家を建ててから30年後、維持費が一番かからない屋根材は

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瓦の屋根は地震に弱い?

こんにちは、井上です。
先日友人との話題で
私が屋根屋で働いているということで
数年後に計画している家の建て替えの話しになりました。

そこで当たり前のように言うのです
「瓦屋根ってさ、地震の時とかに
重くてつぶれたり、落ちたりするんでしょ?」

あまりに普通に言うので
井上フリーズです( ;∀;)

熊本地震などでも、見事につぶれている家を
テレビでは何度も繰り返し映し、
まるで瓦に押しつぶされたかのような印象受けるのも
しょうがないのか?
しょうがないよね。

 

建築基準法の大改革で家は超ストロングへ

昭和56年に建築基準法が抜本改正し、
家本体の骨組みの基準が大きくかわりました。
瓦屋根にはその重さに耐える、バランスの良い家づくりが実現。
さらに屋根屋でも耐震性の高い施工のガイドラインをつくり
その両方が合わさると、想定される大きな地震に家ごと耐えうるということです。

屋根材の違いで100万円の差がでるのはどうゆうことか

一般的に都内で見かけるスレート屋根は
セメントに塗装をしてある素材です。
見た目の劣化を気にしなければ
途中塗装はせず(おそらく業者に勧められるとおもいますが)、
15年目くらいで棟交換のみして数十万円。(足場など入れて)
そして30年後、ローンが完済した頃に
屋根材の寿命で全葺き替え(足場代+屋根材廃棄料)で
100万円前後。

それに引きかえ瓦屋根は、
千℃以上で粘土を焼いた陶器なので、
色落ちや10年20年程度での劣化の心配もありません。
一般的なスレート屋根より、瓦は初期費用は倍近くかかりますが、
必要あらばの部分補修のみで
50年、60年と全ふき替えをせず防水シート交換のみで大丈夫。

たった30年で比べても100万円近くの違いがでてきます。

oh! なんと経済的!
100万円あったらハワイへいける!!

 

耐震性についての記事はこちらに
詳しく書いていますので、ご参考にしてみてください。

屋根の重い軽いは関係なかった。地震で瓦の家が倒れる本当の理由は壁!

 

それではまた

 

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まだまだ屋根素人ですが、
日々会社に舞い込むお困り事や作業内容を基に、
いつか立派な屋根屋スタッフになれる日を夢見て邁進中。

井上 利里子(イノウエ リサコ)
【ニックネーム】 Ri-chang
【趣味】 阿波踊り、クラシックギター、街散歩
【目標】 道を覚える人になる
【最近】 篠笛特訓中
【一言】 今年はユニクロ度が高い

いのうえりさこです

屋根専門石川商店HP:riverstone-roofing.com


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