外壁をDIY！スプレー塗装はできるの？綺麗に吹き付けるコツ

本記事の目次

外壁にDIYでスプレーはできる？
外壁にDIYでスプレーするメリット
外壁にDIYでスプレーするデメリット
- 色ムラができやすい
- 広範囲の塗装は難しい
外壁をスプレーで綺麗に吹き付けるコツ
まとめ

外壁にDIYでスプレーはできる？

結論から申し上げますと、スプレーを使って外壁にDIYでスプレーすることは可能です。外壁に合うスプレーを購入し、正しい手順で塗布していくことで、それなりの仕上がりにすることはできます。ただ、スプレーでの外壁塗装にはメリットもありますが、デメリットもあります。したがって、正しい知識をつけたうえで行わなければなりません。全く知識がない状態で始めてしまうと、満足のいく仕上がりにできなくなってしまったり、取り返しのつかない失敗をしてしまう可能性が高まります。

外壁塗装のDIYにつきましては、下記の記事を参考にしてみて下さい。

外壁塗装はDIYできる？自分で塗装する方法を徹底解説

外壁にDIYでスプレーするメリット

低価格でできる

スプレーで外壁塗装をDIYすることによって、価格を大幅に抑えることができます。業者に依頼した場合は、塗料代や工賃など、様々な費用が発生しますので、総額が高価格になることもあります。しかし、自身でスプレーで行うことにより、必要な道具を揃えても数千円や数万円で抑えられるでしょう。

部分的に塗装できる

外壁全てを塗装するのではなく、気になる部分だけ塗装することが可能です。スプレーを活用することで、限られた範囲の塗装や補修をすることができ、また、狭い範囲であれば、作業時間もかなり短くなり、養生の範囲も狭くなりますので、初心者でも塗装を行うことができます。

すぐに始められる

外壁の塗装工事を行いたい場合、業者に依頼して対応を待つ必要があります。スプレーを用いてDIYで外壁塗装を行う場合は、間に業者が入ることがないため、自分のペースですぐに始めることができます。

外壁にDIYでスプレーするデメリット

色ムラができやすい

外壁塗装は一見すると簡単に見えますが、高い技術力が必要です。一番難しい色ムラを起こさないようにするためには、職人の技が必要です。知識や経験が浅い方が見様見真似で塗装してしまうと、他の部分と違う色になってしまう可能性があり、非常にみっともない外観になってしまう可能性があるのです。

広範囲の塗装は難しい

スプレーは、限られた範囲の塗装に向いています。そのため、直径数十センチ程度であればDIYで補修することも可能になるでしょう。色ムラができてしまう可能性もあるので、出来上がった外壁を見てがっかりしてしまうケースも多いです。失敗してしまった場合、再度業者に依頼しなければならなくなってしまうため、二度手間になってしまうこともありえます。

外壁をスプレーで綺麗に吹き付けるコツ

スプレー缶を温める

塗装する前に缶スプレーを20-30度のお湯で湯銭すると、塗料がなめらかになり塗りやすくなります。

塗装面を温める

塗装するものをドライヤーなどで人肌くらい（20-30度）に温めると、スプレーののりが良くなります。

スピードを一定に保つ

スプレーする時の動きはスピードを一定に保ちます。端から端までが同じ速さになるようにスプレーします。

スプレーの適切な距離

塗装面から15～25cm離した状態をキープしながら塗っていきます。距離が近すぎると塗料がダレてしまったり、遠すぎるとツヤがなくなったりします。スプレーと塗装面の距離を一定に保つのがコツです。

一度に厚塗りはしない

一度に厚塗りしようとすると塗料がダレたり、ひび割れや艶ムラの原因になります。綺麗に仕上げるためには1回で厚塗りしようとせず、2～3回に分けて薄く塗りましょう。

塗面に対して直角に

スプレーは、塗装する面に対して、常に直角に向けるようにします。塗料を吹き付ける角度が傾いていると、部分的にザラついてしまったり、塗料のタレが起きたり、ムラが生じる原因となります。

まとめ

スプレーを使って外壁にDIYでスプレーすることは可能です。ただ、知識と経験がない方がDIYで塗装を行ってしまうと、色ムラが出てしまったり、塗料がダレてきてしまうことがあります。価格を大幅に抑えることができ魅力的ですが、特に広範囲での塗装を綺麗に行いたいと考えている方は、DIYで行うのではなく、業者に依頼することをおすすめします。