かなづちの音で良い職人がわかる!?屋根業界の職人さんについて聞いたらけっこう奥が深かった

大久保 崇
大久保 崇
  • こんにちは!ライターの大久保です!

    みなさん「職人さん」にどんなイメージをおもちでしょうか?今回のインタビューでは専門性の高い屋根職人さんについて話を聞きました。

    屋根職人の生態(?)に興味のある方はぜひご覧ください。

    これから屋根業界で働いてみたいと考えている方にとっても参考になると思います!

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この記事はこんな人におすすめ

・屋根職人の生態が気になる方
・屋根業界で働こうかなと考えている方
・石川商店(石川さん)に興味がある方

この記事で伝えたいこと

・屋根職人の特徴
・屋根職人になるために必要なこと
・屋根職人の仕事は体力だけでなく頭も使うということ

本記事はインタビューを記事化したものです。

みんなの屋根の相談所|石川商店 – YouTube

ひとり親方として働く屋根職人とは

    • まずは屋根職人について、基本的なことを教えていただきます。

 石川―――
「ひとり親方」として活動している屋根職人を、今風にいうとフリーランスの人たちですね。縛られたくないというか、こだわりが強く良い意味で自分のやりたいことをやっています。

こだわっているポイントはその人の性格にもよりますね。「ひとり親方」になるには、法律で決まりや資格があるわけではなく、「今日から俺は一人親方だ」っていえばなれますが、プロとして最低限の技術をもっていないとできません。

主な年齢層は30代から60代で幅広く、20代でもひとり親方をしている人はいますね。会社で先輩職人さんと働き仕事覚えていくか、親方に弟子入りして独立していきます。

石川商店でも、独立して屋根職人になりたいという人も受け入れていて、今まさにそういった形で人を採用しています。

経験を積んだベテランの屋根職人さんは心強い

    • 「勤めることもできて独立もできる」このような選択肢がある働きかたは魅力的です。屋根屋の仕事は、住宅がある限りなくならない可能性が高いのもいいところですね。もちろん簡単ではなく、体力や技術に加えて「専門的な知識」も必要になります。だからこそ経験を積まれたベテラン屋根職人は心強い存在であり、ザ・プロフェッショナルな人たちなのだと思います。

石川―――
一般的には屋根職人は10年で一人前になるといわれています。

屋根職人は家に雨漏りさせないため、まずは防水の知識をしっかりと学び、その知識にもとづいて屋根材や金属を自分の手で加工しておさめなくてはいけません。その知識と技術の連動が難しいので、一人前になるのに時間がかかります。

加工すれば雨漏りしないと理論的にわかっていたとしても、この材料でどうするの?とか同じ屋根材であってもいつも同じように作業はできないんです。長さが微妙にずれると屋根材の位置が変わり、加工する内容も毎回変わります。材料の現場加工をうまくやらないと、雨漏りもするし、屋根材もだめにしてしまうのでそういったところが難しいんですよね。

だからこそ、頼れるベテラン職人さんの存在は大きいです。

石川商店だと、分業でぼくが点検や現地調査にいき、実際に工事するのは職人さんたちがしています。その時、彼らの実力がわかっているので、「これはやばいな」という時でも「なんとかやってくれる」と思えるんです。そこは心強いですね。

徹底して取り組む職人さんはとことん徹底します。性格の問題や元々のセンスによるレベルの差はありますが、㎜単位で合わせていく人もいれば、3㎜程度の誤差はオッケーと思う人まで様々です。

ちなみに、ベテラン職人さんたちは、たくさん新築が建っているところだと、となりの家で作業している別の職人のかなづちの音とか、出している音で「あの人すごいな」ってわかるみたいですよ。

こだわりの強い屋根職人さんとのつきあい方

    • プロの職人さんたちが、磨き上げた技術や知識、そして経験を駆使するとすごい能力を発揮します。そんあ実力もあってこだわりも強い人たちは、中々気難しい人も多いのでは?と思い、石川さんに職人さんたちとどのようにして、良い人間関係を築いているのかを聞きました。すると開口一番、以外な答えが……。 

大久保―――
職人さんたちと、良好な人間関係を築くために気をつけていることを教えてください。

石川―――
一番そこがぼくの苦手とするところでして(笑)

職人じゃないですけどぼくもこだわりが強くて、他の人には負けないくらい屋根のことを考えているつもりです。だから、僕の理想とする工事は「こうだ」というのがあって、それを職人さんに押しつけるタイプなんですよ。「ここはこうおさめてほしい」って。

喧嘩するまではいかないですけど、「なんでそんな風にするの?」というやりとりには必ずなるんですよね。お互い譲れない部分なので、すぐに「うん」とはいわない。

職人さんの中には、納得して変えてくれる人もいるけど変えてくれない人もいて、そういった時は変えてくれる人に仕事をお願いします。もちろんぼくがいっていることが100%正しいとはいい切れません。でもちゃんと説明して、「とりあえずやってみるよ」といってくれるような柔軟性がある人のほうが仕事はやりやすいですね。本来は、ひとりひとりの個性にあわせて仕事をお願いするべきかもしれませんが、ぼくはタイプ的にそれができないってことに途中から気づきました。だからそういった意味では、どういう風につきあえばいいのか逆に教えてほしいぐらいです(笑)

石川商店のスタッフには、そういう人付き合いが得意なスタッフがいて、ぼくの代りにうまくしてくれているので助かっています。

石川商店は全国どこからでも屋根の相談を受け付けています

みんなの屋根の相談所:石川商店では、よりお客様に近いところでお客様の悩みにお答えできるよう活動し、屋根の専門家+様々な知見をもったライターが、あれやこれやと知恵を絞りながら、役に立つ情報を届けていきます。

石川商店ではこれからも日々情報を発信し、お客様の声に耳を傾けていくので、屋根の悩み事はお気軽にご相談ください。

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今回のお話を聞き、屋根職人は技術だけでなく知識面も大事だということを知りました。家の屋根を守る立派な職人さんがいるからこそ、安心して戸建てに住めているのだなと感じます。屋根職人の仕事は奥が深いので、ひとつのことをとことん極めたいと思える人にこそ向いているかもしれません。

そんな石川商店では、現在屋根職人の求人募集をしています。次回のインタビュー記事では、条件面だけではわからない石川商店の職場の雰囲気だとか、採用に関連して力をいれているプロジェクトがあるということなので、そういったお話を記事にしていきます。

詳しくは次回の記事でご紹介しますが、独立すれば月収100万も夢じゃないそうです。(夢がある!)

ぜひ、お楽しみに!

 

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