屋根屋が気になった屋根のニュース【２０２１年１２月】※ 更新12/23

屋根屋が気になった屋根のニュース【２０２１年１２月】

みんなの屋根の相談所への、屋根のご相談や問い合わせは、１日５件ほどあります。

常に頼れる相談所としての役割を果たすため、屋根にまつわる最新ニュースのチェックは欠かせません。

ぼくの勉強の備忘録として、記事として残していくことにします。

中には、勉強というよりも小ネタみたいなモノもありますが、ご容赦くださいませ。

みなさまの屋根の情報収集の一助になれば、幸いです。

ニュースになった、屋根の最新情報

■ ２０２１年１２月１日

● エアコンもお掃除ロボットついてますからね。家庭用は出るのかな？
↓
太陽光パネルのお掃除ロボ、22年に国内投入　未来機械: 日本経済新聞

● ウォルマートで、ドローン配送開始。
↓
Walmartが30分以内にドローンで毎日オンデマンド配送、米新興と | 日経クロステック（xTECH）

● 「 瓦 」じゃなくなったので、文化財からは外れてしまうでしょうね。
↓

最大規模６万枚！増上寺大殿　チタン成型瓦に屋根総葺き替え – シブヤ経済新聞

■ ２０２１年１２月９日

● 年末といえば、すす払い
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国宝 彦根城で「すす払い」｜NHK 関西のニュース

■ ２０２１年１２月１０日

● 蓄電池の単独設置で０円は、初かな。
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初期費用0円の家庭用蓄電池サービス、伊藤忠が全国で販売をスタート：蓄電・発電機器 – スマートジャパン 

■ ２０２１年１２月１３日

● 山に設置するの、やめたらいいんじゃないでしょうか。
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太陽光発電、森林伐採で相次ぐ土砂流出　行政も対応急ぐ: 日本経済新聞

■ ２０２１年１２月１４日

● 松江じゃなくて、浜田だとおもうけど。
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島根県の松江瓦に盛り付ける「お刺身瓦盛り」 – 浜松経済新聞

■ ２０２１年１２月１６日

● 自然との共生が課題
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「地域の理解得られない太陽光発電望まず」３市町村が共同宣言｜NHK 長野県のニュース

■ ２０２１年１２月１７日

● 瓦から金属へ。
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瓦から銅へ「鬼」引き継ぎ　飯田・元善光寺本堂で屋根普請：中日新聞Web

● 瓦割りが、メディアで紹介されました。

　ちなみに、ウチにもぶっこわしあるよ。
↓
・合法的な破壊で大興奮！ 背徳感がクセになる、最新のストレス発散体験|au Webポータル国内ニュース

・合法的な破壊で大興奮！ 背徳感がクセになる、最新のストレス発散体験｜ニフティニュース

■ ２０２１年１２月１８日

● 二酸化バナジウム、覚えておきます。
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夏は熱を放射、冬は保温「スマート屋根」実現するコーティング材料 – Engadget 日本版

■ ２０２１年１２月２０日

● 女性鬼師。
↓
これ、鬼瓦にしたい…　数少ない女性「鬼師」　次の仕事への活力(毎日新聞) – goo ニュース

■ ２０２１年１２月２１日

● 茅葺き、見たい。
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かやぶき屋根のふき替え作業を一般公開 海洋博公園｜NHK 沖縄県のニュース 

● 全部で６色
↓
金属屋根材アイジールーフ『スーパーガルテクト』新色発売のお知らせ｜アイジー工業株式会社のプレスリリース

以上、今月の屋根ニュースのまとめでした。

みんなの屋根の相談所に寄せらせる質問ベスト３

第１位　スレート屋根のメンテナンス方法

アスベストが入っていないスレート屋根材の、ひび割れの対策は、

・ひび割れ補修なら、安くてそれなりに安心
・カバー工法なら、かなり安心だが、費用もそれなり
・葺き替えなら、もっとも安心だが、費用は最大

といったところです。あとは、

・屋根の現状
・今の家にあと何年住みたいか
・いつの時期に出費をするか

との兼ね合いで、いつ、どこまで、何をやるか、ということの検討になるかと思います。

そのあたりを検討するにあたって、スレート屋根材のメンテナンスの目安があると検討材料ができると思います。

くわしくは、こちらの記事で確認できます。

■ スレート、コロニアルの台風対策。予防のための補修や工事方法と費用 | 石川商店

スレート、コロニアルの台風対策。予防のための補修や工事方法と費用

まだまだ長く住む、どれくらい住むか分からないけど、臨機応変に対応できるようににしておく、ということであれば、カバー工法や葺き替えはすぐにせず、定期的なひび割れ確認と応急処置だけでよいでしょう。

第２位　天窓の雨漏りの修理方法

天窓の雨漏りをもっともかんたんに直す方法は、撤去して潰すか、交換するかです。

ここで言うかんたんは、ぼくたち業者にとってかんたんであるという意味です。
なんというか、天窓の撤去や、新品に交換するのは、そこまでやれば雨漏りが止まるのは当たり前ということです。

ただ撤去で最低３０万円、交換で４０万円〜という費用が１窓に対してかかるので、それなりの出費ですよね。

なので石川商店では、まず５万円程度の部分修理 (ガラスシール) をして、それでもダメなら最悪は撤去か交換と、段階を追った工事とし、次段階の工事になった時は最初の５万円はなしというか、次段階の工事費に充当するようにしています。

天窓の雨漏り修理の流れの詳細は、こちらの記事で確認できます。

■石川商店の天窓の雨漏り修理は２段階。ダメなら修理費は次段階に充当 | 石川商店

石川商店の天窓の雨漏り修理は２段階。ダメなら修理費は次段階に充当

第３位　飛び込み業者の指摘の真偽

すべての訪問販売が悪だとは思いませんが、特に見えない屋根の詐欺や押し売りに近いモノは、少なくありません。

飛び込み業者の訪問による詐欺に引っかからない方法として、もっともおすすめしているのが、居留守です。

在宅しているのが、分かっていようがいまいが、話ができないなら、詐欺も何もできません。

１日になるべく多くの家と、直接話をしたい業者にとって、営業の効率がとても悪いので、２、３回インターホンを鳴らしても出ないのであれば、あきらめて帰るでしょう。

そして、なぜか他の訪問販売業者にも「 あの家は居留守を使う手強い家 」という情報は共有されるらしく、屋根以外の飛び込みの訪問販売が少なくなるようなので、一石二鳥ですね。

また、うっかり話を聞きはじめてしまったら、
「 親戚に屋根屋がいるので、いくら悪かろう、高かろうが、他ではできない 」
と言うと、あきらめることが多いようです。

これも「 屋根屋 」の部分を変えれば、屋根以外の訪問販売にも使える決まり文句として、覚えておきましょう。

くわしくは、こちらの記事で確認できます。

■Q.訪問販売の断り方を教えて？　A.居留守がいちばんです

Q.訪問販売の断り方を教えて？　A.居留守がいちばんです

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石川 弘樹

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