瓦で作るペットのお墓【第3話】お墓を制作する鬼師さんってどんなお仕事をしている人?

大久保 崇
大久保 崇
  • こんにちは!ライターの大久保です!

    瓦で作る「ペットのお墓」シリーズの第3弾をお届けします!ペットのお墓とは、石川商店が「屋根瓦の素材を活用し新しいペットの弔い方を提案する」、「ペットロスの悲しみを軽減する」ために考えた企画です。試行錯誤を重ねながら、人の役に立てる活動ができるよう取り組んでいます。

    そんなペットのお墓を作成してくれる職人さんは「鬼師」という方なのですが、今回はその「鬼師」さんについてをお届けします!

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この記事で伝えたいこと

・鬼師さんという職人さんがいることを知って欲しい
・鬼師さんがどんなお仕事をしているのか伝えたい

本記事はYouTubeに投稿しているインタビュー動画を記事化したものです。

みんなの屋根の相談所|石川商店 – YouTube 

鬼師(おにし)さんとはどんな職人さん?

  • 鬼師さんとは、簡単に説明すると瓦を素材にして造形物を作る職人さんです。名前の由来は「鬼瓦」を作る人ということから「鬼師」という名前がついたとのこと。大変素晴らしい技術を持った職人さんなのですが、近年、数が減少し後継者不足に悩まされています。

石川:全く無くなったわけではありませんが、鬼師さんがつくる鬼瓦を使っている一般住宅は少ないですね。そもそも瓦屋根は「型」で作られることが多いので。今はお寺やお城といった、棟がものすごく積んである大きな建物に使う鬼瓦を作られています。

 

▲お城やお寺の鬼瓦

難しい屋根の専門用語をやさしく解説。今日の屋根用語!第23日目「鬼瓦 おにがわら」 | 石川商店

「鬼瓦 おにがわら」難しい屋根の専門用語をやさしく解説。今日の屋根用語!第23日目

 

▲一般住宅の鬼瓦

「鬢付鬼瓦 びんつきおにがわら」難しい屋根の専門用語をやさしく解説。今日の屋根用語!第261日目 | 石川商店

「鬢付鬼瓦 びんつきおにがわら」難しい屋根の専門用語をやさしく解説。今日の屋根用語!第261日目

 

このような鬼瓦を中心に特殊な瓦を手作りで作る人を鬼師さんと言います。全国的に100人いないぐらいだと認識していますが、最近だともっと少なくなっていて30人くらいかもしれません。それぐらい少なくなっていて、後継者不足に悩まされています。

鬼師さんのお仕事の幅は広がっている

    • 鬼瓦の作成技術はとてもレベル高いので、その技術力を活かしたお仕事もあるとのこと。確かに、石川商店が提案する「ペットのお墓」も、瓦を屋根の機能としてではなく、「長持ちする」「時間の流れを感じる」など素材の特徴を活かしたものです。鬼師さんの技術は「機能性」だけではなく「造形美」にも活かされています。

石川:鬼師さんが作る鬼瓦の需要は残念ながら減っています。それはある意味仕方がないことですが、鬼師さんも仕事の裾野を広げる一環として、その能力をいかして瓦でいろんなものを作る職人さんもいらっしゃいます。

例えば、地方とコラボして地元の「ゆるキャラ」を瓦で作るなど、屋根用ではない瓦の造形物を作られていますね。鬼師さんは厚生労働大臣が表彰する「現代の名工」に選ばれることもあり、地方で表彰される人もいます。その関係で「地元の名工✕地元のゆるキャラ」というコンセプトで記念品が作られたのではないかなと思います。そういったものが地元の道の駅なんかで販売されています。

参考:現代の名工 県内3人 : ニュース : 愛媛 : 地域

あと最近だと、鬼師さんと瓦業界全体で取り組んだ活動として、アニメ「鬼滅の刃」とのコラボもありました。

引用元:鬼滅の刃と鬼師の「鬼コラボ」イベントが開催!限定グッズも登場【愛知】
※こちらのイベントは2021年1月29日で終了しています。

「鬼」というキーワードで共通点もあって、面白い取り組みですよね。瓦を屋根素材としてだけではなく、置物やオブジェのようなものの一素材として認識されることで、可能性が広がりそうだなと思います。他のインテリアや、食器にも使うようなところも出てきています。基本は陶器なので、お皿、コップ、熱に強いの灰皿などですね。

【ペットのお墓:裏話】実は鬼師さんに制作をお願いするのは大変だった

  • ここまでのお話を聞いている限り、筆者は石川商店が考案する「ペットのお墓」は鬼師さんにとって良い案件でもあるのではないかと思いました。ですが、実際にはそんな簡単な話ではなかったとのことです。

石川:ただでさえ少ない鬼師さんですが、なかなかOKしてもらえる人が居なくて5人目くらいでやっとOKしてくれる職人さんに出会えました。だいたい断られています。

理由は様々ですが、気持ち的に「ペットの骨を混ぜている」という部分が嫌だという方もいらっしゃいました。あと、お寺とか使うような鬼瓦を何ヶ月もかけて作るような人達に、「粘土に異物をまぜて作ってくれ」となると、「どうなるか分からないからやりたくない」みたいなこともありましたね。

粘土をこねる機械があるんですけど、その機械が壊れてしまうのではないか?と心配される声もあったのですが、依頼者のお客様ご自身に粘土と遺骨を混ぜてもらうことにしたのでその問題は解決しました。

まだまだ今のところは形になっていないので、良いイメージが少ないかもしれませんね。ただ、もしこういった商品が世の中に認知され、「ペットのお墓」を作ってる人達は鬼師さんだと知ってもらえると、鬼師さんの紹介にもなり後継者の育成にまでつながっていくと嬉しいなと思っています。

そういった意味でも、「ペットのお墓」を誰かに求められるものにしていきたいですね。

 

まとめ:「ペットのお墓」について、ご意見・ご感想お待ちしています

ペットのお墓は、ペットロスに悩む人や、しっかりとペットを弔うことで命の大切さを実感してもらえる機会を作るのが本来の目的です。そういった本来の目的を果たしつつ、関わってくれる鬼師さん達にも良い影響が生み出せたらいいなと思いました。

ペットのお墓については、いろいろな意見が出てくるかと思います。すべて改善できるかはわかりませんが、できるだけ取り除けるように考えたいので、忌憚なくご意見をいただければ幸いです。

また、実際にペットのお墓を作ってみたいとお考えの際も、石川商店までお気軽にご相談ください。

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