Q.スレート屋根のメンテナンスとリフォームの違いは？ A.機能の維持か追加

この記事の動画はこちら。

メンテナンスとリフォームの違いは、機能の維持か追加

機能の維持がメンテナンスで、機能の追加がリフォームです。

屋根の機能でいちばん大切なのは防水性です。

防水性を維持するのが屋根のメンテナンスで、防水性以外の機能を追加するのが屋根のリフォームという訳です。

メンテナンスは必ず必要ですが、リフォームは必ずしも行う必要はないことになります。

防水性が維持されていれば、住むのに問題はないからです。

くわしくはこちらの記事で確認できます。

屋根のメンテナンスとリフォームの違いを理解し、押し売りや詐欺を予防

スレート屋根のメンテナンス

ではスレート屋根のメンテナンスとは具体的にどんな方法があるのでしょうか。

・５年おきのひび割れ修理
・築１５年での棟交換
・築３０年での葺き替え

この３つの方法がスレート屋根のメンテナンスです。

３つのメンテナンス方法のくわしい内容はこちらの記事で確認できます。

Q.スレート屋根の修理方法は？ おすすめ修理で安心に費用を節約

スレート屋根のリフォーム

ではスレート屋根のリフォームとは具体的にどんな方法があるのでしょうか。

塗装

屋根塗装はリフォームです。

・デザイン変更
・遮熱性
・訪問販売よけ

この３つの機能を追加するのでリフォームになります。

太陽光パネル、ソーラー設置

ソーラー設置もリフォームです。

発電

機能を追加するのでリフォームになります。

応急処置と修理の違いは、再工事の必要有無

リフォームとメンテナンスと同様に、ごちゃごちゃになりそうなのが、応急処置と修理の違いです。

応急処置は、再工事が必要な一時的な工事のことです。

修理は、再工事がいらないちゃんとした工事のことです。

台風でスレート屋根のてっぺんの棟板金が飛んでしまったときに、ブルーシートをかけるのは応急処置、棟の交換工事をするのは修理です。

ちなみに、修理は工事の一種で、工事と施工は同じです。

応急修理はややっこしいですが、応急処置と同じで再工事が必要という認識でいいでしょう。

まとめ： メンテナンスとリフォームの違いは、機能の維持か追加

今回の話をまとめると、

スレート屋根の場合

1. 防水性の維持がメンテナンス
2. メンテナンスは必ず必要
3. リフォームは必ずしも行う必要はない

ということになります。

スレート屋根材の修理方法や相場一覧

コロニアルやカラーベストなどのスレート屋根材の修理の方法や金額、価格、費用などの相場感についてのご相談がとても多いです。

工事時期の目安やおすすめの修理方法と費用をまとめました。

カバー工法は、一般的にスレート修理の万能薬のように使われています。
石川商店では、あまりおすすめしていません。
ウヤムヤな工事になりがちだし、費用もそんなに安くないからです。
詳しくはこちらの記事で確認できます。

スレート屋根材のカバー工法『 費用が安い 』は本当か？【実際の見積り公開】

最終的にかかる費用や修理内容の決定には、あと何年いまの家に住みたいかが重要です。
このあたりはご家族との相談も必要になってきます。この機会にじっくりと話し合いましょう。

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石川 弘樹

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