本記事の目次
【横浜市神奈川区】築40年のスレート屋根の雨漏り修理、部分葺き替え工事の事例
屋根で損する人をゼロにしたい、みんなの屋根の相談所、石川弘樹です。
今回は、横浜市神奈川区で、築40のスレート屋根の雨漏り修理で、部分葺き替え工事をした事例をご紹介します。
スレート屋根の、雨漏りの部分葺き替え工事は、2人で3~5時間
今回の、雨漏りの部分葺き替え工事は、2人で4~6時間くらいの作業時間です。
工事の流れは、こんな感じです。
- スレート屋根の、雨漏りの部分修理工事の1日の流れ
- 手順① スレートの部分撤去、雨漏り箇所の最終確認 【60~90分】
- 手順② 防水シートの施工 【30分】
- 手順③ スレートの復旧、棟板金の施工 【90~180分】
- 手順④ 工事完了 【合計3~5時間】
順番に工事の様子を、写真つきで解説します。
手順⓪ 工事前状況
まずは工事前の状態です。
室内の雨漏りの状態は、こんな具合です。
■室内雨染み
和室の天井に、雨染みができています。
屋根上の雨漏り箇所は、室内の雨漏り状況からすると、このあたりです。
■雨漏り箇所
スレート屋根で築30~40年くらいだと、屋根と屋根の横の境目部分「 隅棟( すみむね ) 」の上下の中央付近から、雨漏りすることが多いです。
原因は、境目部分の防水シートの劣化して破れてしまい、雨水が風で吹き込んでしまうからです。
室内の雨漏り位置と隅棟の中央付近で、上下の位置がほぼ一致しているため、この部分からの雨漏りということを、事前の調査で確認していました。
それでは実際に、修理をしていきます。
手順① スレートの部分撤去、雨漏り箇所の最終確認 【60~90分】
実際に、屋根材をはがして、雨漏りの有無を確認し、雨漏りの原因を特定していきます。
まずは棟部を、いったんすべて解体します。
■棟部の撤去
隅棟の際のスレート屋根材は、「 隅切り( すみぎり ) 」という雨水の横走りを抑えるために、屋根材の三角の角を落とすのが標準仕様となっています。
ただこちらの屋根では、隅切りがされていませんでした。
そのために、雨水が隅棟中央に伝わりやすくなってしまっていることも、雨漏りの要因のひとつとなります・
■隅切りなし
隅棟際のスレート屋根材を撤去していくと、隅棟の中央に防水シートが切れているのが確認できました。
■隅棟の中央、防水シート切れ
雨漏りの原因も確定できたので、必要な部分のスレート屋根材を撤去します。
■屋根材部分撤去完了
手順② 防水シートの施工 【30分】
つづいて防水シートを、スレート屋根材をはがした部分に貼っていきます。
■防水シート
これで隅棟部分の防水シートの切れ目と、既存のスレート屋根材を固定していた釘穴が埋まり、雨漏りを防ぐことができます。
手順③ スレートの復旧、棟板金の施工 【90~180分】
つづいて、スレート屋根材を施工します。
今回は、剥がしたモノは処分し、新しいスレート屋根材を貼っています。
■新規屋根材施工
再施工するときには、きっちりと「 隅切り 」を行い、雨漏りの予防をします。
■隅切り
屋根材を貼り終えたら、仕上げに棟を施工します。
まずは棟下地の木材を、固定します。
棟下地には、防腐処理済みの木材を使用しています。
■棟下地木材
下地木材に、棟板金をかぶせます。
棟板金のつなぎ目は、接着剤で補強します。
■棟板金施工
手順④ 工事完了 【合計3~5時間】
以上の作業約3~5時間で、スレート屋根の雨漏り修理の、部分葺き替え工事がおわりました。
■工事完了
今回の雨漏り修理工事は、雨漏りした部分だけを直しました。
これで同じ部分からの雨漏りは無くなったはずですが、その他の隅棟部分も同じ施工、同じ劣化状態だと仮定すると、風向きや雨量によっては、別の隅棟から雨漏りする可能性は残っています。
引き続き、経過観察していただきながら、必要に応じて、また修理をしていきます。
スレート屋根の部分葺き替えの金額は、15〜40万円
スレート屋根の雨漏り修理で部分葺き替えをするときの工事金額は、約15〜40万円くらいのことが多いです。
金額幅があるのは、「 部分 」と言っても、範囲が狭かったり広かったり、屋根の部位によっては、工事が簡単だったり難しかったりするからです。
【参考】 雨漏りの場所別の、修理費用の目安
雨漏りの場所別の、修理費用の目安の詳細は、こちらの記事で確認できます。
■わが家の雨漏りどこでみつけた? 安い修理方法を場所別に紹介 | 石川商店
雨漏り修理の疑問は、お気軽にご相談を
雨漏り修理の、どんな些細なご不安でも、まずはご相談くださいませ。
屋根の専門家のセカンドオピニオンを気軽に受けられます。
石川商店へのお問い合わせは、すべて石川弘樹が対応しています。
会社にお電話戴いても、ぼくの携帯に転送され、必ずぼくが電話に出ます。
その他のご相談方法も、すべてぼくが読んでお答えしています。
屋根で損する人をゼロにしたい。だから気軽にご相談してくださいね。
お電話でのご相談はこちらから
今すぐのお電話での相談は、スマホ画面の一番上か一番下に表示されている『 03-3785-1616 』の電話番号をタッチ。
iPhoneの場合、
03-3785-1616をタッチ→ (通話許可→) 発信
Androidの場合、
03-3785-1616をタッチ→ (電話アプリの選択) → 番号表示→ 発信
で電話を掛けることができます。
電話がつながらない場合は、※ 090ーXXXXー2256 の番号で掛け直します。
LINEでのご相談はこちらから
いつものLINE感覚で、かんたんに相談できます。
やりとりは1対1のチャットなので、プライベートにご相談できます。
スマートフォンの方は、下の【友だち追加】ボタンを押しましょう
石川商店のLINE公式アカウント『みんなの屋根の相談所』を【友だちリストに追加】ボタンを押せば準備完了。
パソコンの方は、QRコードをスマホで読み込みましょう
読み込むとLINEアプリがスマホで立ち上がります。
【友だち追加】をすれば、いつものLINE感覚で相談できます。
石川商店LINE相談の使い方はこちら。
メールでのご相談はこちらから
メールでのご相談はこちらのバナーをタッチ。
ご相談フォームに入力すれば、かんたんに相談できます。
ブログでのご相談はこちらから
このブログ上でのご相談をご希望であれば、このページの一番下にあるコメント欄をご活用くださいませ。
お名前(ニックネームでも可)の入力だけなので気軽にご相談できます。
この記事への質問、疑問、要望、感想なども大歓迎です。
多少の時間はかかるかもしれませんが、すべてのコメントを読んで、返信もしくは、今後の記事の参考にさせて戴きたいと思います。
- 創業75年、屋根専門石川商店の三代目。石川弘樹(いしかわひろき)です。
- 【継続は力なり】
- 禁煙2009年〜、ダイエット2010年〜、禁酒2017年1月〜、筋トレ2018年6月〜、禁チョコ爆食い2018年12月〜
- 【資格】
- 1級かわらぶき技能士、瓦屋根工事技士、全日本瓦工事業連盟認定 瓦屋根診断士、全日本瓦工事業連盟認定 耐震化講師、耐震プランナー、増改築相談員、古民家鑑定士、ホームインスペクター(住宅診断士)、ジュニアリフォームソムリエ、リフォームスタイリスト1級、リフォーム提案士、ライフスタイルプランナー
- 【趣味】
- ワンピース(マンガ)
- 【目標】
- 瓦割り世界大会初代チャンピオン
- 【ブーム】
- 筋トレ
- 【困り事】
- ベンチプレスが伸びない
屋根で損する人をゼロにしたい、屋根屋の三代目です。
石川商店からのお願い
記事を最後まで読んでいただきありがとうございます。
お客様の率直な感想をいただくため「役にたった」「役に立たなかった」ボタンを設置しました。
また、もしもっと知りたいこと、分かりづらかったことなどあれば下のコメント欄にご意見いただければと思います。
日々屋根にお困りのお客様にとって必要な情報をお伝えするために、ご参考にさせて頂きます。