ヘタすると屋根塗装がかえって雨漏りリスクを上げることにも。回避ポイントとは

井上 利里子
井上 利里子
  • 10年に一度は屋根塗装というのが当たり前という風潮がありますが、屋根屋としては屋根塗装はマストではないと考えていますので、上手に健全な屋根との付き合いかたもご紹介出来たらなと思っています。

    本日も寄せられた相談質問が、みなさまの参考になる部分があれば幸いとおもい、共有していこうとおもっております。

今すぐのご相談はこちらから

お問い合わせはこちら

 

屋根をきれいにしてもっと自分の家を好きになれる塗装。その時の注意点

住宅地密集地では自宅の屋根が見えないという立地もあるかもしれませんが、家へ帰ってくる時、屋根も壁もきれいだと嬉しくなりますよね~。
そのために約10年ごとくらいに外壁塗装に合わせて、屋根塗装もされる方が多いのではないでしょうか。

屋根の機能的には、塗装と屋根の長持ちや雨漏り防止にはさほど関係しないので、美観を気にしないという方には塗装は必要ありません。

 

屋根の構造を知っておいて欲しい理由

 

屋根材は雨水を下へ流すために、もともとウロコのように重ねて葺き下に隙間が空いている構造です。雨水を家本体にまで届かせないように、8割屋根材で下へ流し、構造上どうしても入り込む雨水をその下にある防水シート(ルーフィング)で防ぎます。
シート部分には屋根材を設置するときに開けるビスの穴がありますが、防水シートの防水機能が働いているうちはビスにまとわりつくような性質を使いなんとか1割入り込む雨水を防いでくれています。

 

塗装によってできる膜 放置した場合どうなるか

塗装をすると、屋根と屋根の重なりの隙間が塗料で塞がりますが、その塗膜を放置しておくと雨水が流れ落ちず逃げ場がなくなり、中へと入り込んでほぼ雨漏りになっていきます
通常塗装のプロは『縁切り』という塗膜を切る作業か、または『スペンサー』という屋根材の間に挟む小さな金具を使い、屋根になくてはならない重なりの隙間を確保しますが、雨漏り修理で伺う家でこの隙間が埋まったままによる雨漏り原因がよくあるそうです。

 

塗装工事の計画段階で『縁切り』してくれるか確認しましょう

工事全般にそうですが、私たちには分からない用語が満載。何を質問したらいいかもわからないとおもいます。言われるままにするよりも、お願いごとや質問は納得するまでしていいんです!
『縁切り』してくれますか?という質問一つで「ムムッ 知ってるな」と業者さんも手抜きするわけにはいかないと思うことでしょう。
誤解のないように、ほとんどの業者さんは手抜きなんてしません!!けど悪質なリフォーム業者は現実いますので。

工事の見積もりで業者さんに対面で質問しづらいなどありましたら、石川商店へご質問ください!!

三代目が屋根のことならご相談乗りますので。LINE@もご利用ください。

 

それではまた

LINE@はこちら

問い合わせ/申込


日々会社に舞い込むお困り事や作業内容を基に、
いつか立派な屋根屋スタッフになれる日を夢見て勉強中。

井上 利里子(イノウエ リサコ)
【ニックネーム】 Ri-chang
【目標】 道を覚える人になる
【最近】 ホエイのプロテイン、ミルキー味愛飲中

いのうえりさこです

屋根専門石川商店HP:riverstone-roofing.com


この投稿は役に立ちましたか? 役に立った 役に立たなかった 6 人中 6 人がこの 投稿 は役に立ったと言っています。

石川商店からのお願い

記事を最後まで読んでいただきありがとうございます。

お客様の率直な感想をいただくため「役にたった」「役に立たなかった」ボタンを設置しました。

また、もしもっと知りたいこと、分かりづらかったことなどあれば下のコメント欄にご意見いただければと思います。

日々屋根にお困りのお客様にとって必要な情報をお伝えするために、ご参考にさせて頂きます。

お客様からのコメント

よりお客様のお困りごとに応えられるようコメント欄を開放しました。
質問や感想やご意見をお待ちしております!

コメントはこちらへおねがいします。

オススメ記事

この記事を読んだ人にオススメの記事