している方は、ご自宅の築年数から塗装すべき時期の目安を把握しましょう。

一般的にタイミングは以下の2つが最適です。

・築15年前後のタイミング

・塗装したいタイミング

築15年前後で屋根の塗装が劣化してくるので、塗り替えを考えているなら1つの目安として覚えておきましょう。

また、築年数とは関係なく「屋根の色を変更したい!」と思ったタイミングで変更しても良いです。

もちろん費用面を考慮して経済的に余裕のあるときがベストですね。

 

こちらの動画では、屋根塗装のタイミングと工事内容について詳しく解説しています。

塗装することで注意すべきこともあわせてわかりますよ!

 

 

カラーベストを塗装するなら知りたい費用相場

塗装するなら費用の相場が知りたいですよね。

カラーベストを塗装できる塗料にはいくつか種類があるので、費用も種類により異なります。

以下の表は、塗料の種類別耐久年数と費用目安です。

出典:
https://protimes.jp/journal/yanetosou/yanetosou-price-2176

一般的な一軒家で2階建ての場合、使用するのは2缶程度なので単純計算で表価格の2倍ですね。

さらに足場代が15万円前後、人件費なども含めると、40~60万円が相場となります。

 

参照:プロタイムズ『屋根塗装の相場はいくら?【2021年更新版】』

https://protimes.jp/journal/yanetosou/yanetosou-price-2176

 

費用についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

 

 

雨漏りの原因になる?カラーベスト塗装のワナ

雨漏り防止にはならなくても撥水効果を高められる塗装。

一方で、むしろ塗装が原因で雨漏りしてしまう可能性があるのをご存知ですか?

一歩間違えば雨漏りを引き起こす塗装方法があります。

意外と知られていない「雨漏りの原因になる」塗装方法を確認しましょう。

 

屋根は、屋根材同士や屋根材と屋根との間には、隙間をつくる必要があります。

「隙間をわざわざつくる?」と思うかもしれませんが、雨漏り対策に必要な隙間でどの屋根にもあります。

この隙間は、入り込んだ雨や湿気を逃がすために必要です。

しかし、塗料でこの隙間がふさがってしまうことも。

隙間のふさがりを防ぐことを「縁切り・目地切り」と言います。

以下の図は塗装の「縁切り・目地切り」についての解説です。

出典:
https://www.tosouyasan13.net/slatepaint

図のように「縁切り・目地切り」がうまくできないと、雨漏りを引き起こす可能性があります。

素人には確認のしようがないので、塗装を検討している方は業者が「縁切り・目地切り」をしっかり行ってくれるか事前に聞くなどしましょう。

 

参照:街の外壁塗装やさん『スレート屋根を塗装する時の注意点、正しい塗り替えで屋根の寿命を延ばす』

https://www.tosouyasan13.net/slatepaint

 

 

屋根塗装が雨漏りの原因になる理由を動画でも解説しています。

該当箇所の6:35~再生されるので、観たい方はこちらをご覧ください。

 

 

詐欺注意!カラーベストの塗装に関するトラブル2パターン

塗装をする場合、順調に塗装が完了すれば安心ですが、中にはトラブルになることも。

この章では、塗装するにあたってトラブルを避けるために「気をつけたい場面を2パターン」ご紹介します。

見積もりの段階で大幅な追加や変更がないか確認しましょう。

・他の工法を提案される

・「今、追加塗装するとお得」と決断を迫られる

 

他の工法を提案される

屋根塗装を依頼して、工事を始めてから「塗装できないのでカバー工法にしましょう」と変更を提案されることも。

変更自体は、屋根材の状態を判断しての提案なので問題ないでしょう。

しかし本当にカバー工法が必要なのか、そもそも塗装は必要なのか、一度立ち止まって考えてみることも必要です。

カバー工法は、屋根の上に新しい屋根を重ねる工法なので、屋根の劣化が激しい場合はできません。

塗装も同様に屋根材が劣化している場合できないため、目的のない塗装ならやらない方が良いです。

色の変更や遮熱性向上などの目的なら塗装しても良いですが、他の工法で目的を見失わないように注意しましょう。

 

カバー工法をおすすめされてなんとなく「良いかも…」と思っても一旦立ち止まって考えましょう。

こちらの記事ではカバー工法の落とし穴についてご紹介しているので、決断の前にご覧ください。

 

 

「今、追加塗装するとお得」と決断を迫られる

外壁塗装をしている業者に「足場があるので屋根も一緒に塗装しましょう」と言われることがあります。

足場代が約15万円なので、一度に塗装すれば足場代1回分はお得です。

しかしお得感に騙されず、本当に屋根塗装が必要か考えましょう。

「1~2年後、結局塗ることになって損しますよ」と言われても惑わされないでくださいね。

 

見積金額と請求金額が大幅に異なったり、後から追加塗装を提案されたりした場合、詐欺の可能性も。

屋根塗装や外壁塗装の詐欺については、こちらの記事で解説しているので心配な方はぜひ参考にしてください。

 

 

屋根でお困りの方はご相談ください!

石川商店では、基本的には屋根の塗装を推奨していません。

先述したように雨漏り予防やひび割れ補修目的の塗装は、意味がないからです。

ですが、塗装以外の方法で屋根材の修理や交換、接着をすることでご自宅のお悩みに対応できます。

「修理が必要かどうかわからない…」そんな方も、まずは石川商店にご相談ください。

電話やメール、LINEから無料相談を受け付けております!

 

お電話でのお問合わせは03-3785-1616まで!

まとめ:カラーベストの塗装で雨漏りは防げません!

今回は、カラーベストを塗装する目的について解説しました。

屋根は塗装しなくても雨漏りしないことがわかりましたね。

また、石川商店では屋根の塗装は推奨しておりませんが、屋根に関するお悩み相談はどのようなことでも受け付けております。

まずはお気軽に、LINEで無料相談してみてください。

いつでもお待ちしております。

 

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