【瓦屋根】築70年以上…戦争にも震災にも耐え抜いた瓦屋根のすばらしさ!

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震災が発生すると必ずクローズアップされる瓦屋根、それは大きく崩れた模様がニュースなど報道番組で大きく取り上げられ、そのたびに「瓦は重くて危険...」というイメージが植えつけられてしまいます。

そんな瓦屋根ですが、数々の震災を乗り越えたどころか、なんと第2次世界大戦をも潜り抜けたであろう瓦屋根も存在しているのです。

今回はそんな貴重な瓦屋根の葺き替え工事の現場に、普段は事務所で仕事をしている弊社の女性スタッフも現場の空気を体験させるため一緒に伺うことになりました。

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☑第2次世界大戦を経験した瓦屋根

今回お伺いしたのは、神奈川県横浜市内で工事中の屋根葺き替え工事現場です。

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築70年以上経過している建物のようです。

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こちらは板金屋根部分ですが...なんか違う...そこへこちらの現場の代表でもあるF氏から解説を頂戴しました。

....この建物は戦時中からあった建物で、瓦屋根も板金部分も当時のまま...

なんで板金がこの色になったか知ってるか? 戦時中は銃弾を造るのに「銅」が必要だった...

これは銅版なんだけど、銅版だとわかったら当時の日本軍に全部取られちゃう、だから「家はただのトタンを使ってるんですよ」っていうのをアピールするために色を塗って隠してたってこと。

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...それからこの瓦、むかし愛知には瓦工場ってのがいっぱいあって、どこで作られた瓦なのかが一目でわかるように刻印があるんだよ。よーく見てみな...

そういうと、F氏は瓦に刻まれた刻印を見えやすくして渡してくれました。

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刻印をよく見ると...

【三州 神谷清九郎製 高浜】の刻印が...。

この刻印を見て気づきました。三州瓦のメーカー「神清」の前身であることがわかったのです。


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戦争にも震災にも耐え抜いたこの建物、この築70年以上経った建物を風雨から守り続けてきたのはこの瓦屋根なんです。

「カラーベスト」「コロニアル」や各種金属屋根材も、この瓦屋根にはどんなことをしたって勝ることは出来ない...

やはり瓦屋根っていいものなんだと、改めて教えられました。

今回、突然お邪魔したにも関わらず親切にお話しして下さったF様、本当にありがとうございました。

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 屋根専門75年 石川商店
  林 洋道(はやし ひろみち)です
【趣味】旅行、F1チームのウェア集め、西部警察、ネコ
【特技】洗車、タイヤ交換、他クルマのメンテナンス
【最近】マクラーレン・ホンダ2016年支給品Tシャツをゲット!
【出身地】鳥取県米子市

 屋根専門石川商店HP:riverstone-roofing.com

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