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日本の住宅の寿命がとても短いのは何故なんだー
現在日本の家の平均寿命は約30年などといわれているのをご存知ですか?
ローン返済が残ってるじゃない!!
ちなみにアメリカ55年、イギリスは77年だそうですよ
Oh!何てこと!
日本には既存の住宅に対してリフォームとかリノベーションという概念があまり定着していないようです。ヨーロッパじゃ100年前の家とかよく聞くのに・・・
グルメやファッションに関する情報はあふれているけれど、数千万円もする『家』に関することはとても情報が少ない現状がそうさせているのか?!
長持ちする住宅の選び方のガイドラインができた
施工業者や住宅会社でも知識や技術レベルがかなり異なっていることも事実。
なら家造りに関する情報はどれが公平で適切で信頼できるのかというと、今までは明確なものがなかったようです。
そのためガイドラインを国が中心となって作成したのがこの手引きです。
どんな人々がこの研究と資料作りを手掛けたのかというと、産・学・官。
つまり産業界(民間企業)、学校(教育・研究機関)、官公庁(国・地方公共団体)の面々で、5年間の歳月をかけて共同研究し、導き出された長持ちする住宅の選び方やメンテナンスのガイドラインが、このぶ厚い資料の中に!!
ザックリでも知っていると、長いスパンで損をしない家造りができる
一般的に私たちはマイホームを計画するときに、間取りや美観はかなり夢や希望を載せて綿密に検討しますが、往々にして耐久性などのことは住宅会社に全部お任せということが多いとおもいます。
だってわからないですから(;^ω^)
さらに余裕資金で家を建てる人はそう多くはなく、少しでも安くしたいのが本音です。
しかし耐久性の低い家で初期費用が抑えられた代わりに、雨漏りや結露がするような住宅だったら?安さの代償は案外高いかも!
なんと!新築に住み始めてからの不具合ぶっちぎりNo.1は雨漏り
新築で建てる時に加入する『住宅瑕疵担保責任保険』(新築住宅を引き渡しから10年間は、もし欠陥があれば住宅会社は補修を行う責任がある)の法人機関の統計によると、この保険を使う9割以上が雨漏り関係だとか!
往々に雨漏りがしてくるのは、保証対象外になった10年以上経過した頃に起こるもの。
断熱材など伝ってゆっくりゆっくり浸透してくる水は、ポタリッと部屋に落ちてくるまでに数年経過しているということもあります。その年月の間に家の土台はかなりの劣化が進む結果となりかねません。
結露にいたっては新築直後でも保証対象外!!
(住宅品確法:品質確保の促進等に関する法律)
結露をあなどってはいけませんよ!!
家の土台や柱が腐食してしまったり、シロアリ害が発生したりしたら多額の改修費用が必要なるばかりでなく、耐震性も低下してしまう恐れも。
雨漏りや結露をしない施工がとても重要ですが、住まい手が耐久性に興味が薄いと費用の安いものを優先してしまい、耐久性の低い構法、材料、施工法法が採用されて、早期に家が劣化してしまうことにもなりかねません。
耐久性を重視するだけで変わる生涯費用
初期費用の安さにつられず、耐久性に優れた家にするためのほんの少しの建設費の差は、数年後の補修・改修費、さらには次に引き継いだ人までも家に掛かる費用がまったく違ってきます。これって、人生が全く違ってくると言っても過言ではないのでしょうか!!
家を建てるとは、みんなの未来がかかってるんですね。
今後はすでにお持ちの家の屋根の改修目安ガイドラインもご紹介していこうとおもいます。
資料はこちらから見られます↓
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日々会社に舞い込むお困り事や作業内容を基に、
いつか立派な屋根屋スタッフになれる日を夢見て勉強中。
- 井上 利里子(イノウエ リサコ)
- 【ニックネーム】 Ri-chang
- 【苦手なこと】 道を覚える
- 【最近】 花粉症は鍼の先生が治してくれた!
屋根専門石川商店HP:riverstone-roofing.com
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