海外でも自然災害が多くあるようですが、大なり小なり被害を受けてしまったら対処しなくてはいけないし、いったい突然の出費はいくらかかるのか。。。とお悩みの方も多くいるとおもいます.
多く寄せられる皆さまのご相談をシェアして、少しでも参考になる部分があれば幸いと思います。
本記事の目次
一部屋根材が剥がれても、すぐに雨漏り直結とはならない
築十数年のお宅で、この度の台風で屋根材の一部が剥がれてしまったということです。屋根材の種類はこちらでちょっと把握しておりませんが、瓦ではないそうです。
築年数からも外壁と一緒に屋根もメンテナンスされることを検討しているとのことですが、費用がどのくらい掛かるのかも気になるところ。
下の防水シートが損傷受けてないようでしたら、屋根の葺き替えにはまだ年数的に早いので、外壁のメンテナンスをするタイミングで、屋根の修理が無駄がなくていいかとおもいます。
台風で屋根が剥がれてしまった時、まず確認するべき3つのこと
台風で屋根が剥がれてしまった場合、どうしても突然の事で慌ててしまいます。
そこで、まず屋根が剥がれてしまった時にやるべき事を3つのポイントに分けてまとめたので参考にしてみてください。
加入している火災保険を確認
台風被害による屋根の修理の場合、加入している火災保険が適用されるケースもあるのでまずは加入している保険会社に連絡し風災被害が対象となるか確認してみましょう。
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早めに修理業者に連絡
屋根の一部が剥がれてしまったということは雨漏りを引き起こしてしまいます。
雨漏りにより屋根の中に水が回ってしまい劣化を引き起こしてしまう可能性もあるので1日でも早く対処した方がいいでしょう。
被害が今以上にどんどん大きくならない為にも、早急に屋根の修理業者に連絡をして応急処置をしてもらったり修理の為に被害状況を確認してもらう必要があるので早急に連絡をしましょう。
大きな台風の後は同じように被害にあって屋根の修理依頼が混み合い、施工までに時間がかかる場合があるので注意が必要です。
慌てず冷静な判断で修理の依頼をする
先程、早急な対処が必要と言いましたが、被害が大きければ大きいほど慌てて決断をしてしまいがちです。
急いで直さないと!と思うあまり、慌てて業者を決めてしまい後からトラブルに発展したり高額な請求になるケースも・・・。
台風の後など屋根の修理の需要が高まると悪徳業者の営業も増えてくるので慎重に業者は選びましょう。その為にも、日頃のメンテナンスや点検も兼ねて信頼できる業者を見つけておくことも大切です。
▽▼▽屋根修理の悪徳業者の関連記事▽▼▽
剥がれた部分だけの修理の場合にかかる費用
今回はお写真を添付してくださっていて、見る限りでは1枚剥がれているようです。
このケースでおこたえしますと、部分だけの修理で35,000円前後となるかと思われます。ただし部分修理は、色と形が合わない可能性があることも。
今回屋根点検をしっかり屋根専門の業者に依頼し、棟交換など済ませて置けば、次の外壁の塗装で組む足場と一緒に屋根の葺き替えなどを検討されるといいのではないでしょうか。
一部が剥がれるとまた台風が来たら次々に剥がれてしまうのか心配
確かに不安です。トタンがペローンといとも簡単に剥がれた映像がテレビでやっているのをみたら、想像してしまいまうよね。 屋根材はビスでも留まっているし、ウロコのように重ねて葺いてあるので簡単には剥がれていかないです。また屋根材の下には全面に防水シートが貼られているので、すぐに雨漏りということも考えにくいです。ただあまり放っておくのは、耐風性、防水性にとって、
もし火災保険にご加入とあれば、申請できるかもしれませんのでご加入の保証条件を今一度チェックしてみてください。
火災保険の申請について書かれた記事がこちらです↓ご参考になれば幸いです。
業者選びの7つのポイント
屋根の修理業者には、屋根屋さん・板金屋さん・塗装屋さん・リーフォーム会社と色々な業者があります。
いざという時に悪徳業者に依頼してしまわない為に、業者選びのポイントをまとめてみました。
ポイント1:被害状況を写真に撮ってくれるか
被害状況をしっかり写真を撮って説明してくれる業者であれば、破損状況なども分かりやすく安心でしょう。撮ってもらった写真はその後の保険申請などでも使えるので現状をしっかりと記録しておいてくれる業者を選びましょう。
ポイント2:屋根に関する知識や実績が豊富か
自分では確認できない屋根だからこそ、しっかりと知識や実績が豊富か確認をするようにしましょう。せっかく修理してもらったはずなのに、施工不良などで後々雨漏りなどが起こらないようにしっかりと実績を確認してから依頼しましょう。
ポイント3:保険対応の知識があるか
台風などの自然災害での修理の場合は火災保険などが適用となる場合があります。
その為、保険申請について知識が豊富な業者の方が安心です。
ポイント4:自宅からできるだけ近い場所に支店があるか
何かあった場合にすぐ駆けつけてもらえるので、できるだけご自宅の近くに支店がある業者を選ぶようにしましょう。遠方の修理業者の場合、来てもらうのにも時間がかかったり交通費などの費用が高くつく場合もあるので、できるだけご自宅から近い業者を選ぶ方が安心です。
ポイント5:屋根全体を見てくれているか
点検をする際に修理依頼をした箇所のみではなく、しっかりと屋根全体を確認し後々の屋根のトラブルが起こらない為に親身になって提案してくれる業者を選びましょう。
ポイント6:マメに連絡はあるか
台風などの後は修理の依頼が殺到しやすい為、連絡が遅くなったりする場合もあります。
手配の状況などマメに連絡がある業者を選ぶ方が安心です。
ポイント7:工事関係の説明や料金の説明が丁寧か
屋根の修理にはカバー工法や葺き替えや部分修理など色々な方法があります。
その為、しっかりと工事内容やその修理方法のメリットデメリットなど分かるまで説明してくれる業者を選ぶ方が安心です。
難しい用語を並べて曖昧な説明をする悪徳業者もいるので、しっかりと納得のいく説明をしてくれる業者を選びましょう。
日々会社に舞い込むお困り事や作業内容を基に、
いつか立派な屋根屋スタッフになれる日を夢見て勉強中。
- 井上 利里子(イノウエ リサコ)
- 【ニックネーム】 Ri-chang
- 【趣味】 阿波踊り、クラシックギター、街散歩
- 【目標】 道を覚える人になる
- 【最近】 卒業アルバムを捨てた女
屋根専門石川商店HP:riverstone-roofing.com
石川商店からのお願い
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