【屋根工事の詐欺多発】点検商法・指摘商法の手口に注意!訪問販売の被害回避法

井上 利里子
井上 利里子
  • まもなく創業70年を迎える屋根専門の石川商店で事務をしている井上です。毎日いろんなご相談をいただき勉強になるとともに、頂いたご相談内容をみなさんと共有することで、少しでも悩み解決の一助になればと記事にしています。ぜひ、みなさんの体験談もお知らせください。

ある日突然訪ねて来た業者に屋根を指摘され、驚きと動揺。

昔からシロアリなどでも『点検商法』がありますが、今も被害はあるようです。むしろ相談件数は増えているとか。「そんな手口があるの?」と知らない人が大多数かもしれません。訪問販売の『点検商法』と『指摘商法』とはいったいどんな商法なのでしょうか。

点検商法とは

通りすがりの業者に「無料で点検します」と言われ、ハシゴを使ってスルスルっと屋根に上がり、上で撮ってきたという写真や動画を見せながら「屋根材がズレている」とか「割れが酷い」などといい屋根工事の契約を迫るという商法です。

実際石川商店にも「通りすがりの業者に点検してもらったら、このままじゃ大変なことになりますよと言われたから診て欲しい」という依頼よくいただきます。実際点検に伺ってあったのは

・なんともなかった→見せられた画像は事前に用意された別の屋根を撮ったものだった

・実際瓦が割れているが、割れ口が真新しかった→屋根の上で故意に割ったもの

などがありました。

「たまたま道具があるから、今修理しちゃいましょうか?」などと言って作業し、数万円支払うことも。工事価格が高いものは国民生活センターなどにも相談がきますが、少額の場合詐欺にあったとも気が付きません。

点検

指摘商法とは

「近くで工事している業者ですが、現場からお宅の屋根が剥がれているのが見えたので、お知らせしてこいと親方に言われて来ました」こちらも「よかったら道具があるのですぐに修理できますよ」という流れです。

突然すぐに確認しようがない自宅屋根が壊れていると言われ「このままでは大変なことになりますよ」と不安を煽られたら、断るという選択のほうが難しいかもしれません。

屋根の指摘商法

悪質訪問販売から屋根と財産を守る方法は

《実際に千葉県であった事例》断り切れず強引に工事をすることに

昨年の大型台風のあと、高齢女性の自宅に訪ねて来た自称屋根修理会社という人物に「瓦が持ち上がってしまっているから、今すぐ直さないと大変なことになりますよ」と強い口調で言った上に「自分で屋根に上って見てみなさい」とまで言ったそうです。

そして強引に屋根修理をして、その場で25万円支払ったというニュースがありました。実際行った工事内容からすると3万円程度。

この事件に関しては、特定商取引法違反で逮捕されたので、まだよかったですが・・・しかしこれは氷山の一角だとおもっています。

『ぜったい屋根に上げない』が鉄則

白アリにしてもそうですが、どんな訪問販売も家に入れてはいけません。屋根も上がらせてはいけません。これさえ死守すれば被害にはあわないと大井警察の方も言ってました。

roof

屋根に上げてしまって指摘された場合、どう返答するのがベスト?

訪問販売の営業も百戦錬磨の話のプロ。断りきれないということがあります。そして自宅の屋根の色を知らないという方も多い中、屋根がアップで撮られた写真や動画を見せられ、自宅の屋根だと信じてしまうのはしかたありません。しかし工事すべきかどうか判断つかない状況の中、どうするのがベストなのでしょうか。それはシンプルです。

知り合いの屋根屋(もしくは工務店)の人に見てもらうので大丈夫です。ありがとうと言うだけで大丈夫です。

もし断り切れず契約してしまった時の対処法

相手は話しのプロなので、不安をあおったり「今契約すれば10万円割引」など言葉巧みです。断り切れず契約をしてしまうことがありますが、ちゃんと消費者を守ってくれる法律があります。それは『クーリングオフ』。訪問販売で契約した後、契約解除が一方的にできる制度です。そのやり方は簡単で、別記事で説明しているので、ぜひご一読ください。

はがき1枚送るだけ。訪問販売の契約解除『クーリングオフ』の3手順

 

この業者信じていいの?迷わずに判断できるセルフチェックシート

このチェックシートで一つでも当てはまるものがあったら、すぐにお断りしましょう。年間1000件も相談うけた弊社の三代目が、一番多かった事例から作成したこのチェックシート。なかなか消費者センターでも警察でも評判がよく置かせてもらっています。
チェックシート

国民生活センターによる消費者トラブル相談受付電話窓口

国民生活センターに寄せられる相談件数は増加の一途

毎年相談件数が発表されますが、点検商法だけでも年間5000件以上の相談が寄せられるそうです。その内容もだいたい似ているものが多いです。手口が一緒なんですね。実際の相談事例に『屋根の点検をしないかと電話があり、事業者が家に来たが、点検だけのはずが屋根工事の契約をしてしまった。』というのもありました。

 

消費者庁によると、台風15,19号以来、全国で屋根の修理を巡る業者とのトラブル相談がなんと1300件を超えているとのこと!!

消費者ホットラインは全国統一で局番無しの

188

土日祝日も受け付けています。

トラブルに巻き込まれたりアヤシイとおもったら迷わず相談してみてください!

 

屋根の定期点検とメンテナンスをしていれば最強

定期的に点検や小さい修繕をしていれば、どんな営業が来てもびっくりドキドキもせず自信をもってお断りできます。これが最良で最強の対処法だと屋根屋として自信持って言えます。これを行っていれば、突然屋根が台風などで大破することもないし、雨漏りの心配もありません。本当の節約術を屋根屋的に提案すると、10年ごとに屋根をきれいに見せるための塗装をするより、屋根の点検とメンテナンスだけやるのがいいです。

 

まとめ

「点検しますよ」という『点検商法』や「お宅屋根ズレてますよ」という『指摘商法』などという商法があるということを、初めて知ったという方も多いかと思います。屋根だけでなく、シロアリ、塗装、外壁などでも、同じようなセリフで全国回っているそうなので、向こうからやってきた業者にはくれぐれもその場で契約をしないようにご注意ください。判断に迷ったらぜひ石川商店でもご相談受け付けています。

疑問質問等、全国どこからでもOKです。三代目がお答えしますので。

 

それではまた

 

 

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日々会社に舞い込むお困り事や作業内容を基に、
いつか立派な屋根屋スタッフになれる日を夢見て勉強中。

井上 利里子(イノウエ リサコ)
【ニックネーム】 Ri-chang
【最近】 気温が上昇中。桜はすぐそこ

いのうえりさこです

屋根専門石川商店HP:riverstone-roofing.com


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