【データ抽出条件】
◎2011年4月〜2014年3月までの3年間の石川商店での一般住宅の屋根工事1,667件
◎都心・城南中心の東京都851件51%、横浜・川崎の東京付近中心の神奈川県806件48%
◎新築は注文住宅のみで、木造軸組在来工法及びツーバイフォー、及び鉄骨プレハブ住宅で、傾斜屋根がある家のみ1,411件85%
◎リフォームで、葺き替え、葺き直し、重ね葺き(カバー工法)などの大規模なリフォームのみ256件15%
となっています。
(2018年5月25日追記、2015年4月2日公開)
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【屋根ランキング】3年間1667件のビッグデータ公開
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1,使われた屋根材ランキング
2,使われた色ランキング
3,屋根や家の形状ランキング
4,1667件の屋根の平均値
5,まとめ
☑ 建てた家に「30年以上」住まない人が80%?
堂々の第1位、80%はスレート(コンクリ系)です。
(そもそも屋根材がわからない人はこちら)
【屋根瓦ってどれ?】正しい屋根材の基礎知識〜はじめに〜
特に東京都心・城南では、851件中、733件86%がスレートです。
そういう意味では、30年以上その家に住まない人ばかり、なんですね。
もし30年以上住むつもりなら、維持費も含めた総費用の高い屋根材をあえて選んでいるなんて、
よっぽどお金持ちか、浪費家のお金の無駄使いか、ただの◯◯、以外はありえませんよね♪
重さや施工の速さや初期費用などで選ばれているとも思いますが、
大半は「みんなスレートだから」という理由があると個人的には思います。
まさにデータもそうなっていますしね。
そんな事知らなかった!
という人は、発信不足でごめんなさい。
こちらを参考にしてくださいね。
お客様が語る、和瓦の魅力〜お客様の声番外編〜
☑ 昔ながらの瓦の採用率は1%
そして次に多いのが、13%で瓦(土系)です。
ランキングではあえて、現代の瓦(12%)と昔ながらの瓦(1%)と分けました。
30年で建替えなんて、もったいないとは思わないのでしょうか?
30年以上住む人が、13%しか居ないのでしょうか?
現代の瓦の代表、平板瓦よりも、昔ながらの瓦の方が雨漏りしにくいというのは知っているのでしょうか?
核家族化が問題なのか、日本人としての尊厳の消失が問題なのか、発信不足か、、、
いずれにしろ、より多くの人に屋根や家の真実を伝えないといけませんね!
☑ シェア5%のシングル、実はオススメ!
第3位のシングルはデータでは5%ですが、アメリカでは90%はシングルが使われています。
弊社でもスレートと同じくらいの重さと金額で、より長持ちするシングルはオススメしています。
特にカバー工法で、天然石付きの金属屋根材(設計価格1万円前後)を訳も無く使うのであれば、
重さ以外はほぼ同性能のシングル(設計価格6千円前後)がオススメです。
☑ 金属・板金の使用率は99%
まず知っておくべき事は、金属・板金は金属屋根材以外の屋根材のほぼ全ての屋根で、副資材として使われています。
要所の雨漏り対策には欠かせません。
金属屋根材が第4位となっているのは、弊社の取引先や環境や方針にもよるので何とも言えません。
金属屋根材はとにかく使用方法が重要です。
傾斜の緩い、1寸〜2.5寸勾配のような屋根の場合は、
屋根材だけで防水する(=一次防水層だけで防水する)となると金属屋根材以外は不可能です。
そして雪に対しても有効です。効率良く落とすことも、落とさないこともできます。
それだけではなく、銅板クラスの金属屋根材であれば、瓦と同等以上の長寿命も、お寺や神社などを見れば約束されています。
☑ 不快な家でも30年以内なら我慢できる人が64%
第1位は黒系の色で、43%です。
そうそう最近の日本の屋根って、ダークですよね、、、
しかも、2,4,5位の茶・緑・青もほとんど、ダーク系の暗い濃い色が9割以上なので、
実質80%がダーク系の暗い濃い色なんです。
80%がスレートで、80%がダーク系の暗い濃い色なので、
64%の人が、冷暖房効率が悪く、特に夏は、最悪に暑くなる家に住んでいることになるんですね!
かわいそうに、、、
「見えないので無難な色」というのも分かりますが、ちゃんと考えてるんですかね?
ソーラーで発電してるんだから冷暖房全開!って、それで良いのでしょうか?
暑さは、色だけで全然違うというのは、何回かご紹介しているので参考にしてくださいね。
屋根を明るい色にするだけで、街並みも明るくなって、良いことだらけだと思います。
もちろん、統一感も重要なので、街全体として取り組んで欲しいですね♪
どんなに短い「けらば」があるだけで寄棟ではなく、MIX系にカウントしています。
ですから、半分ずつ切妻と寄棟がくっついた屋根や入母屋などは全てMIX系になっています。
☑ 屋根が見えにくい家が46%
☑ 「勘違いデザイン費」が高くつく人が31%
合計は、固定で1,667件となっています。
都心では意外と多く、17%ありますね。
機能美とデザインを混同するとリスクが高まります。
それを「勘違いデザイン」と呼び、その代償として、
「シンプルイズベスト」と称して、オススメの屋根仕様を書いてあります!
まだ間に合う人は、参考にしてくださいね♪
☑ 平均設計価格は約90万円、軽く10万円は損してる。
別途工事表に無い項目や、材料と工事の金額の両方の金額なのか、分からない項目もあるので、
あくまでも目安と考えてくださいね♪
全面雪止め設置、換気が1つ、下屋は玄関上の1つ。
しかも調子に乗って屋根裏の熱を逃がす棟換気を3つ×25,000円=75,000円追加しています。
(もちろん土地なし、設計価格が基準です)
注文住宅ですら、この数字ですから、建売りの場合は、もっと悪い結果が出ると思います。
これらの数字を見ていると、
本当に屋根のこと、真面目に考えてるの?
と思うのは私だけでしょうか?
家を造ったり、買ったりするのは、一生に一度あるかないか。
その大切な家を守る大切な屋根のこと。
それこそ一生に一度だけは、屋根のことをしっかり考えませんか?
もう家を建てたり、買ったりしてしまって、
今からでも屋根になるべくお金をかけたくない!
あなたも、まだ間に合いますよ。
◆この記事と合わせて読みたい!◆
「新築で一軒家を建てる前に知っておきたい! 我が家が10年でボロボロになって後悔しない屋根材の選び方。
魔法の屋根が叶える理想の暮らし。一軒家は「屋根」にこだわるのが新しい。こだわりの屋根があなたにもたらす7つの幸せ。
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昭和二十六年創業。屋根に関する製造・販売・工事の全てを経験。
屋根専門石川商店の三代目、 石川弘樹(いしかわひろき)です。
【趣味】 ワンピース(マンガ)
【目標】 瓦割り世界チャンピオン
【ブーム】 厚切りジェイソン
【困り事】 眠い、とにかく眠い
屋根専門石川商店HP:riverstone-roofing.com
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屋根で損する人をゼロにしたい、屋根屋の三代目です。
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