天井のシミは雨漏り?結露?原因は「雨の日に起きるかどうか」でわかります!

石川 弘樹
石川 弘樹
  • 梅雨もだいぶ近づいてきました。屋根の点検はお済みですか?

    みなさん、こんにちは。

    屋根大好き石川商店三代目、石川弘樹です。

     

    さて、こんな経験がありませんか?

     

    雨が降っていないのに、

    天井から水がポチャン。

     

    雨漏り?もしかして2階のトイレから水漏れ?

    いやいや、ネズミ?オバケ?

     

    と、悩みを巡らせてしまったことはありませんでしょうか。

     

    実は、その水は「結露」が原因かもしれません。

     

    今回はよくある結露トラブルのケースと、その解決方法をお伝えできればと思います!

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この記事はこんな人におすすめ

雨が降っていないのに天井から水が落ちてきて驚いている方。

新築を立てたばかりなのに、天井に黒カビみたいなシミを見つけてしまった方。

天井のシミの原因が「雨漏り」か「結露」がわからない方。

この記事で伝えたいこと

・「雨漏り」と「結露」の判別法がわかります。

・「結露」ができる原因と、日常的に防ぐための対処法がわかります。

 

これらをきちんと把握することで、屋根業者のとのやり取りもスムーズにいきますよ!

雨漏りはかどうかは「雨が降っている」状態で見極める。

まず、大前提としてお伝えしたいのは、

「雨漏りは、雨が降っている日に起きる。」

ということです。

 

実際に、石川商店でお客様から「雨漏りが起きているから来てほしい。」と依頼された時に、

もし当日「雨」が降っていなく、雨の人同じ条件で「試験、調査」をご希望の場合は、

「散水試験」を行います。

 

 

「雨漏り」かどうかは見ただけではわからない。「散水試験」が有効です。

「散水試験」とは、屋根から水を撒いて実際に雨の日と同じ状況を作り出す試験のことです。

 

なぜなら、

「雨漏りの原因は外から見ただけでは、わかりにくいことがある」からなんです。

 

一言で「雨漏り」と言っても、

「屋根の経年劣化」からくる雨漏り。

「壁の断熱材から染み込んでくる」雨漏り。

「天窓」からくる雨漏り。

「屋上をDIYした時に床を貫いたことが原因」の雨漏り。

 

など、水の通り道として予測できる部分がたくさんあります。

 

なので、散水試験ではお客様宅の水道をお借りすることもあるかもしれません。

 

「調査」の説明なしで雨漏り工事の契約を進めてくる業者は詐欺の疑いあり。

むしろ怖いのは、

「調査をせずに工事を進めようとする業者」です。

 

 

上記のように、「雨漏り」かどうか。そして、「雨漏りの原因」は調査をしないとわかりません。

 

それを、調査なしでとにかく工事を早くやろうとする業者は、欠陥工事をしてしまう恐れがあります。

 

もちろん早く「雨漏り」を止めたい気持ちはわかります。

ただ、急がば回れ!

 

 

ここまで「散水調査」は必ずやる!

みたいなことを書いてきましたが、散水調査は、費用が別途かかるので、ご希望の方におこなっています。

また、「天窓まわり」だけは石川商店では、散水調査はしません

 

なぜなら雨漏りを誇大に見せることができ、押し売りにつながる可能性が大きいからです。

詳しくはこちら、

天窓の雨漏り。修理やDIYでの『 NG 』事例集【ベスト3】

 

まとめると、

雨漏りについて修理を依頼する場合は、点検について説明があるところに頼みましょう。

結果的にそれがいちばん、費用対効果が高いです。

 

晴れた日でも、家の中からシミがでたら「結露」を疑う。

上記のような調査をしても、家の中の状態が全く変わらなかった場合。

 

散水試験の結果、シミが大きくならなかったり、水が落ちてこなければ、

それは「結露」が原因になっている場合があります。

 

「結露」は室内と室外の温度差が原因で起こる。

 

結露の原因は「空気の温度差」によって起きます。

 

空気の特徴として、

 

暖かい空気は「水分を含みやすい。」

冷たい空気は「水分を含みづらい。」

という特徴があります。

 

雨がふる仕組みと一緒ですね。

 

参照:http://www.kumorinochihare.net/ame.html

 

暖められた水は蒸気(水をたくさん含んだ空気)となって上空に上り、

上空で冷やされた蒸気が、雲となり、最後には雨になって降ってきます。

 

これと同じことが、部屋の内部で起きているということですね。

 

結露が起きやすい場所その1)「天窓」も含む外気と触れやすい「窓」のまわり。

一番わかりやすいのは「窓」周り。

 

特に「雨漏り」と誤解しやすいのが「天窓」の結露によって落ちてくる水滴。

とくに、天窓周りは外気の影響を受けやすく、温度差ができやすいため、結露が起きやすい部分でもあります。

 

結露が起きやすい場所その2)「換気工事」に不備がある屋根裏。

厄介なのはこちらの場合。

「ウチは立てたばかりの新築で、高気密住宅だから外気の影響は受けづらいって言われたのに?」

というお宅でも、この可能性はあります。

 

一言で言うと、施行ミスの可能性もあります。

 

実は、高気密住宅といえど、空気には湿気があります。

この湿った空気を、屋根裏から換気できる仕組みが「棟換気」なのですが、

施工の時点でこれがきちんとなされていない場合があります。

 

そうすると、屋根裏に湿気がたまり、

空気が冷えやすい金属部分。特にネジ周りなどに結露が生まれることがあります。

 

 

こちらの記事で詳しく書かせていただきました。

天井の黒いシミは雨漏り? 屋根裏で「 結露 」が起きている可能性も

 

この場合は、まずは屋根裏を調査してみなければわかりません。

 

実は、「棟換気」の穴を空ける作業については、新築工事の場合、穴を空けるのは大工さんで、棟換気をつけるのは屋根屋ということがあります。

家を立てる時に「棟換気」はどちらがやるか、という話し合いがちゃんとなされていないと、穴が空いていないので、換気がされていない可能性もあるので、注意が必要です。

 

 

天井の黒いシミ、屋根裏の結露は、棟換気で解決

結露の原因は、空気中の水分です。

 

部屋の空気は、窓をあければすぐに換気ができますが、屋根裏だとそうはいきません。

屋根裏の結露トラブルは、屋根屋さんに相談しましょう。

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創業75年、屋根専門石川商店の三代目。石川弘樹(いしかわひろき)です。
20141125_profile_01
【継続は力なり】
禁煙2009年〜、ダイエット2010年〜、禁酒2017年1月〜、筋トレ2018年6月〜、禁チョコ爆食い2018年12月〜、ダイエット2019年1月〜、ストレッチ2020年1月〜
【資格】
1級かわらぶき技能士、瓦屋根工事技士、全日本瓦工事業連盟認定 瓦屋根診断士、全日本瓦工事業連盟認定 耐震化講師、耐震プランナー、増改築相談員、古民家鑑定士、ホームインスペクター(住宅診断士)、ジュニアリフォームソムリエ、リフォームスタイリスト1級、リフォーム提案士、ライフスタイルプランナー
【趣味】
ワンピース(マンガ)
【目標】
瓦割り世界大会初代チャンピオン
【ブーム】
筋トレ
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