教えて!屋根屋さん。第19回「屋根職人の七つ道具を教えて!」

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屋根職人が身に付けている腰袋。この中には一体何が入っているの?

そんな疑問にお答えします。

 

1.玄翁(げんのう)

 

 

片面が真四角で、もう片面の先端が鋭くとがっている金槌・玄翁。

この玄翁は、瓦職人にとって基本の金槌になります。

柄には、ちょっとした寸法を測れるようにメモリがついています。

基本的に、真四角の方でくぎを打ったり、瓦を削ったり、割ったりなどの作業を行います。

 

2.鏨(たがね)

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玄翁と一緒に使われるのが、この鏨。

彫刻刀をさらに固くしたようなもので、細かい加工に向いています。

この鏨を瓦に当てながら、玄翁で叩くことによって、より細かく瓦を削ったり、割ったりすることができます。

 

3.差し金(さしがね)

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寸法を測るための道具です。

 

4.面戸鏝(めんどごて)

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土を屋根の上に置く際に使われる、面戸鏝。

その形のユニークさから「するめ」とも呼ばれています。

瓦職人は基本、この4つを常備しています。

 

しかし、板金職人の場合は、板金を折り曲げるための機械やハサミを利用するなど、職人によって常備品が異なるのも事実。

 

熟練の瓦職人になればなるほど、玄翁・鏨・差し金の3つでほぼすべての屋根の修理ができるそう。

屋根職人、恐るべし!ですね。

 

教えて!屋根屋さん。第20回「豪雪地帯に住んでいます。どんな屋根がおすすめですか?」

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20141125_profile_01昭和二十六年創業。屋根に関する製造・販売・工事の全てを経験。
屋根専門石川商店の三代目、1級かわらぶき技能士
石川弘樹(いしかわひろき)です。
【趣味】  ワンピース(マンガ)
【目標】  瓦割り世界チャンピオン
屋根専門石川商店HP:riverstone-roofing.com
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