石川商店の三代目、石川弘樹です。
今日はお電話で、今流行りの屋根材一体型の太陽光(ソーラー)パネルは屋根材なのか?
屋根材であるならば、パネル自体にも防水機能はあるのか?
という少し専門的なご質問をいただきました。
- 【ご相談者さま情報】
性 別: 男性
築 年 数: 10年
住 所: 不明
部 位: 屋根
材 料: グリシェイドNEO(ネオ)
お客様は、パネルとパネルのつなぎ目の下に専用の水切板金が入るメーカーと、
入らないメーカーがあることについて疑問に思いネットで調べていたところ、
以前にぼくが書いた、
教えて、屋根屋さん!第46回「雨漏りしないための屋根の工夫」
という記事をお読みいただきお電話いただいたそうです。
Q. 太陽光(ソーラー)パネルは屋根材?もし屋根材であるならば「一次防水層」としての防水機能はあるの?
A. 不燃(飛び火)認定を受けていれば屋根材ですが、防水機能はありません!
そうですよね。
たくさんある太陽光(ソーラー)パネルメーカーがあり、
その工事方法もたくさんありますからね。
どのメーカーのどの工事方法が良いのか迷ってしまいますよね!
まず屋根材の法律上の定義は、
不燃(飛び火)認定を受けていれば屋根材、
認定を取得していなければ屋根材ではありません。
ん?そうなんです!
屋根材という定義には「防水性が必要」という概念は、
現在の日本の法律にはありません。
防水性に関しては、パネル以外の普通の屋根材である、
瓦やスレートや金属だったとしても二次防水層としてルーフィングが必要です。
つまり極端な話し、屋根材に防水性があろうがなかろうが関係ないのです。
ただし、そのパネルが屋根材でないー不燃(飛び火)認定を受けていないならば、
その他の不燃材をパネル下に設置する必要はあります。
では何をソーラーの設置の際に何を気をつければ良いのかと言うと、
防水性をどこまで考えているか。
瑕疵担保責任期間の10年だけなのか、それ以上なのか。
さて、どのようなパネルや工事方法が防水性に優れているのかお分かりになりますか?
もし同じような疑問やご不安なことがあれば、お気軽にお電話くださいね♪
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜昭和二十六年創業。屋根に関する製造・販売・工事の全てを経験。
屋根専門石川商店の三代目、1級かわらぶき技能士
石川弘樹(いしかわひろき)です。
【趣味】 ワンピース(マンガ)
【目標】 瓦割り世界チャンピオン
【ブーム】 雷蔵って強いの?、、、
【困り事】 喉がずっと痛い
屋根専門石川商店HP:riverstone-roofing.com
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屋根で損する人をゼロにしたい、屋根屋の三代目です。
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