『屋根は一生モノ』という思い込みを覆すには良い事例ですが、エコや節電、電気代の節約に良かれと思って設置した太陽光のソーラーパネルから出火してしまっては元も子もないですし、万が一自宅が火災になったら大変ですよね。
「うちのソーラー、確かシャープだわ」というお客さまは、念のためご自宅の屋根のソーラーが対象製品かどうか、以下の品番を保証書と照らし合わせて、確認しておきましょう。
この記事は、2019年2月18日に追記、2018年9月25日に公開した記事です。
家のソーラーが無料点検の対象かどうかの見分け方
対象製品は、瓦一体型だけで、据え置き型は対象外です。
こちらの写真のように、ソーラーが屋根から浮いているように見えるタイプを据え置き型と言います。
据え置き型のヒトは対象外ですので、ご安心を。
こちらの写真のように、ソーラーが屋根に埋め込まれていて浮いてないタイプを、瓦一体型と言います。
瓦一体型の家の一部は、屋根の無料点検の対象です。一体型だったヒトは次で、品番を確認しましょう。
無料点検の対象製品の品番一覧
屋根を見て、瓦一体型だったお客さまは、以下の品番を保証書と照らし合わせて、確認しておきましょう。
NE-25K6S/NE-25K4S
NE-36K5F/NE-36K4F
NE-53Y1N/NE-38Y1N
ND-48K1C/ND-20K1C
ND-48K1J/ND-20K1J
NE-53KS/NE-33KS
ND-48K2C/ND-20K2C
ND-48K2J/ND-20K2J
NE-53Y1R/NE-38Y1R
NE-53K1R/NE-38K1R
シャープの調べでは、全部で1500件弱のようです。
2019年2月18日、追記
シャープの太陽光パネル自主点検は、設置箇所の70%は完了しているようです。
https://www.bci.co.jp/nichiryu/article/5003
もし対象だった場合は、シャープから連絡が入るようなので、待っていればよいのかもしれませんが、建てたハウスメーカーや、ソーラーを設置した業者さんに念の為、一報を入れておいてもよいかもしれませんね。
シャープ製ソーラー火災関連の記事一覧
http://www.sharp.co.jp/sunvista/index.html
http://www.sharp-sesj.co.jp/sesj-180918.pdf
問題提起している記事
建築業界では珍しく、前向きな対応
東洋経済オンラインさんでは、リコールにしないことを問題と言ってますが、ぼくからすると良い方だと思っています。
他記事でさんざん書いてありますが、パミールやコロニアルなど、スレート系屋根材のメーカーである、ニチハやケイミューの対応と比べると、お客さまの立場で考えているように思えます。
もちろん、火事という大惨事だから、と言えばそれまでかもしれませんが、、、
「確かシャープのソーラーだけどよく分からないわ」と不安なお客さまは、お気軽に石川商店にご相談くださいませ。
- 創業75年、屋根専門石川商店の三代目。石川弘樹(いしかわひろき)です。
- 【資格】
- 1級かわらぶき技能士、瓦屋根工事技士、全日本瓦工事業連盟認定 瓦屋根診断士、全日本瓦工事業連盟認定 耐震化講師、東京都瓦工事職能組合 震災対策委員長、耐震プランナー、増改築相談員、古民家鑑定士、ホームインスペクター(住宅診断士)、ジュニアリフォームソムリエ、リフォームスタイリスト1級、リフォーム提案士、ライフスタイルプランナー
- 【趣味】
- ワンピース(マンガ)
- 【目標】
- 屋根屋のイメージ向上、瓦割り世界大会初代チャンピオン
- 【ブーム】
- 筋トレ
- 【困り事】
- やっぱり腰が痛い。近くの良い鍼灸院おしえてほしい
屋根で損する人をゼロにしたい、屋根屋の三代目です。
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