【葺き直し】築40年。和瓦を90%再利用して葺き直し工事をした屋根リフォーム事例

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【リフォームデータ】

◆築年数 :40年前後、建坪20坪(1坪=3.3㎡)
◆依頼内容:日本瓦の葺き直し(既存材90%再利用)、外壁塗装
◆屋根仕様:【商品】和型釉薬瓦【色】青緑
        【屋根下地】流水(通気ホールレス工法)
        【棟仕様】LIVER2(乾式通気耐震棟)
◆施工期間:10日(平均3人作業、屋根のみ)
◆工事金額:10,000円/㎡、33,000円/坪前後(足場・外壁除く)

 

工程を動画にまとめてみましたのでよろしければご覧くださいませ。

写真でも解説していきます。

一番はじめは、雨漏りしたので屋根を見て欲しい、というお電話で点検に伺いました。この部分から雨漏りしてました。

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これを機会に外装すべてのリフォームをしたいということで屋根は既存の瓦を再利用する「葺き直し」をしました。
葺き直しは全部屋根材を交換する「葺き替え」と比べて、環境との共生ができ、それにより材料費が節約できる、というメリットと、代々家と家族を守ってきた瓦をまた使えるという、いかにも古き良き日本人が大切にしてきた精神を大切にできるというメリットがありますので、もともと「瓦」の屋根の場合は、基本的に葺き直しをオススメしています。

実際の工事は、

瓦の撤去→新規防水・下地施工→瓦の選別・清掃→荷揚げ→瓦の施工

という流れです。
まずは既存の瓦を一時撤去し、地上に降ろします。

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次に古い防水下地を剥がして、新しい防水下地を作ります。

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それと同時に瓦の選別と清掃を行います。

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今回は透湿製のあるルーフィング(防水紙)を使用しました。

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次に、瓦なので「瓦桟」という、瓦が地震で落ちないように引っ掛ける横棒を打ちます。

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その後、選別・清掃した瓦を再び屋根にあげ、工事していきます。

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すべての瓦を瓦桟に緊結するので地震でも安心です。

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元々の雨漏りの原因は今回の工事で完全に防ぎます。

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今回のように瓦のほとんどが古いままでも、新しい防水下地と新しい工法で正しく工事をすることで、この先50年以上、メンテナンスの必要がない屋根が完成します。

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その家に長く住むのであれば、少しの維持費だけで済むようにする屋根工事をすることもできます。

新築でも同じですが、目先の安さだけで屋根材を選択すると、後で後悔します。

屋根材の選定や工法は、十分に考えてからご決断くださいね!

 

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20141125_profile_01昭和二十六年創業。屋根に関する製造・販売・工事の全てを経験。
屋根専門石川商店の三代目、 石川弘樹(いしかわひろき)です。
【趣味】  ワンピース(マンガ)
【目標】  瓦割り世界チャンピオン
【ブーム】 ブリーチ(マンガ)
【困り事】 またまた風邪引いた
屋根専門石川商店HP:riverstone-roofing.com
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