訪問販売で指摘されるところNo.1!!これだけは知っておきたい「棟の劣化」とおすすめの解決法

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  • 棟とか板金とかって何のこと?
  • 棟の主な劣化事例
  • すぐに雨漏りする訳ではありません!
  • 棟の劣化に伴うリスク
  • 悪い所「だけ」直せます
  • まとめ

「隣の屋根から見たのですが、板金の釘が浮いてますよ」
「通りがかりの者ですが、漆喰が剥がれていて崩れそうですよ。」
「板金が剥がれかけています。雨が漏ってしまいますよ。」
「屋根の天辺の金属が口を開けてますよ。」

今、屋根業者さんやリフォーム業者さんにこんな指摘をされるお客様が多くなってきているようです。
でも、そもそも…


棟とか板金とかって何の事?


棟は、屋根の面と面がぶつかる場所で、山になっている部分の事を指します。

スレートなどであれば、板金と呼ばれる金属の板がかぶせてあり、瓦であれば棟瓦という瓦が使われている部分になります。

棟説明2

面に葺いてある屋根材の下に雨水が入り込むのを防いでくれて、屋根を長持ちさせる役割があります。ですが、屋根の一番天辺に使われるものですので、雨や強風で最も壊れやすい部分でもあります。

 


棟の主な劣化事例


棟は経年劣化で主に以下のような不具合が発生します。

スレート棟不具合

釘の抜けや板金の浮きは、主に風雨が原因で発生します。雨や風に晒され、劣化した板金が浮いてくると、やがて板金を留めつけている木の板が朽ちてぼそぼそになってしまいます。そうすると、外れていなかった釘も外れ、板金の剥がれや飛散に繋がります。

 

瓦棟不具合

瓦を留めている漆喰という土の経年劣化や、台風・地震の影響で発生します。(同じような物が、壁にも使われていますよね)
こちらに関しましては、林の「屋根のメンテナンスまとめ 日本瓦編」で詳しく紹介されています。また、画像の日本瓦のようにのし瓦を積まない洋瓦でも、棟の曲がりや崩れといった、経年劣化による不具合は起こります。

ちなみに、釘の抜けや板金の浮き、漆喰の剥がれ程度のものは、隣の屋根や下から見ただけでは分かるものではなく、実際にその屋根に上がって確認しなければ詳細の判断は付きません。また、悪質なものになりますと、実際に上がってから故意に不具合を起こしてしまう事もあるそうです。同様に、「雨漏りの原因になる。葺き替え工事をした方がいい」と、不安を煽ってしまうケースもあるようです。

 


すぐに雨漏りする訳ではありません!


いずれ工事は必要ですが、だからといって1,2ヶ月といった短期間で雨漏りしてしまう訳ではないのです。

屋根材の下には2次防水層としてルーフィング(防水紙)が貼ってあり、風などで雨が屋根材の内側に入り込んでも多少は問題ないようになっています。

特に、屋根下地の板の繋ぎ目である部分は、このようにすっぽりと覆うように貼ってあるので、すぐに雨漏りする心配はありません。

棟ルーフィング

ですので、急いで大きな工事をする必要は無いと言えます。

 


棟の劣化に伴うリスク


 とはいえ、そのまま放置してしまうと当然リスクが発生します。

一番のリスクは、落下の危険です。外れかけている板金や瓦が落下してしまえば、その下にある車や通りがかりの人に当たってしまうという事故が発生する危険性があります。
板金は1枚の長さが1.8mという大きなものが。瓦は1枚2.5kgの重さの物が5〜6枚も落下するとなれば、かなり危険です。

また、2次防水層であるルーフィングは1次防水層を想定して作られている訳ではありません。その為、時間が立てば雨漏りのリスクが高くなってしまいます。

なので、棟に不具合があるようであれば1〜2年の内にメンテナンスすることをおすすめします。

じゃぁやっぱり葺き替えなどの大きな工事必要なんじゃ…?と思われがち。ですが、

「自分の代の後、子どもが住むのか分からない。なのに、今大きな工事しても意味が無い…」
「子どもを育てるのに手一杯なのに、今大きなお金を屋根に掛けたくない…」

という方も多いのではないでしょうか?


悪いところ「だけ」直せます


棟に不具合が出ているとはいえ、屋根材自体はさほど問題がない場合も多いです。スレート系屋根材は塗膜の剥がれやコケなど見た目を気にしなければ30年は保ち、瓦は60年以上保つと言われております。各屋根材の特徴については、「正しい屋根材の基礎知識〜はじめに〜」からもご覧頂けます。

ですので、悪いところだけを直しましょう。

葺き替え工事や重ね葺きに比べ、工期も費用もかからない「棟交換(スレート系)」「棟取り直し(瓦系)」という工事をおすすめします。

スレート棟交換

瓦棟取り直し準備中

棟に施工する木材ですが、今一般的には【合成樹脂】か【防腐処理をした木材】を使用されています。どちらも腐らない事が利点ですが、石川商店では合成樹脂の強度に不安がある為、後者の【防腐処理をした木材】を使ってます。

またスレートの場合、棟板金が浮いてしまっている場合は既に中の木材が腐ってしまっている可能性が極めて高いです。釘を増し打ちしたり、打ち直しをする事で応急処置が可能ですが、どちらにせよ近々棟板金の交換が必要になります。

 

ですが、葺き替えしかないと言われたお客様が、棟の交換だけで済んだという事例もございます。
【屋根工事にお金を掛けたくないからね…そんな声にお応えするのが屋根専門である私達の使命です】をご覧くださいませ)


 また、石川商店ではこんな商品も。

棟交換バナー

煩わしい点検や足場無しで、たった一日で問題が解決します。定額でネット決済も可能な為、当日現金は必要ありません。
また、屋根に上がらせて頂いた際、万が一屋根材を割ってしまうような事があれば、自己責任で直します。

✓現地調査や足場調査等が煩わしい!

✓金額があやふやなのは嫌だ!

✓今屋根に大きな金額を掛けたくない!

というコロニアルの屋根の方にオススメです♪また、外壁や屋根の塗装など、リフォーム中で足場が既にかかっている場合は更にお値引きもあります。
リンク先の商品ページで、ご自宅の状況と工事の希望日選んで決済するだけ。簡単な操作で工事のご依頼が可能ですよ。

※定額工事にはいくつか条件がございます。詳しくはリンク先でもご説明させていただいております。
※お電話でのご予約や当日のお支払いも承っております。


まとめ


 

初めにお話させて頂いたように、棟は屋根を長持ちさせる役割があります。
屋根材自体に機能として問題がなければ、棟を直すだけでも屋根を守る事に繋がり、ご自宅の維持にも繋がります。
棟を指摘された事がある、でも大きな工事はしたくないし必要なのか?と疑問なお客様は、一度屋根の専門家にご相談くださいませ。

 

棟の施工事例一覧はこちらからご覧いただけます。

 

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入社三年目のしがない事務員『おにゃがわら』rp_4ca650ba95261f45f3da67ba95c0eac9.jpg
事務したり現場お邪魔したりあっちこっち。

【趣味】 読書、昼寝、考察、夢を文章に起こす。
【目標】 文章構成力の上達。積みゲームのクリア。
【最近】 ひたすら廃墟をめぐるゲームは無いものか。
【一言】 ホラー抜きの廃墟ゲームに飢えてます。

屋根専門石川商店HP:riverstone-roofing.com 
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