屋根材の下に施工されている下葺き(ルーフィング)の施工不良による雨漏りについて

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・屋根からの雨漏りの原因を知りたい

・屋根の防水について詳しく知りたい

・下葺きの正しい施工方法を知りたい

・屋根の知識を身につけたい

 

屋根材を剥がして判る新築当時の施工不良

 

屋根で最も重要なのは屋根材の下に施工されている下葺き(ルーフィング)です。

 

 

陶器瓦、コロニアル、ガルバリウム鋼板など、どんな屋根材であってもその下には必ず「下葺き」が施工されていますが、この下葺きの施工不良が原因と思われる雨漏りが多くの屋根で発生しているのが現実です。

 

下葺きがどのように施工されているのか、これは屋根材を剥がしてみなければ確認をすることができません。

 

そこで今回は、屋根葺き替え工事の現場で確認できた「やってはいけない下葺き工事」をご覧に入れたいと思います。

 

 

【ケース①】隅棟の下葺きの重なりが不十分な例

 

既存屋根材を剥がした後の全景です。

一見なんの問題もないように見えるのですが...。

 

隅棟部分の重なりが全くされていない事例です。

 

隅棟部分の下葺きの施工は、隅棟の芯から下葺き材の下側(軒先側)へ100mm以上出すことが基準になっております。

 

なお下葺きの施工基準は屋根材メーカー、ハウスメーカーの施工基準によってその出寸法には多少の誤差があります。

 

また必要に応じて隅棟部分は更に「増し貼り」施工することもございます。

 

(隅棟の下葺き増し貼り)

 

【ケース②】谷(本谷)部分の下葺きの重なりが不十分な例

 

谷部分はまず捨て貼りとして軒先側から棟に向かって下葺きを施工するのが基本です。

 

続いて左右方向の下葺きは谷の芯から下葺き材の上部を100mm以上突出すのが基本です。

こうすることで谷部分には下葺きが3枚重なることになるのです。

 

こちらは悪い例です。

谷部分への捨て張りはされているのですが、左右方向の下葺きが途中でカットされているため、谷部分には事実上1枚の下葺きしか施工されていないことになります。

 

この下葺きの施工不良が原因で谷部分からは雨漏りが発生しております。

 

【ケース③】下葺き材が使われていない例

 

これは問題外の施工です。屋根に屋根用の下葺き材ではなく、外壁下地用のタイベックが下葺きとして使われていた事例です。

 

※タイベックは主にサイディングの下地材として使われる透湿・防水シートです。

 

 

下葺きは屋根からの雨漏りを防ぐ最後の砦となる最も重要な部分です。

 

この下葺き工事がずさんなために多くの屋根で雨漏りが発生しております。

 

昨今ではコロニアルへの改修工事として「カバー工法」を選択される方も増えてきておりますが、新築時に施工されている下葺きが正確に施工がされていなければ雨漏りに直結する恐れもあるのです。

 

また下葺き材には様々な種類の製品が設定されております。

 

屋根の形状、傾斜角度などによって正しい下葺きを正しく施工することが、大切な家を守ることにもなるのです。

 


屋根専門石川商店 林洋道(はやし ひろみち)です林洋道 はやしひろみち
【趣味】西部警察 鉄道写真 旅行
【特技】洗車はプロ並みの腕前です
【最近】
【出身地】鳥取県米子市

屋根専門石川商店HPriverstone-roofing.com

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